勝利条件
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
7行: | 7行: | ||
また、上記の3に該当する[[カード]]を「勝利条件カード(alternate win condition cards)」と俗称する。 | また、上記の3に該当する[[カード]]を「勝利条件カード(alternate win condition cards)」と俗称する。 | ||
− | *[[敗北条件]]カードと比べ、勝利条件カードの登場はやや遅い([[ | + | *[[敗北条件]]カードと比べ、勝利条件カードの登場はやや遅い([[アン・カード]]の[[The Cheese Stands Alone]]が初)。 |
*[[デッキ]]の構築権がプレイヤーに委ねられる[[トレーディングカードゲーム]]の中でも、元祖である[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]は、際立って勝利条件・勝利方法が多彩である。「[[対戦相手]]の[[ライフ]][[失う|喪失]]による勝利」1つを取ってみても、その手段は[[クリーチャー]]による[[ダメージ]]でも構わないし、[[X火力]]であってもいい。ライフ喪失以外の勝利条件も千差万別あり、[[ライブラリーアウト]]でもよいし、特定のカードの効果による勝利条件を目指すデッキも数多い。 | *[[デッキ]]の構築権がプレイヤーに委ねられる[[トレーディングカードゲーム]]の中でも、元祖である[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]は、際立って勝利条件・勝利方法が多彩である。「[[対戦相手]]の[[ライフ]][[失う|喪失]]による勝利」1つを取ってみても、その手段は[[クリーチャー]]による[[ダメージ]]でも構わないし、[[X火力]]であってもいい。ライフ喪失以外の勝利条件も千差万別あり、[[ライブラリーアウト]]でもよいし、特定のカードの効果による勝利条件を目指すデッキも数多い。 | ||
**このため、英語圏では[[コントロールデッキ]]の[[フィニッシャー]]など、勝利条件を満たすためのカード全般をひっくるめて「win(ning) condition」あるいは略して「wincon」と呼ぶ場合がある。日本語の「勝利条件」がこちらの用法で使われることはほぼなく、「勝ち手段」などと表現されることが多い。 | **このため、英語圏では[[コントロールデッキ]]の[[フィニッシャー]]など、勝利条件を満たすためのカード全般をひっくるめて「win(ning) condition」あるいは略して「wincon」と呼ぶ場合がある。日本語の「勝利条件」がこちらの用法で使われることはほぼなく、「勝ち手段」などと表現されることが多い。 | ||
14行: | 14行: | ||
==勝利条件カード一覧== | ==勝利条件カード一覧== | ||
※'''[[ニューカペナの街角]]'''<!-- ←ここを更新する際、セットの見落とし(特に統率者セットなどの特殊セット)がないか必ず確認してください。 -->まで対応 | ※'''[[ニューカペナの街角]]'''<!-- ←ここを更新する際、セットの見落とし(特に統率者セットなどの特殊セット)がないか必ず確認してください。 -->まで対応 | ||
− | <!-- | + | <!--登場順。アン・カード等は下部へ --> |
*[[天界の収斂/Celestial Convergence]] | *[[天界の収斂/Celestial Convergence]] | ||
*[[合同勝利/Coalition Victory]] | *[[合同勝利/Coalition Victory]] | ||
47行: | 47行: | ||
*[[Proposal]](イベント+記念カード) | *[[Proposal]](イベント+記念カード) | ||
− | *[[The Cheese Stands Alone]]([[ | + | *[[The Cheese Stands Alone]]([[アン・カード]]) |
− | *[[Now I Know My ABC's]] | + | *[[Now I Know My ABC's]](アン・カード) |
− | *[[運良く/As Luck Would Have It]] | + | *[[運良く/As Luck Would Have It]](アン・カード) |
− | *[[Princess Twilight Sparkle]] | + | *[[Princess Twilight Sparkle]](アン・カード) |
− | *[[Topdeck the Halls]] | + | *[[Topdeck the Halls]](アン・カード) |
*[[The Cinematic Phoenix]]([[Heroes of the Realm]]) | *[[The Cinematic Phoenix]]([[Heroes of the Realm]]) | ||
73行: | 73行: | ||
*[[碑出告が全てを貪る/Hidetsugu Consumes All]] | *[[碑出告が全てを貪る/Hidetsugu Consumes All]] | ||
− | *[[カウント男爵/Baron Von Count]] | + | *[[カウント男爵/Baron Von Count]](アン・カード) |
また、直接の勝利ではないが、一種の勝利条件としてデザインされているカードもいくつかある。 | また、直接の勝利ではないが、一種の勝利条件としてデザインされているカードもいくつかある。 |
2022年12月21日 (水) 18:05時点における版
勝利条件 (Win Condition)とは、ゲームに勝利するための条件のことである。
あるプレイヤーが以下のいずれかの条件を満たした場合、そのプレイヤーの勝利でゲームは終了する。
また、上記の3に該当するカードを「勝利条件カード(alternate win condition cards)」と俗称する。
- 敗北条件カードと比べ、勝利条件カードの登場はやや遅い(アン・カードのThe Cheese Stands Aloneが初)。
- デッキの構築権がプレイヤーに委ねられるトレーディングカードゲームの中でも、元祖であるマジックは、際立って勝利条件・勝利方法が多彩である。「対戦相手のライフ喪失による勝利」1つを取ってみても、その手段はクリーチャーによるダメージでも構わないし、X火力であってもいい。ライフ喪失以外の勝利条件も千差万別あり、ライブラリーアウトでもよいし、特定のカードの効果による勝利条件を目指すデッキも数多い。
- スタンダードで活躍した実戦的な勝利条件カードとしては、機知の戦い/Battle of Witsや副陽の接近/Approach of the Second Sunが挙げられる。
勝利条件カード一覧
※ニューカペナの街角まで対応
- 天界の収斂/Celestial Convergence
- 合同勝利/Coalition Victory
- オデッセイ・ブロックの勝利条件カードサイクル
- ダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor
- 不毛の栄光/Barren Glory
- らせんの円錐/Helix Pinnacle
- メイエルのアリア/Mayael's Aria
- フェリダーの君主/Felidar Sovereign
- 臨死体験/Near-Death Experience
- 研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
- アゾールの雄弁家/Azor's Elocutors
- ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant
- 先端生物学者/Biovisionary
- 迷路の終わり/Maze's End
- 面晶体の連結/Hedron Alignment
- 機械化製法/Mechanized Production
- 副陽の接近/Approach of the Second Sun
- 富の享楽/Revel in Riches
- リリアナの契約/Liliana's Contract
- シミックの隆盛/Simic Ascendancy
- 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
- めでたしめでたし/Happily Ever After
- タッサの神託者/Thassa's Oracle
- 十三嗜好症/Triskaidekaphile
- 光素の泉/Halo Fountain
- Proposal(イベント+記念カード)
- The Cheese Stands Alone(アン・カード)
- Now I Know My ABC's(アン・カード)
- 運良く/As Luck Would Have It(アン・カード)
- Princess Twilight Sparkle(アン・カード)
- Topdeck the Halls(アン・カード)
- The Cinematic Phoenix(Heroes of the Realm)
対戦相手を直接敗北させる以下のカードも勝利条件カードとされることが多い。 → 敗北条件
- 触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable
- 空虚への扉/Door to Nothingness
- 見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen(-7忠誠度能力)
- 十三恐怖症/Triskaidekaphobia
- ゴルゴンの陰謀家、ヴラスカ/Vraska, Scheming Gorgon(-10忠誠度能力)
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer
- ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen(-9忠誠度能力)
- 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God(-8忠誠度能力)
- ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged
- 全てを見通す者、アテムシス/Atemsis, All-Seeing
- 運命の天使/Angel of Destiny
- ストリクスヘイヴンの競技場/Strixhaven Stadium
- ヴォーパル・ソード/Vorpal Sword
- デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Things
- 兇徒の審判/Sinner's Judgment
- 碑出告が全てを貪る/Hidetsugu Consumes All
- カウント男爵/Baron Von Count(アン・カード)
また、直接の勝利ではないが、一種の勝利条件としてデザインされているカードもいくつかある。
- ゴブリン爆弾/Goblin Bomb
- 碑出告の第二の儀式/Hidetsugu's Second Rite
- 霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir
- 星山脈の業火/Inferno of the Star Mounts
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 104 ゲームの終了
- 104.2 ゲームの勝利となる条件がいくつか存在する。
- 104.2a ゲームに残っているプレイヤー1人から見た対戦相手全員がゲームから離れた場合、その残っているプレイヤーの勝ちとなる。これは即座に処理され、そのプレイヤーが勝利できないというあらゆる効果を無視する。
- 104.2b 効果によってプレイヤーの勝ちとなることがある。
- 104.2c チームによる多人数戦においては、少なくとも1人のプレイヤーがゲームに残っているチームから見て他のチーム全てがゲームから離れた場合、その残っているプレイヤーのいるチームの勝ちとなる。勝ちとなったチームのプレイヤーは、そのプレイヤー自身が負けになっていたとしても、全員が勝ちとなる。
- 104.2d 皇帝戦においては、皇帝がゲームに勝ったチームの勝ちとなる(rule 809.5 参照)。
- 104.2 ゲームの勝利となる条件がいくつか存在する。
- 104 ゲームの終了