対象
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2024年2月22日 (木) 23:31時点における版
対象/Targetとは、呪文や能力が影響を及ぼす、事前に選択されたオブジェクト、プレイヤーのこと。マジックにおいて「対象」は、ルール用語として一般的な意味と異なる特別な意味を持つ。ルールなどの説明でこの用語を用いるときは注意しなくてはならない。
目次 |
解説
- 「[何か]を対象とする。/target [何か]」という記述が文章中に存在する場合、その[何か]を対象とする。
- オーラ呪文の場合、エンチャント能力の指定に従い、その適正なエンチャント先を対象とする。
- ダメージ関連の呪文や能力は、「[何か]を対象とする。/target [何か]」ではなく「1つを対象とする。/any target」、「これでない1つを対象とする。/another target」、「2つを対象とする。/two targets」と書かれているものがある。これらの対象は、プレイヤーかクリーチャーかプレインズウォーカーかバトルでありうる。クリーチャーでないアーティファクトや呪文など、その他のゲーム上のオブジェクトは選択できない。機械兵団の進軍より前に印刷されたカードには「クリーチャーかプレイヤーを対象とする。」「クリーチャーやプレインズウォーカーかプレイヤーのうち1つを対象とする。」と書かれている場合があるためオラクルを参照すること。
このいずれでもない呪文や能力は対象をとらない。「あなた/You」は、そのオブジェクトのコントローラーを指す単語であり、対象をとるということではない。
対象は、呪文ならば唱える際に、起動型能力ならば起動する際に、誘発型能力ならば誘発してスタックに乗る際に決定する。不正な対象を選択することはできない。適正な対象を取ることができない場合には呪文を唱えたり能力を起動したりはできず、誘発してスタックに乗ってもスタックから取り除かれる。手順についての詳細は唱えるの項を参照。
対象が適正であるかどうかは解決時にもチェックされる。対象を必要とする呪文や能力は、解決時にその対象の一部が不適正になっていた場合、残った対象に効果を発生させる(マジックの黄金律)。解決時にその対象の全てが不適正になっていた場合、その呪文や能力は解決されない(いわゆる「立ち消え」)。不正な対象の項も参照。
- 対象が適正かどうかのチェックは上記の時点でのみ行われる。これら以外の場合に対象として適正でなくなっても、そのことが原因で効果が生じなかったり終了したりすることはない。
- 一度選んだ対象は、不適正になっても勝手に変更することはできない。
- 0を含む可変個の対象を取ることのできる呪文や能力が存在する。その場合、1個以上の対象を選んでいるときのみ対象を取る。一方でその呪文や能力は実際の対象の数によらず「対象を取りうる」呪文や能力である。
- 「望む数(好きな数)の○○を対象とする」や「最大○つを対象とする」などと書かれているものがこれに該当する。
- 対象を変更する効果がいくつか存在する。詳しくは対象の変更の項目を参照。
- スタック上にある呪文や能力は、自身を対象とすることはできない(CR:115.5)。よって「対抗呪文/Counterspellに分流/Shuntを使用して対象を対抗呪文自身に変更する」ということは不可能である。
- ただし、対象を分流に変更することは可能である。なぜなら、分流の解決中、まだ分流はスタック上に置かれているからである。
- 対象として適正であれば、解決の際の挙動は考慮する必要は無い。打ち消し呪文を打ち消されない呪文を対象に唱えることは適正である。このような場合、マジックの黄金律にあるとおり「できない」が勝り「実行不可能な指示は無視」されるために、単に解決時に何も起こらないだけである。
- 例えば、打ち消されない呪文を対象に放逐/Dismissを唱えてもよい。その場合、呪文は打ち消せないものの「カードを1枚引く」という処理は実行される。
- 盤面が複雑になると難しく感じてしまうが、「呪文や能力の対象がすべて不適正になっている」「呪文や能力が打ち消されている」「呪文や能力がスタックから直接取り除かれている」のいずれにも該当しない場合は、解決自体は実行されるということを念頭にいれておこう。
複数の対象をとる場合
- オラクルで1つの「Target」を使って対象を取るオブジェクトを示している場合、同じオブジェクトを複数回対象として選んではいけない。(例:暴力的な根本原理/Violent Ultimatum)
- オラクルで複数の「Target」を使って対象を取るオブジェクトを示している場合、それぞれにおいて制限を満たした上で、同じものを複数回対象として選んでもよい。(例:大量破壊/Decimate)
- この方法で同じものを複数回選んだとしても、それは「単一の対象をとる」呪文ではない。
日本語のテキストは翻訳のテンプレートが逐一変更されており、上の違いが分かり難いカードがある。どちらか判断しづらい場合はオラクルを参照するように。
- 2014年11月(統率者2014)現在では、「『[性質]N個(または[性質]N個)』としてまとめられている中で、同じ対象を複数回選ぶことはできない。」が日本語訳のテンプレートである。
- 「クリーチャー2体を対象とする」は同じクリーチャーを対象に取れないが、「クリーチャー1体と、クリーチャー1体を対象とする」は同じクリーチャーを対象に取ることができる。
- 神河物語で現在のルールに変更される前は、どちらの場合であっても同じ対象を複数回選ぶことはできなかった。
対象になるたび
誘発条件として「○○が呪文や能力の対象になるたび」というものがある。
この誘発条件が満たされるのは
- ○○を対象とする呪文が唱えられたり能力が起動されたりしたとき。
- 対象を変更する効果によって呪文や能力の対象が○○に変更されたとき。
- ○○を対象とした呪文や能力のコピーがスタックに置かれその対象がそのままだったとき。
- 呪文や能力のコピーがスタックに置かれその対象が○○に変更されたとき。
のいずれかである(休眠のゴーマゾア/Dormant GomazoaのFAQ)。
- 1つの呪文が同じオブジェクトかプレイヤーを複数回対象に選んでも、能力は1回しか誘発しない(野生の抵抗/Wild DefianceのFAQ)。
- 1つの呪文が複数のパーマネントやプレイヤーを対象に選んだなら、パーマネント1つかプレイヤー1人が対象になることによって誘発する能力はその数だけ誘発する(トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of TrestのFAQ)。
カードによっては「対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび」「インスタント呪文かソーサリー呪文の対象になるたび」「能力の対象になるたび」のように条件がより限定されているので、その場合は適宜読み替えること。
訳語の変遷
「対象」の日本語訳のテンプレートは、オンスロート以降幾度か大幅に変更されている。
オンスロートでの変更
例えば、ショック/Shockのルール文章(当時)は、英語では以下の通りであった。
旧オラクル
Shock (赤)Instant
Shock deals 2 damage to target creature or player.
これを、オデッセイ・ブロックまでは、以下のように訳していた。
旧オラクル
ショック / Shock (赤)インスタント
ショックは、対象のクリーチャー1体か対象のプレイヤー1人に、2点のダメージを与える。
すなわち、英語の「target」の部分をそのまま「対象の」と置き換えただけのものである。
ところが、この訳では「対象のクリーチャー(プレイヤー)」はあらかじめ決められているかのように読めてしまい、「好きなクリーチャー(プレイヤー)を選んで2点ダメージを与える」という意味であることが初心者にわかりづらいという問題が生じていた。
そのため、オンスロート・ブロック以降、訳語が以下のように改められた。
旧オラクル
ショック / Shock (赤)インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。
対象を先に宣言し、元の「target」の部分は「それ」と訳すようにすることで、何を対象とするのかが日本語でもわかりやすくなった。
以上の変更のため、複数の対象を取る場合に「その前者」「その後者」をつけるなど、複雑な変更がなされている場合がある。
クリーチャー — コー(Kor) 兵士(Soldier)
コーの装具役が戦場に出たとき、あなたがコントロールする装備品(Equipment)1つとあなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、その前者をその後者につけてもよい。
2/2インスタント
あなたがコントロールしていない基本でない土地1つと、対戦相手が選ぶあなたがコントロールしてない基本でない土地1つと、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体と、対戦相手が選ぶあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その第1者とその第2者を破壊する。
火山の捧げ物はその第3者に7点のダメージ、その第4者に7点のダメージを与える。
インスタント
望む数の、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを対象とし、4点分をあなたの望むように割り振る。パーマネント2つを対象とする。マグマ・オパスはその前者群にその割り振ったダメージを与える。その後者群をタップする。青赤の4/4のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークン1体を生成する。カード2枚を引く。
(青/赤)(青/赤),マグマ・オパスを捨てる:宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
以上のカードは、いずれもオラクルでは「target」が2回使われているが、日本語版ではコーの装具役/Kor Outfitterに「対象」が1回しか使われていない。
また、この訳語では、超過の注釈文を「『対象の』を『各』に置き換える」と単純に訳すことができないという問題が生じた。よって、日本語版では、変更後のテキストをそのまま書くという対応になった。
ドミナリアでの変更
ドミナリアでのプレインズウォーカーへのダメージ移し替えルール廃止に伴って、英語版はそれまで「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする/target creature or player」としてきた文章を「any target(任意の対象)」に変更したが、日本語の対訳は作られず、「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。」という文章になった。任意の対象の項も参照。
*
Shock (赤)Instant
Shock deals 2 damage to any target.
旧オラクル
ショック (赤)インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。
機械兵団の進軍での変更
機械兵団の進軍で新たにダメージを与えうるオブジェクトであるバトルが追加されたため、日本語版は任意の対象の訳語を「1つを対象とする。」に変更した。
その他
ラヴニカ:ギルドの都でディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomistのために対象として領域が追加されたが、その後領域を対象に選ぶカードは登場せず、2018年10月の総合ルール変更&オラクル変更でシアクーのオラクルが変更されることと合わせて領域は対象から外された。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 115 対象
- 115.1 呪文や能力の一部は、そのコントローラーに1つかそれ以上の対象を選ばせる。対象とは、その呪文や能力が影響を及ぼす、オブジェクトやプレイヤーである。それらの対象は呪文や能力をスタックに積む行程の一部として宣言される。対象は、他の呪文や能力によって指示されない限り、変更することはできない。
- 115.1a インスタント・呪文やソーサリー・呪文は、その文章中に「[何か]を対象とする/target [something]」という表記がある場合、対象をとる。この[何か]とは、オブジェクトやプレイヤーを示す表現でなければならない。対象の選択は、呪文を唱える際に行う。rule 601.2c 参照。(インスタントやソーサリーの文章内にある起動型能力や誘発型能力が「対象/target」の語を用いていたとしたら、その呪文ではなく能力が対象をとる。)
- 115.1b オーラ・呪文は、必ず、対象を取る。オーラの対象は、エンチャントのキーワード能力によって規定される(rule 702.5〔エンチャント〕参照)。対象の選択は、呪文を唱える際に行う。rule 601.2c 参照。オーラ・パーマネントは対象を取らない。オーラ・呪文だけが対象を取る。(オーラ・パーマネントの起動型能力や誘発型能力は対象を取ることがあり得る。)
- 115.1c 起動型能力は、「[何か]を対象とする/target [something]」という表現で影響を及ぼすものを特定している場合、対象をとる。この[何か]とは、オブジェクトやプレイヤーを示す表現でなければならない。対象の選択は、能力を起動する際に行う。rule 602.2b 参照。
- 115.1d 誘発型能力は、「[何か]を対象とする/target [something]」という表現で影響を及ぼすものを特定している場合、対象をとる。この[何か]とは、オブジェクトやプレイヤーを示す表現でなければならない。対象の選択は、能力をスタックに積む際に行う。rule 603.3d 参照。
- 115.1e 装備や接合などキーワード能力の一部は、対象を取る起動型能力や誘発型能力を意味している。また、変容などキーワード能力の一部は、呪文に対象を取らせるようにする。それらの場合、「[何か]を対象とする」という表現はその能力そのものには表記されていないが、キーワード能力のルールに記載されている。(キーワードの注釈文にもしばしば「対象/target」の語が含まれている。)rule 702〔キーワード能力〕参照。
- 115.2 呪文や能力の対象としては、通常、パーマネントだけが適正である。この例外は、(a) その呪文や能力が他の領域にあるオブジェクトやプレイヤーを対象にできると明記されているときと、(b) 呪文や能力のように戦場に存在することがありえないオブジェクトを対象とするときだけである。rule 115.4 参照。
- 115.3 同じ「target」の語で示される中で(日本語版では、「[性質]N個」あるいは「[性質]や[性質]のうちN個」などとしてまとめられている中で)、同じ対象を複数回選ぶことはできない。複数の対象群がある場合、同一のオブジェクトやプレイヤーを(条件を満たしているなら)それぞれ1回ずつ対象に取ることができる。この規定は、呪文や能力の対象を選ぶときと、呪文や能力の対象を変更したり新しい対象を選んだりするとき(rule 115.7 参照)の両方に適用される。
- 115.4 ダメージ関連の呪文や能力の中に、「target [something]」ではなく、「any target」や「another target」、「two targets」などを取るものがある。これらの対象は、クリーチャーかプレイヤーかプレインズウォーカーかバトルである。クリーチャーでないアーティファクト、あるいは呪文など、その他のゲーム上のオブジェクトは選択できない。日本語版では、それらは「Nつを対象とする。」あるいは「任意の数を対象とする。」といった表現になっている。
- 115.5 スタックにある呪文や能力は、それ自身の対象としては不適正である。
- 115.6 対象を取りうる呪文や能力には、0個の対象を選べるものもある。そのような呪文や能力も対象を取りうる呪文や能力ではあるが、1個以上の対象を選んでいるときのみ対象を取る。
- 115.7 呪文や能力の効果を変更することを認める効果や、呪文や能力の対象を新しく選ばせる効果が存在する。
- 115.7a 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「その(それらの)対象を変更する/change the target(s)」場合、呪文や能力の対象は、他の適正な対象にだけ変更できる。対象を変更できない場合、元の対象がすでに不適正になっていたとしても、元の対象がそのまま対象 になったままになる。対象すべてを適正な別の対象に変更できない場合、それらの対象はすべて変更されずに元のまま残る。
- 115.7b 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「対象1つを変更する/change a target」場合、rule 115.7a の記載に従うが、対象の中の(すべてを変更するかまったく変更しないかを選ぶのではなく)1つだけを変更することができる。
- 115.7c 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「任意の対象を変更する/change any targets」場合、rule 115.7a の記載に従うが、対象の中の(すべてを変更するかまったく変更しないかを選ぶのではなく)任意の一部を変更することができる。
- 115.7d 効果によってプレイヤーが呪文や能力について「新しい対象を選ぶ/choose new targets」場合、そのプレイヤーはその現在の対象のうち望む数を、それが不正な対象であったとしても、そのままに残しておいてもよい。プレイヤーが新しく選んだ対象は適正でなければならないし、そのままに残してある対象を不適正にするものであってはならない。
- 115.7e 呪文や能力の対象を変更したり新しい対象を選んだりする場合、その変更が適正かどうかを判断するためには最終的に定められた対象だけを評価する。
- 115.7f 呪文や能力は、1つ以上のものを対象として(ダメージやカウンターなどの)効果を「分割/divide」したり「分配/distribute」したりすることがある。その種の呪文や能力のための対象を変更したり新しく選んだりする場合、元の分割を変更することはできない。
- 115.8 モードを持つ呪文や能力は、モードごとに異なった対象の取り方をする場合がある。モードを持つ呪文や能力の対象を変更したり新しく選んだりする効果には、そのモードは変更されない。(rule 700.2 参照)
- 115.9 オブジェクトの中には、他の呪文や能力が対象を取るかどうかを見るものがある。文章によって、それがチェックするのは対象の現在の状態であるか、あるいは選ばれた時点での状態であるか、その両方を見るかが違う。
- 115.9a 「[数]の対象を持つ[[[呪文]]や能力]/[spell or ability] with [a number of] targets」を見るオブジェクトは、その呪文や能力がスタックに積まれた時点で合計何回オブジェクトやプレイヤーが対象として選ばれたかを数える。現時点で適正である対象の数を数えるのではない。同一のオブジェクトやプレイヤーが複数回対象として選ばれていた場合、それぞれを別々に数える。
- 115.9b 「[何か]を対象とする[[[呪文]]や能力]/[spell or ability] that targets [something]」を見るオブジェクトは、その呪文や能力の対象がその時点でどうなっているかを見る。対象にしたオブジェクトが元あった領域に存在し、あるいは対象にしたプレイヤーがまだゲームに残っているのであれば、その対象がその呪文や能力にとって不適正になっていたとしても、その現在の情報を用いる。オブジェクトがその領域 になくなっていたり、プレイヤーがゲームに存在しなくなっているのであれば、その対象は無視され、最後の情報は用いられない。
- 115.9c 「[何か]のみを対象とする[[[呪文]]や能力]/[spell or ability] that targets only [something]」は、その呪文や能力がスタックに積まれたときにいくつの異なったオブジェクトやプレイヤーを対象として選んだか(その後対象を変更する効果によって変更されたものも含む)を数える。現時点で適正である対象の数を数えるのではない。その数が1であれば(その呪文や能力が同一のオブジェクトやプレイヤーを複数回対象にしていても)その呪文や能力の対象は、rule 115.9b に書かれている通りにチェックされる。
- 115.10 呪文や能力は、対象にしていないオブジェクトやプレイヤーに影響を及ぼすことがある。一般に、その種のオブジェクトやプレイヤーは呪文や能力の解決時まで選択されない。rule 608〔呪文や能力の解決〕参照。
- 115.1 呪文や能力の一部は、そのコントローラーに1つかそれ以上の対象を選ばせる。対象とは、その呪文や能力が影響を及ぼす、オブジェクトやプレイヤーである。それらの対象は呪文や能力をスタックに積む行程の一部として宣言される。対象は、他の呪文や能力によって指示されない限り、変更することはできない。
- 115 対象