テレパシー/Telepathy
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
5行: | 5行: | ||
しかし弱点は多く、まず相手の手札に干渉することができず、'''見るだけ'''だということ。2枚目からは何の役にも立たず、確実に[[腐る]]ということ。そしてとりあえずは[[カード・アドバンテージ]]を確実に失ってしまうことである。つまり、直接[[ゲーム]]に影響する[[能力]]はなく、完全に戦略上のサポートしか行わない珍しいカードだといえる。 | しかし弱点は多く、まず相手の手札に干渉することができず、'''見るだけ'''だということ。2枚目からは何の役にも立たず、確実に[[腐る]]ということ。そしてとりあえずは[[カード・アドバンテージ]]を確実に失ってしまうことである。つまり、直接[[ゲーム]]に影響する[[能力]]はなく、完全に戦略上のサポートしか行わない珍しいカードだといえる。 | ||
− | [[トーナメント]] | + | 一見[[トーナメント]]レベルに達しているとは思えないが、[[ヴィンテージ]]や[[クラシック]]でデッキの種類を問わず、1枚積みされることがある。 |
+ | |||
+ | [[コンボ]]デッキでは安心してコンボをスタートすることができるし、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に入れたとしても、相手の手札の情報まで含めた判断を行うことで、結果として1枚以上のアドバンテージを得ることは可能だということであろう。 | ||
+ | |||
+ | また上の[[フォーマット]]では[[Force of Will]]を初めとする[[ピッチスペル]]が幅を利かせているため、[[場]]の状況だけで安全性を読み切れないこと、 | ||
+ | カード枚数の[[アドバンテージ]]ではなく、質のアドバンテージや[[テンポ・アドバンテージ]]が最も優先される環境であることなどが、使用される他の要因として挙げられるだろう。 | ||
*[[青]]でなくても使える[[ウルザの眼鏡/Glasses of Urza]]がある。そちらは[[ほぞ]]なので[[サーチ]]しやすい反面、1ターンに1回だけなので覗いた後にドローされると若干確実性に劣る。 | *[[青]]でなくても使える[[ウルザの眼鏡/Glasses of Urza]]がある。そちらは[[ほぞ]]なので[[サーチ]]しやすい反面、1ターンに1回だけなので覗いた後にドローされると若干確実性に劣る。 |
2009年11月11日 (水) 21:31時点における版
対戦相手の手札を公開情報にするシンプルなエンチャント。あらゆるデッキにおいて、相手の手札を把握することは戦略上非常に重要である。しかも見せるのは対戦相手だけで、自分が持っているカードがこれによって知られることは無い。そして、たった1マナで場に出すことができる。
しかし弱点は多く、まず相手の手札に干渉することができず、見るだけだということ。2枚目からは何の役にも立たず、確実に腐るということ。そしてとりあえずはカード・アドバンテージを確実に失ってしまうことである。つまり、直接ゲームに影響する能力はなく、完全に戦略上のサポートしか行わない珍しいカードだといえる。
一見トーナメントレベルに達しているとは思えないが、ヴィンテージやクラシックでデッキの種類を問わず、1枚積みされることがある。
コンボデッキでは安心してコンボをスタートすることができるし、ビートダウンやコントロールデッキに入れたとしても、相手の手札の情報まで含めた判断を行うことで、結果として1枚以上のアドバンテージを得ることは可能だということであろう。
また上のフォーマットではForce of Willを初めとするピッチスペルが幅を利かせているため、場の状況だけで安全性を読み切れないこと、 カード枚数のアドバンテージではなく、質のアドバンテージやテンポ・アドバンテージが最も優先される環境であることなどが、使用される他の要因として挙げられるだろう。
- 青でなくても使えるウルザの眼鏡/Glasses of Urzaがある。そちらはほぞなのでサーチしやすい反面、1ターンに1回だけなので覗いた後にドローされると若干確実性に劣る。
- 多人数戦であれば、対戦相手全員に効果を及ぼす。裏を返せば除去されやすくなるということでもある。
- ちなみにKai Buddeはかつてインビテーショナルカードとして、これを非常に強力にしたようなカードをデザインした。詳細は非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigyを参照のこと。