感染 (デッキ)

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*[[ミラディン包囲戦]]の[[イベントデッキ]]である[[感染と汚染/Infect & Defile]]は青黒コントロール、[[新たなるファイレクシア]]のイベントデッキである[[内からの腐敗/Rot from Within]]は、[[緑単色デッキ|緑単色]]の感染デッキとなっている。
 
*[[ミラディン包囲戦]]の[[イベントデッキ]]である[[感染と汚染/Infect & Defile]]は青黒コントロール、[[新たなるファイレクシア]]のイベントデッキである[[内からの腐敗/Rot from Within]]は、[[緑単色デッキ|緑単色]]の感染デッキとなっている。
 
*[[エントリーセット]]では、[[ファイレクシアの毒/Phyrexian Poison]]([[黒緑]])・[[荒廃の道/Path of Blight]]([[緑白]])・[[荒れ狂う大群/Ravaging Swarm]]([[緑青]])の3種類がある。
 
*[[エントリーセット]]では、[[ファイレクシアの毒/Phyrexian Poison]]([[黒緑]])・[[荒廃の道/Path of Blight]]([[緑白]])・[[荒れ狂う大群/Ravaging Swarm]]([[緑青]])の3種類がある。
 
 
*[[レガシー]]でも人気のあるデッキである。大きな実績は無いが、(体感的に)「どの大会を見てもひとりはいる」というレポートもあった。
 
*[[レガシー]]でも人気のあるデッキである。大きな実績は無いが、(体感的に)「どの大会を見てもひとりはいる」というレポートもあった。
 
**デッキパーツの大半が[[コモン]]なため安く組めることと、[[コンボデッキ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]を相手にスピードでわかりやすく勝てることが理由と思われる。
 
**デッキパーツの大半が[[コモン]]なため安く組めることと、[[コンボデッキ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]を相手にスピードでわかりやすく勝てることが理由と思われる。
  
 
==ミラディンの傷跡ブロック構築==
 
==ミラディンの傷跡ブロック構築==
 
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[[ミラディンの傷跡ブロック構築]]で活躍したのは[[黒単色デッキ|黒単色]]の[[軽い|軽量]]型で、このタイプが[[プロツアー名古屋11]]でベスト8に入った。
[[ミラディンの傷跡ブロック構築]]で活躍したのは[[黒]][[単色]]の[[軽い|軽量]]型で、このタイプが[[プロツアー名古屋11]]でベスト8に入った。
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{{#card:Plague Stinger}}
 
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{{#card:Piston Sledge}}
 
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定番の[[ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader]]や[[墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus]]に加えて[[疫病のとげ刺し/Plague Stinger]]などの軽量[[感染]][[クリーチャー]]を採用、[[四肢切断/Dismember]]などの[[除去]]で[[ブロッカー]]を排除しつつ[[ピストン式大槌/Piston Sledge]]などの[[装備品]]で[[パワー]]を底上げし速やかに[[対戦相手]]を毒殺することを狙う。
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定番の[[ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader]]や[[墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus]]に加えて[[疫病のとげ刺し/Plague Stinger]]などの[[軽い|軽量]][[感染]][[クリーチャー]]を採用、[[四肢切断/Dismember]]などの[[除去]]で[[ブロッカー]]を排除しつつ[[ピストン式大槌/Piston Sledge]]などの[[装備品]]で[[パワー]]を底上げし速やかに[[対戦相手]]を毒殺することを狙う。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
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==スタンダード==
 
==スタンダード==
[[イニストラード・ブロック]]が加わり[[世界選手権11]]終了後の[[The Finals11]]で、二種類の感染デッキがベスト8に入った。
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[[イニストラード・ブロック]]が加わり[[世界選手権11]]終了後の[[The Finals11]]で、2種類の感染デッキがベスト8に入った。
  
 
一つは[[青黒]]の[[クロック・パーミッション]]に近い形をとり、[[岡田尚也]]氏が使用して見事優勝を飾った。→[[#青黒型|*1]]
 
一つは[[青黒]]の[[クロック・パーミッション]]に近い形をとり、[[岡田尚也]]氏が使用して見事優勝を飾った。→[[#青黒型|*1]]
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{{#card:Mana Leak}}
 
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[[ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader]]に加えてアンブロッカブルな[[荒廃の工作員/Blighted Agent]]を採用、[[マナ漏出/Mana Leak]]などの[[打ち消す|カウンター]]や[[除去]]でバックアップする。
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[[ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader]]に加えて[[ブロックされない]][[荒廃の工作員/Blighted Agent]]を採用、[[マナ漏出/Mana Leak]]などの[[打ち消す|カウンター]]や[[除去]]でバックアップする。
  
もう一つは[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas]]にフィーチャーした[[黒]][[単色|]][[タッチ]][[青]]型。こちらは[[大段豪史]]氏が使用し、ベスト4に入っている。→[[#黒単型|*2]]
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もう一つは[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas]]にフィーチャーした[[黒単色デッキ|黒単]][[タッチ]][[青]]型。こちらは[[大段豪史]]氏が使用し、ベスト4に入っている。→[[#黒単型|*2]]
  
 
{{#card:Plague Myr}}
 
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===青黒型===
 
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*備考
 
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**[[The Finals11]] 優勝([http://coverage.mtg-jp.com/finals11/ 参考])
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**使用者:[[岡田尚也]]
 
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===黒単型===
 
 
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**[[The Finals11]] ベスト4([http://coverage.mtg-jp.com/finals11/ 参考])
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**使用者:[[大段豪史]]
 
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*[[フォーマット]]
 
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==Pauper==
 
==Pauper==
感染とクリーチャー強化の相性の良さに着目し、[[Pauper]]では爆発力のあるビート・コンボデッキとして活躍している。
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緑単色で構成され、最速2ターンキルも狙える爆発的な攻撃力が魅力。
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[[緑単色デッキ|緑単色]]で構成され、最速2ターンキルも狙える爆発的な攻撃力が魅力。このデッキを[[メタゲーム]]の上位に押し上げたのは[[地うねり/Groundswell]]や[[激励/Invigorate]]のような効率のいい軽量強化呪文の存在である。特に激励は[[毒カウンター]]の性質上相手の[[回復|ライフゲイン]]というデメリットを無視できるため、実質的に0[[マナ]]でクリーチャーを+4/+4強化できる凶悪な[[カード]]としてこのデッキの根幹を担っている。
このデッキをメタの上位に押し上げたのは[[地うねり/Groundswell]]や[[激励/Invigorate]]のような効率のいい軽量強化呪文の存在である。
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特に[[激励/Invigorate]]は毒カウンターの性質上相手のライフゲインというデメリットを無視できるため、実質的に0マナでクリーチャーを+4/+4強化できる凶悪なカードとしてこのデッキの根幹を担っている。
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クリーチャーの線そのものは細いため、強化呪文やクリーチャーそのものを的確に捌かれてしまうとじり貧になってしまう。また手札のクリーチャーと強化カードのバランスの兼ね合いもあるため、手札が合わなければ積極的にマリガンしていくことになる。
 
クリーチャーの線そのものは細いため、強化呪文やクリーチャーそのものを的確に捌かれてしまうとじり貧になってしまう。また手札のクリーチャーと強化カードのバランスの兼ね合いもあるため、手札が合わなければ積極的にマリガンしていくことになる。
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*[[デッキ集]]
 
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[[Category:モダンデッキ|かんせん]]
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2013年4月23日 (火) 22:45時点における版

感染(Infect)は、ミラディンの傷跡ブロックの新キーワード能力である感染を主体とした、毒カウンターによる勝利を狙うデッキミラディンの傷跡ブロック構築スタンダード環境に存在する。

ミラディンの傷跡ではアーティファクト・クリーチャーだけが感染を持っていたため、基本的には黒か緑を中心として作られる。ミラディン包囲戦新たなるファイレクシアでは他のにも感染を持つクリーチャーが登場したが、数・性能ともに抑え気味なため、依然黒緑が中心である。

目次

概要


Inkmoth Nexus / 墨蛾の生息地
土地

(T):(◇)を加える。
(1):ターン終了時まで、墨蛾の生息地は飛行と感染を持つ1/1のファイレクシアン(Phyrexian)・ちらつき蛾(Blinkmoth)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。(それは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)



Phyrexian Crusader / ファイレクシアの十字軍 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)

先制攻撃、プロテクション(赤)、プロテクション(白)
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

2/2


Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

1/1

感染を持つクリーチャー攻撃を各種呪文でバックアップし、速やかに10個の毒カウンター対戦相手に与えて勝利条件を満たすことを狙う。

通常のビートダウンとの最も大きな違いは、対戦相手に攻撃が通ったとき、パワーのプラス修整を実質的に倍の数値でカウントできることであり、何らかのサイズ強化手段が好んで用いられる傾向にある。そのため装備品を採用する場合も、他のデッキで採用されるような安定性が高いものやアドバンテージが稼げるものに限らず、強化効率を重視したものもよく使われる。

絆魂などのライフゲインに強い一方、ファイレクシア・マナなどのライフロスをタダ同然で支払わせてしまう、本体火力を併用しづらいといったデメリットがある。

黒の感染デッキは、クリーチャー除去手札破壊などで道をこじ開け、高スペックの感染クリーチャーの攻撃を通す構成。特に優秀なファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader以外では、軽さを重視するタイプと、ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragonといった大型クリーチャーを用いるタイプがある。

黒単色のものの他、青黒クロック・パーミッション型、あるいは青黒コントロールに近づけた型も存在する。また、ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasが強化手段を務めることも。

緑の感染デッキは、1、2マナの感染クリーチャーを展開して巨大化/Giant Growth系の単体強化呪文を連打する構成であり、アドバンテージを捨ててスピードに特化する。を足して突撃のストロボ/Assault Strobeを採用することも多い。最速2ターンキルも可能(例えばぎらつかせのエルフ/Glistener Elf地うねり/Groundswell+突撃のストロボ)なほどの爆発力を誇るが、安定性は低く、序盤に決めきれないと脆い。また、を足してひずみの一撃/Distortion Strikeや軽量カウンターを加える構成もあり、その場合はグランビルを彷彿とさせる。基本セット2013怨恨/Rancorおよび戦の大聖堂/Cathedral of Warが登場したことから、この緑のタイプが短期間ながら活躍した。

Pauperでは、激励/Invigorateや怨恨の存在もあり、トップメタの候補に入る。

また、(特にリミテッドでは)増殖を利用して毒カウンターを増やし、僅かな毒から一気に毒死に持ち込む型も存在する。

ミラディンの傷跡ブロック構築

ミラディンの傷跡ブロック構築で活躍したのは黒単色軽量型で、このタイプがプロツアー名古屋11でベスト8に入った。


Plague Stinger / 疫病のとげ刺し (1)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 昆虫(Insect) ホラー(Horror)

飛行
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

1/1


Piston Sledge / ピストン式大槌 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

ピストン式大槌が戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、ピストン式大槌をそれにつける。
装備しているクリーチャーは+3/+1の修整を受ける。
装備 ― アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。


定番のファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusに加えて疫病のとげ刺し/Plague Stingerなどの軽量感染クリーチャーを採用、四肢切断/Dismemberなどの除去ブロッカーを排除しつつピストン式大槌/Piston Sledgeなどの装備品パワーを底上げし速やかに対戦相手を毒殺することを狙う。

サンプルレシピ

Mono-Black Infect [1]
土地 (23)
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
19 沼/Swamp
クリーチャー (16)
4 胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr
4 ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader
4 疫病のとげ刺し/Plague Stinger
4 囁く死霊/Whispering Specter
呪文 (21)
3 蔑み/Despise
4 四肢切断/Dismember
2 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 変異原性の成長/Mutagenic Growth
4 ピストン式大槌/Piston Sledge
4 悪性の傷/Virulent Wound
サイドボード (15)
2 喉首狙い/Go for the Throat
4 闇の掌握/Grasp of Darkness
3 骨髄の破片/Marrow Shards
2 迫撃鞘/Mortarpod
4 ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother


スタンダード

イニストラード・ブロックが加わり世界選手権11終了後のThe Finals11で、2種類の感染デッキがベスト8に入った。

一つは青黒クロック・パーミッションに近い形をとり、岡田尚也氏が使用して見事優勝を飾った。→*1


Blighted Agent / 荒廃の工作員 (1)(青)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) ならず者(Rogue)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
荒廃の工作員はブロックされない。

1/1


Mana Leak / マナ漏出 (1)(青)
インスタント

呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(3)を支払わないかぎり、それを打ち消す。


ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusaderに加えてブロックされない荒廃の工作員/Blighted Agentを採用、マナ漏出/Mana Leakなどのカウンター除去でバックアップする。

もう一つはプレインズウォーカーボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasにフィーチャーした黒単タッチ型。こちらは大段豪史氏が使用し、ベスト4に入っている。→*2


Plague Myr / 疫病のマイア (2)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) マイア(Myr)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
(T):(◇)を加える。

1/1


Tezzeret, Agent of Bolas / ボーラスの工作員、テゼレット (2)(青)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)

[+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-1]:アーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの数の2倍である。

3

墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus疫病のマイア/Plague Myrなどの軽量感染アーティファクト・クリーチャーを主力とし、ボーラスの工作員、テゼレットで強化することを狙う。

青黒型

UB Infest [2]
土地 (23)
6 島/Island
5 沼/Swamp
4 闇滑りの岸/Darkslick Shores
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
クリーチャー (8)
4 荒廃の工作員/Blighted Agent
4 ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader
呪文 (29)
2 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
2 変異原性の成長/Mutagenic Growth
4 思案/Ponder
4 悪性の傷/Virulent Wound
4 マナ漏出/Mana Leak
2 破滅の刃/Doom Blade
4 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy
2 堕落した良心/Corrupted Conscience
3 ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pike
2 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
サイドボード (15)
2 ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
2 ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
1 変異原性の成長/Mutagenic Growth
3 蔑み/Despise
3 漸増爆弾/Ratchet Bomb
3 否認/Negate
1 堕落した良心/Corrupted Conscience


黒単型

Bu Infest [3]
土地 (25)
10 沼/Swamp
3 島/Island
4 闇滑りの岸/Darkslick Shores
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
クリーチャー (15)
4 疫病のマイア/Plague Myr
4 屍百足/Necropede
4 ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader
3 ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother
呪文 (20)
4 悪性の傷/Virulent Wound
3 喉首狙い/Go for the Throat
1 破滅の刃/Doom Blade
3 ゲスの玉座/Throne of Geth
2 伝染病の留め金/Contagion Clasp
3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
4 ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
サイドボード (15)
2 危険なマイア/Perilous Myr
1 ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother
1 肉体のねじ切り/Wring Flesh
3 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
3 堕落した決意/Corrupted Resolve
1 伝染病の留め金/Contagion Clasp
3 転倒の磁石/Tumble Magnet
1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil


モダン

モダンではフォーマット制定直後に、猛火の群れ/Blazing Shoalによって一気に打点を上げる瞬殺コンボタイプが開発された。


Blighted Agent / 荒廃の工作員 (1)(青)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) ならず者(Rogue)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
荒廃の工作員はブロックされない。

1/1


Blazing Shoal / 猛火の群れ (X)(赤)(赤)
インスタント — 秘儀(Arcane)

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にあるマナ総量がXである赤のカード1枚を追放することを選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受ける。


ドラゴンの嵐/Dragonstorm等をコストに猛火の群れの爆発力を引き出し、1ターン墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusセットからの最速2ターンキルも可能とする。デッキのその他の部分は、コンボパーツ手札に揃えるサーチドローと妨害排除のカウンターから構成されている。

モダン開幕戦のプロツアーフィラデルフィア11でベスト8入りして話題となったが、すぐさまキーカードの猛火の群れが禁止カードに指定されてしまい、構築不可能となった。

その後は目立った実績が無かったものの、プロツアー「ラヴニカへの回帰」でベスト8を輩出し注目を集めている。スタンダードにおける緑の感染デッキをベースに、ドローやカウンター、回避能力持ちを加えて緑青緑青黒の構成を取ることが多い。

猛火の群れ禁止前

青単感染 [4]
土地 (19)
8 島/Island
1 湿った墓/Watery Grave
2 トレイリア西部/Tolaria West
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
4 沸騰する小湖/Scalding Tarn
クリーチャー (5)
4 荒廃の工作員/Blighted Agent
1 大祖始/Progenitus
呪文 (36)
1 否定の契約/Pact of Negation
1 召喚士の契約/Summoner's Pact
2 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 思案/Ponder
4 定業/Preordain
4 ドラゴンの嵐/Dragonstorm
4 呪文貫き/Spell Pierce
4 交錯の混乱/Muddle the Mixture
4 深遠の覗き見/Peer Through Depths
1 応じ返し/Snapback
4 猛火の群れ/Blazing Shoal
3 撹乱する群れ/Disrupting Shoal
サイドボード (15)
4 呪文滑り/Spellskite
3 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 殺戮の契約/Slaughter Pact
2 剥奪/Deprive
1 残響する真実/Echoing Truth
1 計略縛り/Trickbind
1 四肢切断/Dismember
2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren


猛火の群れ禁止後

GU Infect [5]
土地 (19)
2 繁殖池/Breeding Pool
2 森/Forest
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
1 島/Island
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
2 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (14)
4 荒廃の工作員/Blighted Agent
4 ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf
2 胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr
4 貴族の教主/Noble Hierarch
呪文 (27)
2 使徒の祝福/Apostle's Blessing
3 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 地うねり/Groundswell
4 古きクローサの力/Might of Old Krosa
3 怨恨/Rancor
3 血清の幻視/Serum Visions
4 手練/Sleight of Hand
4 巨森の蔦/Vines of Vastwood
サイドボード (15)
3 忍び寄る腐食/Creeping Corrosion
2 四肢切断/Dismember
2 否認/Negate
4 呪文貫き/Spell Pierce
4 呪文滑り/Spellskite


  • 猛火の群れ禁止後の緑青タイプ。

Pauper

感染クリーチャー強化の相性の良さに着目し、Pauperでは爆発力のあるビートダウンコンボデッキとして活躍している。


Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

1/1


Invigorate / 激励 (2)(緑)
インスタント

あなたが森(Forest)をコントロールしているなら、あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、「対戦相手1人は3点のライフを得る」ことを選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+4/+4の修整を受ける。


緑単色で構成され、最速2ターンキルも狙える爆発的な攻撃力が魅力。このデッキをメタゲームの上位に押し上げたのは地うねり/Groundswell激励/Invigorateのような効率のいい軽量強化呪文の存在である。特に激励は毒カウンターの性質上相手のライフゲインというデメリットを無視できるため、実質的に0マナでクリーチャーを+4/+4強化できる凶悪なカードとしてこのデッキの根幹を担っている。

クリーチャーの線そのものは細いため、強化呪文やクリーチャーそのものを的確に捌かれてしまうとじり貧になってしまう。また手札のクリーチャーと強化カードのバランスの兼ね合いもあるため、手札が合わなければ積極的にマリガンしていくことになる。

サンプルレシピ

monoGinfect(pauper) [6]
土地 (18)
17 冠雪の森/Snow-Covered Forest
1 平穏な茂み/Tranquil Thicket
クリーチャー (14)
4 荒廃のマンバ/Blight Mamba
4 ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf
4 胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr
2 腐敗狼/Rot Wolf
呪文 (28)
3 使徒の祝福/Apostle's Blessing
3 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 地うねり/Groundswell
4 激励/Invigorate
4 変異原性の成長/Mutagenic Growth
4 怨恨/Rancor
2 力の印章/Seal of Strength
4 巨森の蔦/Vines of Vastwood
サイドボード (15)
1 使徒の祝福/Apostle's Blessing
4 濃霧/Fog
4 スズメバチの一刺し/Hornet Sting
4 自然の要求/Nature's Claim
2 レインジャーの悪知恵/Ranger's Guile


  • 土地が冠雪土地となっているが、特に意味はない。


参考

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