ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will

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**[[囁き鋼の短剣/Whispersteel Dagger]] - (2)(黒)装備コスト(3)の[[装備品]]が付与する[[サボタージュ能力]]。このターン[[防御プレイヤー]]の墓地のクリーチャーを好きな色マナで唱えられる。([[ゼンディカーの夜明け統率者デッキ]])
 
**[[囁き鋼の短剣/Whispersteel Dagger]] - (2)(黒)装備コスト(3)の[[装備品]]が付与する[[サボタージュ能力]]。このターン[[防御プレイヤー]]の墓地のクリーチャーを好きな色マナで唱えられる。([[ゼンディカーの夜明け統率者デッキ]])
 
**[[影の執筆者/Author of Shadows]] - (4)(黒)クリーチャーになった享楽者の宝物庫。これが戦場を離れても唱えられる上に色マナも自由に支払えるが、唱えられるのはETB時に選んだ土地でない1枚のみ。([[統率者2021]])
 
**[[影の執筆者/Author of Shadows]] - (4)(黒)クリーチャーになった享楽者の宝物庫。これが戦場を離れても唱えられる上に色マナも自由に支払えるが、唱えられるのはETB時に選んだ土地でない1枚のみ。([[統率者2021]])
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**[[沈黙の蜘蛛、琴瀬/Kotose, the Silent Spider]] - (3)(青)(黒)で、戦場を離れると唱えられなくなった影の執筆者。ただしそれと同名のカードを[[外科的摘出/Surgical Extraction]]できる。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[ギサとゲラルフ/Gisa and Geralf]] - (2)(青)(黒)クリーチャーの常在型能力。[[ゾンビ]]・クリーチャーのみ1ターンに1枚ずつだけ墓地から唱えて良い。([[異界月]])
 
*[[ギサとゲラルフ/Gisa and Geralf]] - (2)(青)(黒)クリーチャーの常在型能力。[[ゾンビ]]・クリーチャーのみ1ターンに1枚ずつだけ墓地から唱えて良い。([[異界月]])
 
**[[死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death]] - (2)(黒)(黒)プレインズウォーカーの-3忠誠度能力。このターン、墓地からゾンビを唱えてよい。([[基本セット2019]])
 
**[[死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death]] - (2)(黒)(黒)プレインズウォーカーの-3忠誠度能力。このターン、墓地からゾンビを唱えてよい。([[基本セット2019]])
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**[[ギックスの信奉者、ローナ/Rona, Disciple of Gix]] - (1)(青)(黒)クリーチャーの常在型能力。これのETBで墓地から追放した土地でない[[歴史的]]なカード1枚のみ唱えてよい。([[ドミナリア]])
 
**[[ギックスの信奉者、ローナ/Rona, Disciple of Gix]] - (1)(青)(黒)クリーチャーの常在型能力。これのETBで墓地から追放した土地でない[[歴史的]]なカード1枚のみ唱えてよい。([[ドミナリア]])
 
**[[湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch]] - (2)(青)クリーチャーのタップ能力。墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。([[エルドレインの王権]])
 
**[[湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch]] - (2)(青)クリーチャーのタップ能力。墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。([[エルドレインの王権]])
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**[[将軍、山崎兵子/Heiko Yamazaki, the General]] - (3)(赤)[[侍]]クリーチャー。あなたの侍か[[戦士]]が単独で攻撃するたび、墓地のアーティファクト1枚を対象として、このターン唱えてよい。(神河:輝ける世界)
 
*'''[[見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus]]''' - (3)アーティファクトの常在型能力。[[サイクリング]]を持ち土地でないカードのみ墓地から唱えてよい。サイクリングで墓地に置かれる分には追放されない。(破滅の刻)
 
*'''[[見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus]]''' - (3)アーティファクトの常在型能力。[[サイクリング]]を持ち土地でないカードのみ墓地から唱えてよい。サイクリングで墓地に置かれる分には追放されない。(破滅の刻)
 
*'''[[意志の大魔術師/Magus of the Will]]''' - (2)(黒)クリーチャーの起動コスト(2)(黒)のタップ能力。これ自身を追放することによって、ヨーグモスの意志と同じ効果をこのターン得る。([[統率者2017]])
 
*'''[[意志の大魔術師/Magus of the Will]]''' - (2)(黒)クリーチャーの起動コスト(2)(黒)のタップ能力。これ自身を追放することによって、ヨーグモスの意志と同じ効果をこのターン得る。([[統率者2017]])
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*'''[[ガイアの意志/Gaea's Will]]''' - [[マナ・コストの無いカード]]になったヨーグモスの意思。[[待機]]4-(緑)。([[モダンホライゾン2]])
 
*'''[[ガイアの意志/Gaea's Will]]''' - [[マナ・コストの無いカード]]になったヨーグモスの意思。[[待機]]4-(緑)。([[モダンホライゾン2]])
 
*[[雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore]] - (2)(緑)(青)クリーチャーの常在型能力。[[ライブラリー]]からあなたの墓地に置かれるパーマネント・カードは追放され、それらのみプレイしてよい。([[イニストラード:真紅の契り]])
 
*[[雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore]] - (2)(緑)(青)クリーチャーの常在型能力。[[ライブラリー]]からあなたの墓地に置かれるパーマネント・カードは追放され、それらのみプレイしてよい。([[イニストラード:真紅の契り]])
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*[[詩人、山崎典華/Norika Yamazaki, the Poet]] - (2)(白)侍クリーチャー。あなたの侍か戦士が単独で攻撃するたび、墓地のエンチャント1枚を対象として、このターン唱えてよい。(神河:輝ける世界)
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
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2022年3月6日 (日) 22:38時点における版


Mark Rosewaterをして「最大の過ち」と言わしめた[1][2]マジック史上最強と謳われるカード墓地のカードをここまで自在に操れる呪文は他に類を見ない。

1ターン限定とはいえ、実質的に墓地のカードをすべて手札に加えるような効果によるアドバンテージは、ゲームバランスを崩壊させるに十分なものである。ゲームの後半に撃てば、わずか3マナで10数枚以上のアドバンテージを得るわけで、そのままゲーム終了となることも珍しくない。

このカードの強さはその性質上カード・プールの広さに依存する。軽くて強力な呪文、特に強力なマナ加速手段が多ければそれだけこのカードも強力に変貌を遂げる。当時のスタンダードでは、水蓮の花びら/Lotus Petal暗黒の儀式/Dark Ritualで0マナから唱えることができ、このカードの効果でそれらを使い回すことでフリースペルのような芸当が可能となっていた。ヴィンテージに至ってはBlack LotusMox等の凶悪なマナ・アーティファクトを筆頭に軽くて強烈な呪文が蔓延しているので、単純なカードパワーパワー9をも上回る。ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondとのシナジーも抜群である。

スタンダードでは黒ウィニー黒コントロールの後半の息切れ防止手段といったごく一般的な使い方から、ピットサイクルにおいて5枚目の魂の饗宴/Soul Feastを撃つために使用するなど絡みのデッキでは大抵投入されていたが、カード・プールの狭さのおかげで禁止カード入りは免れた。また、後半ほど強力になる、二度目の使用は効果が薄いなどといった性質から1、2枚挿しが一般的だったので、強力さの割にはシングルカード価格もそこまで高くはなかった。

  • このカードが登場した当時、タイプ1制限カードに指定されていた新たな芽吹き/Regrowthと比較しても、たった1マナ増えただけで墓地のカード全てに手を出せる。このカードがいかに強力かがわかるだろう。
    • 本項冒頭の、「Mark Rosewaterが「最大の過ち」と言った」理由もここにあり、オーバーパワーである事が予想できたにも関わらず作ってしまった事を反省している。
    • むしろ調整の結果さらにシンプルに強くなっており、MaRoのコラムによれば、Mike Elliottがデザインした当初は(1)(黒)(黒)で、もともとの手札はターン終了時まで使えなくなる効果がついていたそうである。

1999年10月1日、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードエクステンデッドタイプ1.5禁止カードに指定される。2004年09月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止となっている。

ルール

旧ルール

主な亜種

あなたの墓地のカードを唱えられる様にするカード。ヨーグモスの意思と同じく使ったカードが追放されるのは太字のみ。唱えられるのがインスタントソーサリーに限るものは瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの項を参照。

脚注

  1. Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その6
  2. M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)

参考

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