ゴブリンの戦長/Goblin Warchief
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2018年4月13日 (金) 22:52時点における版
Goblin Warchief / ゴブリンの戦長 (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
あなたがゴブリン(Goblin)呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているゴブリンは速攻を持つ。
赤の戦長はゴブリン。自軍のゴブリンに速攻を与える。ゴブリンデッキをメタの筆頭にまでのし上がらせたカードの1枚。
コストが減って速攻がつくということは、本来より2ターンも早く攻撃できるということである。全体的に軽量なゴブリンが軽くなってもあまり意味がないように見えるが、ゴブリンは色拘束が薄めのものが多いので、2マナ以上のゴブリンはほぼすべてコスト減少の恩恵を受けられる。結果、ゴブリンデッキは異常なまでの高速化を遂げ、ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriverをはじめとするゴブリン軍団が1マナで次々に唱えられ、そのターン中に一斉に殴りかかって10点以上のライフを消し飛ばす、などという光景も珍しくなかった。
レガシーでも引き続きゴブリンデッキを牽引する。ただしコストを無視して直接ゴブリンを戦場に出す能力を持つゴブリンの従僕/Goblin Lackeyと役割が被るため、サイズ修整を与えるゴブリンの酋長/Goblin Chieftainが優先されることも多い。
- これ自身も速攻を得るため、同じ3マナのゴブリンの戦車/Goblin Chariotの立場がない。色拘束が薄いだけである。
- ライフカウンターのイラストにもなった。
- デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013では「あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。」とだけ表記されているものの、速攻が適用されるのは元のカードのとおりゴブリンだけである。
- 2014年1月のオラクル変更により、クリーチャー・タイプに戦士が追加されて「ゴブリン・戦士」になった。
- Mark Zugによる新規イラストと新規フレイバー・テキストで2016年5月のフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードとして配布された。フライデー・ナイト・マジックは基本的にスタンダードのカード・セットのカードからプロモが選ばれるため、異例の1枚である。
関連カード
サイクル
スカージの戦長サイクル。該当するクリーチャー・タイプを持つ呪文のコストを減らし、何らかの恩恵を与える。
- ダールの戦長/Daru Warchief(兵士)
- 霧衣の戦長/Mistform Warchief(イリュージョン)
- アンデッドの戦長/Undead Warchief(ゾンビ)
- ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(ゴブリン)
- クローサの戦長/Krosan Warchief(ビースト)
戦長はテンペストの大メダルとメカニズムが似ているため、イラストには大メダルが描かれている(→Ask Wizards 2005/6/28(Internet Archive)参照)。
参考
- 4月~6月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新(News 2016年3月31日 Blake Rasmussen著)
- Goblin Warchief Avatar (Magic Online Vanguard)
- コスト減少カード
- カード個別評価:ドミナリア - アンコモン
- カード個別評価:スカージ - アンコモン
- カード個別評価:Vintage Masters - アンコモン