レベル
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2020年9月25日 (金) 11:14時点における版
レベル/Rebelはクリーチャー・タイプの1つ。「反乱者」の意。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
(X),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量がX点以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後、ライブラリーを切り直す。
(3):あなたの墓地にあるレベル・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
クリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
(3),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が2以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
1/1クリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel) ならず者(Rogue)
プロテクション(緑)
各終了ステップの開始時に、このターン砂丘乗りの無法者が対戦相手にダメージを与えていた場合、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
初出はマスクス・ブロック。リクルートメカニズムを有した部族として黒の傭兵と対を成す白の部族として登場した。オンスロートでは鞭縄使い/Whipcorderが何故か単独で登場した。時のらせんブロックでも数を増やした。
マスクス・ブロックでは黒の反逆者の密告人/Rebel Informer、緑のスカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacherを除き白のクリーチャーだったが、時のらせんブロックでは白と黒に存在する。
最大の特徴は、反乱の輪が広がる様子を再現した「リクルート」と呼ばれる能力で、自分より点数で見たマナ・コストの高いレベルをライブラリーから直接戦場に出すことができる。打ち消されることなく展開できるのでパーミッションに対し有利であり、またインスタント・タイミングで起動できることからパーミッション側が用いるのにも適している。
部族カードは、リクルーターを除けば墓地からライブラリーにレベル・カードを戻せる果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero、墓地から戦場に出すレイモス教の復興論者/Ramosian Revivalist、対抗カードである反逆者の密告人/Rebel Informerと粗暴な抑制/Brutal Suppression。未来予知ではマジック初の部族(カード・タイプ)・カードである静寂の捕縛/Bound in Silenceが登場した。
伝説のレベルはUnsanctioned現在、革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary、果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero、Alexander Clamiltonの3体が存在する。
- 傭兵と比較すると、コストはかかるがリクルートできる範囲が広いレベルのほうが活躍した。またレベルの場合、自分と同じカードをリクルートできるので、このことを利用したコンボもあった。
- マスクス・ブロックが存在した当時のスタンダードやマスクス・ブロック構築では、レベルを中心に据えたリベリオンやカウンターレベルなどのデッキが一世を風靡した。
ストーリー
レベルとは「反乱者」の意。字面だけ読むと「秩序」の色である白であることに違和感があるが、「悪政に立ち向かう者たち」という背景ストーリーを踏まえたものである。
メルカディアン・マスクスでは「メルカディア市/Mercadia Cityに立ち向かうレイモス教団の戦士たち」、ネメシスでは「ラース/Rathの要塞/Strongholdに蜂起した諸種族」、プロフェシーでは「ラトゥーラ/Latullaのケルド/Keld侵略軍と戦うキパム連盟/Kipamu League」が該当する。
時のらせんブロックではまとまったイメージは無く、構築済みデッキ・レベル連合/Rebels Uniteの解説文でも「a ragtag group of scrappy fighters(寄せ集めの戦士の継ぎ接ぎの集団)」と称されている。
- RPGなどで言う「レベル(Level)」とは意味も綴りも発音も違うので注意。
- 反逆者の密告人/Rebel Informerを見ればわかるように、カード名での定訳は「反逆者」である。クリーチャー・タイプでは訳さずにカタカナ表記にしたのは、イメージ優先の苦肉の策であろう。さすがに主人公たちに協力してくれる善玉勢力が「反逆者」では聞こえが悪い。