呑気な物漁り/Optimistic Scavenger
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2025年1月25日 (土) 16:06時点における版
クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)
違和感 ― あなたがコントロールしているエンチャント1つが戦場に出るたび、および、あなたが部屋(Room)1つを完全に開放するたび、クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
1/1違和感で任意のクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せる人間・スカウト。
かつてのスタンダードで気前のいい訪問者/Generous Visitorが示した通り、エンチャントというやや癖のある条件ではあるものの、恒久的な強化がついた1マナクリーチャーということでエンチャントにフォーカスしたデッキではとてつもない爆発力を発揮する。カウンターを乗せる先を選べるのも嬉しく、これ自身を強化し2ターン目からクロックを刻んでもよし、回避能力持ちを強化する支援役に回ってもよしと柔軟性が高い。トークンであるエンチャントにも対応するため大玄関/Grand Entrywayで大幅な強化を狙ったり役割をつけつつ素のサイズも上げたりできる点も魅力。素のタフネスが低く特に除去耐性も持たないため定着前に最低限の火力やマイナス修整であっさり死亡する懸念もあるが、どうせ1マナということでテンポ・アドバンテージ面での遅れは取りづらい。クリーチャー・エンチャントを使えば攻め手を一時的にでも減らす心配は無く、登場時のスタンダードの範囲では役割との相性も良好。
登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードではエンチャントを軸とした多様なビートダウンデッキで活躍している。破片魔道士の救出/Shardmage's Rescue、幽霊による庇護/Sheltered by Ghostsと併用され、精体の追跡者/Entity Trackerと組めるアゾリウス・エンチャント、巨怪の怒り/Monstrous Rageと組めるボロスオーラ、変わり種として嵐追いの才能/Stormchaser's Talentや望み無き悪夢/Hopeless Nightmareを孤立への恐怖/Fear of Isolationで使いまわすエスパー・ピクシーといったデッキで採用される。
エンチャントをテーマにしたダスクモーン:戦慄の館のリミテッドでも一定のサイズアップを期待できる。
マジック公式の行弘賢のコラムでは、リミテッドにおける1マナとは思えない性能のシステムクリーチャーとして紹介されている[1]。
- 類似カードについてはクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadのページを参照のこと。
脚注
- ↑ 行弘賢のよくわかる!リミテッド講座 Magic: The Gathering: 2024.10.10 (2025年1月25日閲覧)