マーベル スパイダーマン

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2025年3月2日 (日) 17:58時点における版

マーベル スパイダーマン/Marvel's Spidermanは、ユニバースビヨンドの本流のセット。2025年9月19発売予定。キャッチコピーは「フレンドリーで、アメイジングで、スペクタクル。/Friendly. Amazing. Spectacular」。

概要

アメコミを始めとしたメディア作品「スパイダーマン」シリーズとコラボレーションしたカード・セット。高校生のピーター・パーカー/Peter Parkerは遺伝子変異した蜘蛛に噛まれたことで超人的な身体能力と蜘蛛じみた登攀能力を手に入れる。正体を隠すスーツと蜘蛛糸を射出するウェブシューターを装備した彼はスパイダーマンとして世間の耳目を集める。だが彼が身勝手な行動で逃した強盗犯によって育ての親である叔父のベンジャミン・パーカー/Benjamin Parkarを亡くした時、彼は力に伴う責任の重みに気付き私欲を捨てて力を使う事を決意する。

マーベル作品はマーベル・ユニバースという並行世界の設定を持つが、スパイダーマンは特にその設定を前面に出した作風で有名である。並行世界のスパイダーマンにはピーター・パーカー以外のスパイダーマンやカートゥーン世界で蜘蛛が豚に噛まれた事で変異したスパイダー・ハム/Spider Hamなどがおり、並行世界のスパイダーマンが集合するスパイダーバースという作品も存在する。

• 今作からユニバースビヨンド・セットは独自の枠を廃し、本家マジックと同じデザインのフレームを使用する。偽造防止ホログラムも逆三角形ではなく本家と同じ楕円になる。
• 既存の本流のセットと異なり、今回は付随する統率者戦用セットは発売されない。

ブースター・ファン

プレイ・ブースターやコレクター・ブースターからは通常版と異なるイラストや枠を持つボーダーレス版やショーケース・フレーム版のカードが出現することがある。

エターナル・リーガル・カード

プレイ・ブースターからは独自のエキスパンション・シンボル(マーベルのロゴ)とセット・コードMARのカードが出現する場合がある。これらはリミテッドや統率者戦やエターナルでのみ使用可能であり、スタンダードでは使用できない。またコレクター・ブースターやScene Box製品はまた別のエキスパンション・シンボル(スパイダーマンの胸のマーク)とセット・コードSPEを持つカードが封入されており、これも同様にエターナル専用である。

製品ラインナップ

プレイ・ブースター

パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック。

封入内容は以下のマジックのカード14枚+特殊カード1枚。

• フォイル仕様のいずれかの稀少度のカード1枚。
• レアか神話レアのカード1枚。
• いずれかの稀少度のカード1枚。
• アンコモンのカード3枚。
• コモンのカード7枚(1枚が一定の確率でMARカードに置換されると思われる)。
• 基本土地カード1枚。
• アート/両面トークン・カードいずれか1枚。

コレクターブースター

主にブースター・ファンやプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。

封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。

• フォイル仕様のブースター・ファンのレアか神話レア1枚。
• MARカード1枚。
• ブースター・ファンのレアか神話レア2枚。
• フォイル仕様のレアか神話レア1枚。
• フォイル仕様のアンコモン4枚。
• フォイル仕様のコモン5枚。
• フォイル仕様の基本土地カード1枚。
• フォイル仕様の両面トークン・カード1枚。

バンドル(日本語版なし)

以下の内容が封入された大型商品。

• プレイ・ブースター×9。
• フォイル仕様の基本土地カード15枚。
• 基本土地カード15枚。
• 通常とは異なるイラストのフォイル版プロモーション・カード。
• 大型スピンダウンライフカウンター。

マーベル スパイダーマン Scene Box(日本語版なし)

3x2で繋げると1枚の大判イラストになるカード入りのセット。独自の製品でありシーン・カードはスタンダードでは使用できない。

封入内容は

• フォイル仕様のボーダーレス・シーン・カード6枚。
• シーン・カードのイラストのみのアート・カード6枚。
• 『マーベル スパイダーマン』プレイ・ブースター×6。
• ディスプレイ用イーゼル。

ウェルカム・デッキ

WPN加盟店舗で初心者に配布される入門者用デッキ。各色に対応した5種類が存在する。

• 30枚のハーフデッキ2組。片方はデッキボックスの色、もう片方は他4種類からランダムに封入される。
• 説明カード2枚。
• デッキボックスとして使える外箱

主な開発スタッフ

• Corey Bowen(展望デザイン・チーム&セット・デザイン・チームリーダー)^[1]

その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。

公式特集ページ

製品情報

• マジック：ザ・ギャザリング『マーベル スパイダーマン』(マジック日本公式サイト　製品情報)
• マジック：ザ・ギャザリング『マーベル スパイダーマン』(マジック米国公式サイト日本語版　製品情報)
• 『マーベル スパイダーマン』カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト日本語版)
• マジックの新たな時代を支える基盤(Daily MTG 2024年10月25日)
• 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ(Daily MTG 2024年10月25日)
• Collecting Magic: The Gathering® : Marvel's Spider-Man: A First Look(Daily MTG 2025年3月1日)
• First Look at Spider-Man's Magic: The Gathering Crossover Revealed(ニュースサイトIGN 2025年3月1日)

脚注

1. ↑ Blogatog(Blogatog 2024年10月30日)

参考

• カード個別評価：マーベル スパイダーマン
• カードセット一覧
  • エルドレインの森 - イクサラン：失われし洞窟 - カルロフ邸殺人事件 - サンダー・ジャンクションの無法者 - ブルームバロウ - ダスクモーン：戦慄の館
  • ファウンデーションズ
  • 霊気走破 - タルキール：龍嵐録 - ファイナルファンタジー - 久遠の終端 - マーベル スパイダーマン - アバター 伝説の少年アン