オーガ
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2024年1月8日 (月) 15:19時点における版
オーガ/Ogreは、クリーチャー・タイプの1つ。
初出はリミテッド・エディションの灰色オーガ/Gray Ogre。神河ブロックでは「大峨」として結構な数が登場した。
基本的に赤または黒で、白や緑にも多少存在する。青を含む多色にも存在するため、多色を含めれば全色に存在することになる。
その多くが3~5マナで、攻撃的なものが多い。
部族カードは存在しないが、神河ブロックのオーガは鬼(デーモン)を信仰しているという設定からデーモンとのシナジーを持つ。烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiはオーガとデーモン両方に関連した能力を持つ土地カードである。
オーガ・トークンを生成するカードに崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs、グレンゾの反論/Grenzo's Rebuttal、貴顕廊一家への入団/Join the Maestrosがある。
反転カードを含め伝説のオーガはニューカペナの街角統率者デッキ現在12体存在する(「伝説の(Legendary)・オーガ(Ogre)」でWHISPER検索)。
ストーリー
オーガはファンタジーの一般的なイメージでは「人食い鬼」とされる。マジックのオーガは筋肉質の肉体と鋭い牙が特徴。様々な次元/Planeに存在を確認でき、そのほとんどは粗暴で知能が低い種族とされる。中には魔法を使ったり知能が高い個体も存在する(オーガのシャーマン/Ogre Shamanやオーガの学者/Ogre Savant)ほか、次元によっては人間/Humanと同等かそれ以上の知能・文明を有していることも。
地獄料理書/The Underworld Cookbookによると、オーガの爪先は非常に美味いらしい。
- ミラディン/Mirrodin
- ミラディンのオーガは他の次元のそれと大きく容姿が異なり、爬虫類のような肌を持ち首がない寸胴な体型、頭頂部から背中を覆う金属質の殻、眼がなく口だけのような顔に四本指と異形の身体を持つ。
- 神河/Kamigawa
- この次元では「大峨(おおが)」と称されている。「鬼/Oni」と呼ばれるデーモン/Demonへの独自の信仰を持っており、それを受け入れられない者は他の者から迫害・追放され、隠遁生活を強いられるという。大喰らいで愚鈍な種族のイメージと違い、神河の大峨は1000年以上も長生きし、人間を上回る知性と魔法の力を持っているものも珍しくない。血と暴力を好む凶暴な性格は、それでも失っていない。
- アラーラ/Alara
- グリクシス/Grixisの断片/Shardに棲むオーガは不治と呼ばれる呪いに侵されており、アラーラの断片ブロックに登場するオーガはゾンビかミュータントで純粋なオーガは存在しなかった。後に登場した大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielderはグリクシス出身のオーガながら、その変異の呪いを安定化させることに成功している。
- シャンダラー/Shandalar
- かつてオナッケ/Onakkeという文明を築いた種族。芸術的技巧の才能を有し、建築技術も発達していたことが窺える。現在は絶滅しているが、オナッケの地下墓地/Onakke Catacombには今も彼らの霊魂が留まっている。