想起
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− | * | + | *生け贄にする能力が解決されるときにクリーチャーのコントローラーが変更されていても、それは生け贄に捧げられる。 |
*想起コストを支払った場合、クリーチャーはその誘発型能力で生け贄に捧げられるが、場には出ているため、[[インスタント・タイミング]]で[[プレイ]]できる別の[[呪文]]や能力の[[生け贄]]に使うことができる。 | *想起コストを支払った場合、クリーチャーはその誘発型能力で生け贄に捧げられるが、場には出ているため、[[インスタント・タイミング]]で[[プレイ]]できる別の[[呪文]]や能力の[[生け贄]]に使うことができる。 | ||
2009年6月10日 (水) 01:36時点における版
想起/Evoke | |
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種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
登場セット | ローウィン・ブロック |
CR | CR:702.74 |
想起/Evokeは、ローウィン・ブロックで登場したキーワード能力。これを持つカードがプレイできる領域にある間に機能する常在型能力と、場に出たときに誘発される誘発型能力からなる。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速
到達
雲打ちが戦場に出たとき、これは飛行を持つ各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ2点のダメージを与える。
想起(2)(緑)(緑)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)
定義
想起 [コスト]/Evoke [コスト]は以下の2つの能力からなる。
- このカードのプレイにおいて、あなたはそれのマナ・コストではなく[コスト]を支払ってもよい。(常在型能力)
- このパーマネントが場に出たとき、それの想起コストが支払われていた場合、それのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。(誘発型能力)
解説
ローウィン・ブロックのエレメンタル固有の能力であり、場に出てすぐに生け贄に捧げなければいけないが、代替コストとして想起コストを支払うことでもプレイできる能力である。
この能力を持つクリーチャーはCIP能力、または「場を離れたとき」に誘発する誘発型能力を付与されているのが特徴である。つまり、「普通にコストを払ってクリーチャーと能力(が誘発する機会)を両方手に入れる」か、「想起コストを払って能力だけを使用する」かを選べる能力と言える。
ローウィンの想起を持つクリーチャーはすべてCIP能力を併せ持ち、想起コストが通常コストより軽くなっている。そのためクリーチャーを得るか、軽いコストでCIP能力を得るかという選択肢を持っている。また、一瞬の瞬き/Momentary Blinkなどの一瞬ゲームから取り除くインスタントを使えば、場に残る(取り除かれたカードは別のオブジェクトとして扱われる)うえに2倍CIP。
モーニングタイドの想起を持つクリーチャーはすべて「場を離れたとき」に誘発する誘発型能力を持っている。想起で出せば即座に誘発するが、通常のコストで出した場合は、能動的に墓地送りにする手段がない限り任意のタイミングで能力を使用できない。そのためか想起コストが本来のマナ・コストより重いクリーチャーも登場している。
ルール
- 生け贄にする能力が解決されるときにクリーチャーのコントローラーが変更されていても、それは生け贄に捧げられる。
- 想起コストを支払った場合、クリーチャーはその誘発型能力で生け贄に捧げられるが、場には出ているため、インスタント・タイミングでプレイできる別の呪文や能力の生け贄に使うことができる。
その他
- クリーチャーではなく、CIPを残すという点ではキッカーの逆の発想といえる。
- カードの想起/Remembranceと関係はないが、相性は良い。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造