沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King
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当時これが採用され辛かった一番の理由は[[多色]]の[[マナ・コスト]]であった。今でこそ3[[色]]以上の[[多色デッキ]]は当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せる[[トーナメント]]レベルの[[土地]]は[[ペインランド]]と[[真鍮の都/City of Brass]]くらいしかなく、かつ[[黒]]・[[青]]の有力[[カード]]が軒並み[[ダブルシンボル]]以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる[[環境]]ではなかったのである。 | 当時これが採用され辛かった一番の理由は[[多色]]の[[マナ・コスト]]であった。今でこそ3[[色]]以上の[[多色デッキ]]は当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せる[[トーナメント]]レベルの[[土地]]は[[ペインランド]]と[[真鍮の都/City of Brass]]くらいしかなく、かつ[[黒]]・[[青]]の有力[[カード]]が軒並み[[ダブルシンボル]]以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる[[環境]]ではなかったのである。 | ||
− | *{{Gatherer|id=1685 | + | *{{Gatherer|id=1685}}は、黒い沼の王らしく極悪そうな格好いい面構え。 |
*かつて、元レベル5[[ジャッジ]][[Jeff Donais]]が現役[[プロプレイヤー]]だった頃、このカードの入ったデッキを[[世界選手権]]に持ち込んだことが知られている。 | *かつて、元レベル5[[ジャッジ]][[Jeff Donais]]が現役[[プロプレイヤー]]だった頃、このカードの入ったデッキを[[世界選手権]]に持ち込んだことが知られている。 | ||
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。再録に際し[[デーモン]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。 | *[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。再録に際し[[デーモン]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。 | ||
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− | '''沼地の王ソルカナー'''/''Sol'kanar the Swamp King''は、元々[[コロンドール/Corondor]]大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。[[ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihada (ストーリー)|ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihada]] | + | '''沼地の王ソルカナー'''/''Sol'kanar the Swamp King''は、元々[[コロンドール/Corondor]]大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。[[ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihada (ストーリー)|ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihada]]により森が不浄な沼地に変化させられると、堕落してこの姿となった({{Gatherer|id=1685}})。 |
− | 以来、ディハーダの下僕として働き、”[[ダッコン/Dakkon#黒き剣|黒き剣/Blackblade]]”を振るう。[[ダッコン/Dakkon]] | + | 以来、ディハーダの下僕として働き、”[[ダッコン/Dakkon#黒き剣|黒き剣/Blackblade]]”を振るう。[[ダッコン/Dakkon]]に打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディハーダに従い続けた。 |
===登場作品=== | ===登場作品=== |
2021年6月21日 (月) 19:44時点における版
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
プレイヤー1人が黒の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。
レジェンドの伝説のクリーチャー。さすが沼地の王というだけはあり、悪魔の角/Demon's Hornを内蔵し、回避能力に沼渡りまでも持つ。さらに、色拘束が強いとはいえ、5マナ5/5とコスト・パフォーマンスも悪くない。レジェンドの伝説のクリーチャーの中ではかなりまともな性能である。
レジェンドやクロニクルがスタンダードで使用可能だった当時、5マナ5/5でボーナス能力2つペナルティ能力なしというのは破格の性能だった。当時の基本クリーチャーであるアーナム・ジン/Erhnam Djinnに一方的に勝て、稲妻/Lightning Boltや恐怖/Terrorで死なないのだから、相当によいスペックである。
当時これが採用され辛かった一番の理由は多色のマナ・コストであった。今でこそ3色以上の多色デッキは当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せるトーナメントレベルの土地はペインランドと真鍮の都/City of Brassくらいしかなく、かつ黒・青の有力カードが軒並みダブルシンボル以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる環境ではなかったのである。
- イラストは、黒い沼の王らしく極悪そうな格好いい面構え。
- かつて、元レベル5ジャッジJeff Donaisが現役プロプレイヤーだった頃、このカードの入ったデッキを世界選手権に持ち込んだことが知られている。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。再録に際しデーモンのクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp Kingは、元々コロンドール/Corondor大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihadaにより森が不浄な沼地に変化させられると、堕落してこの姿となった(イラスト)。
以来、ディハーダの下僕として働き、”黒き剣/Blackblade”を振るう。ダッコン/Dakkonに打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディハーダに従い続けた。
登場作品
- Dakkon Blackblade (ダッコン/Dakkonを主役とするアメコミ)