ザ・リスト

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'''ザ・リスト'''/''The List''とは、
 
'''ザ・リスト'''/''The List''とは、
#[[ブースターパック#セット・ブースター|セット・ブースター]]から出現する特殊な[[再録]][[カード]]群の総称。セット・ブースターが初めて導入された[[ゼンディカーの夜明け]]で初登場した。'''本項目で解説する'''。
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#[[ブースターパック#プレイ・ブースター|プレイ・ブースター]]や[[ブースターパック#セット・ブースター|セット・ブースター]]から出現する特殊な[[再録]][[カード]]群の総称。セット・ブースターが初めて導入された[[ゼンディカーの夜明け]]で初登場した。'''本項目で解説する'''。
 
#[[カードプール]]の全カードに独自の優先順位をつけたカードリスト。[[ドラフト#ドラフト (リミテッド)|ドラフト]]を有利に進めるため作られる。[[Frank Karsten]]などが用いた手法<ref>[https://mtg-jp.com/events/hall_of_fame/frank-karsten.html フランク・カーステン](MTG日本公式 殿堂入り記念ページ)</ref>。
 
#[[カードプール]]の全カードに独自の優先順位をつけたカードリスト。[[ドラフト#ドラフト (リミテッド)|ドラフト]]を有利に進めるため作られる。[[Frank Karsten]]などが用いた手法<ref>[https://mtg-jp.com/events/hall_of_fame/frank-karsten.html フランク・カーステン](MTG日本公式 殿堂入り記念ページ)</ref>。
  
 
==解説==
 
==解説==
セット・ブースターには[[トークン・カード]]や広告カードなどを封入するための特殊カード1枚分の[[スロット]]があるが、これが25%の確率で何らかの再録カードに置き換わるようになっている。この特殊な再録カード群を'''ザ・リスト'''と呼ぶ。
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[[カルロフ邸殺人事件]]以降のプレイ・ブースターには[[コモン]]の収録[[スロット]]が7枚分存在するが、そのうちの1スロットが低確率で何らかの再録カードに置き換わるようになっている。この特殊な再録カード群を'''ザ・リスト'''と呼ぶ。
  
過去の様々な[[カード・セット]]に収録されたカードから300種類のカードがザ・リストに選定されるが、セットによっては種類の数が変更されることもある(例えば[[ファイレクシア:完全なる統一]]は187種)。ザ・リストの内容はセットごとに更新され、主にそのセットの[[メカニズム]]、テーマ、キャラクターに関連したラインナップになるように入れ替えが行われる。更新内容は公式記事で都度告知される。
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過去の様々な[[カード・セット]]に収録されたカードから約40種類ほどのカードがザ・リストに選定される。ザ・リストの内容はセットごとに更新され、主にそのセットの[[メカニズム]]、テーマ、キャラクターに関連したラインナップになるように入れ替えが行われる。更新内容は公式記事で都度告知される。
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ザ・リストのスロットからはリスト内の[[コモン]]・[[アンコモン]]が9.38%の確率で、リスト内の[[レア]]・[[神話レア]]が1.56%の確率で出現する。また、1.56%で'''[[スペシャルゲスト]]'''というザ・リストとは異なる区分の再録カードが出現することもある。総じて、ザ・リストのスロットは12.5%の確率(8パックに1つの割合)でそのセットのコモンから別のカードへ差し替えられることとなる<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/collecting-murders-at-karlov-manor Collecting Murders at Karlov Manor]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037534/ 『カルロフ邸殺人事件』をコレクションする]([[Daily MTG]] [[2024年]]1月16日)</ref>。
  
 
セットごとの詳細は[[カードセット一覧|各カード・セット]]の項の公式特集ページを参照。
 
セットごとの詳細は[[カードセット一覧|各カード・セット]]の項の公式特集ページを参照。
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===仕様===
 
===仕様===
 
*ザ・リストのカードは他の特殊な再録カードと同様、'''[[構築]]では同名のカードが使用可能カード・セットに含まれていない限り使用できない。'''詳細は[[名前]]も参照。
 
*ザ・リストのカードは他の特殊な再録カードと同様、'''[[構築]]では同名のカードが使用可能カード・セットに含まれていない限り使用できない。'''詳細は[[名前]]も参照。
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**一方、[[リミテッド]]では他の収録カードと同様に使用可能である。
 
*ザ・リストのカードは[[Mystery Booster]]と同じ仕様で印刷されており、カードの左下に[[プレインズウォーカー・シンボル]]がある以外は再録元のセットと同じ[[枠]]、[[エキスパンション・シンボル]]や[[コレクター番号]]を持つ。[[オラクル]]の更新も一切反映されておらず、[[廃語]]が含まれることもある。
 
*ザ・リストのカードは[[Mystery Booster]]と同じ仕様で印刷されており、カードの左下に[[プレインズウォーカー・シンボル]]がある以外は再録元のセットと同じ[[枠]]、[[エキスパンション・シンボル]]や[[コレクター番号]]を持つ。[[オラクル]]の更新も一切反映されておらず、[[廃語]]が含まれることもある。
 
**公式サイトのポップアップで表示される画像は、必ずしもザ・リストの仕様と一致していないので注意。
 
**公式サイトのポップアップで表示される画像は、必ずしもザ・リストの仕様と一致していないので注意。
*ザ・リストのカードはパックの言語に関わらず英語版のカードが収録され、その他の言語は存在しない。
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*ザ・リストのカードはブースターが日本語なら日本語版の、それ以外の言語なら英語版のカードが収録される。その他の言語は存在しない。
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====過去の仕様====
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;セット・ブースター時代
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*プレイ・ブースターの導入前はセット・ブースターからのみザ・リストが出現していた。
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**その出現方式の都合上、一般的なリミテッドでザ・リストを用いる機会はなかった。
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*スロットはコモンのものではなく、[[トークン・カード]]や広告カードなどを封入するための特殊カード1枚分のスロットを用いていた。置換が起こる確率は25%(4パックに1回の割合)となっていた。
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*ザ・リストの総数は、原則として1セットにつき約300種類であった。ただし、セットによっては種類の数が変更されることもある(例えば[[ファイレクシア:完全なる統一]]は187種)。
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*日本語のブースターでも英語版のカードしか存在しなかった。
  
 
===その他===
 
===その他===
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*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[ブースター・パック]]
 
*[[ブースター・パック]]
**[[ブースターパック#ドラフト・ブースター|ドラフト・ブースター]]
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**[[ブースターパック#プレイ・ブースター|プレイ・ブースター]]
 
**[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクター・ブースター]]
 
**[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクター・ブースター]]
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**[[ブースターパック#ドラフト・ブースター|ドラフト・ブースター]]
 
**[[ブースターパック#セット・ブースター|セット・ブースター]]
 
**[[ブースターパック#セット・ブースター|セット・ブースター]]
 
**[[ブースターパック#ジャンプスタート・ブースター|ジャンプスタート・ブースター]]
 
**[[ブースターパック#ジャンプスタート・ブースター|ジャンプスタート・ブースター]]
 
*[[ユニバースビヨンド]]
 
*[[ユニバースビヨンド]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2024年3月17日 (日) 01:11時点における版

ザ・リスト/The Listとは、

  1. プレイ・ブースターセット・ブースターから出現する特殊な再録カード群の総称。セット・ブースターが初めて導入されたゼンディカーの夜明けで初登場した。本項目で解説する
  2. カードプールの全カードに独自の優先順位をつけたカードリスト。ドラフトを有利に進めるため作られる。Frank Karstenなどが用いた手法[1]

目次

解説

カルロフ邸殺人事件以降のプレイ・ブースターにはコモンの収録スロットが7枚分存在するが、そのうちの1スロットが低確率で何らかの再録カードに置き換わるようになっている。この特殊な再録カード群をザ・リストと呼ぶ。

過去の様々なカード・セットに収録されたカードから約40種類ほどのカードがザ・リストに選定される。ザ・リストの内容はセットごとに更新され、主にそのセットのメカニズム、テーマ、キャラクターに関連したラインナップになるように入れ替えが行われる。更新内容は公式記事で都度告知される。

ザ・リストのスロットからはリスト内のコモンアンコモンが9.38%の確率で、リスト内のレア神話レアが1.56%の確率で出現する。また、1.56%でスペシャルゲストというザ・リストとは異なる区分の再録カードが出現することもある。総じて、ザ・リストのスロットは12.5%の確率(8パックに1つの割合)でそのセットのコモンから別のカードへ差し替えられることとなる[2]

セットごとの詳細は各カード・セットの項の公式特集ページを参照。

仕様

  • ザ・リストのカードは他の特殊な再録カードと同様、構築では同名のカードが使用可能カード・セットに含まれていない限り使用できない。詳細は名前も参照。
    • 一方、リミテッドでは他の収録カードと同様に使用可能である。
  • ザ・リストのカードはMystery Boosterと同じ仕様で印刷されており、カードの左下にプレインズウォーカー・シンボルがある以外は再録元のセットと同じエキスパンション・シンボルコレクター番号を持つ。オラクルの更新も一切反映されておらず、廃語が含まれることもある。
    • 公式サイトのポップアップで表示される画像は、必ずしもザ・リストの仕様と一致していないので注意。
  • ザ・リストのカードはブースターが日本語なら日本語版の、それ以外の言語なら英語版のカードが収録される。その他の言語は存在しない。

過去の仕様

セット・ブースター時代
  • プレイ・ブースターの導入前はセット・ブースターからのみザ・リストが出現していた。
    • その出現方式の都合上、一般的なリミテッドでザ・リストを用いる機会はなかった。
  • スロットはコモンのものではなく、トークン・カードや広告カードなどを封入するための特殊カード1枚分のスロットを用いていた。置換が起こる確率は25%(4パックに1回の割合)となっていた。
  • ザ・リストの総数は、原則として1セットにつき約300種類であった。ただし、セットによっては種類の数が変更されることもある(例えばファイレクシア:完全なる統一は187種)。
  • 日本語のブースターでも英語版のカードしか存在しなかった。

その他

関連記事

本流のセット
サプリメント・セット
アン・セット

脚注

  1. フランク・カーステン(MTG日本公式 殿堂入り記念ページ)
  2. Collecting Murders at Karlov Manor/『カルロフ邸殺人事件』をコレクションする(Daily MTG 2024年1月16日)
  3. 『兄弟戦争』の各種ブースター製品の内容は?(Daily MTG 2022年10月27日)

参考

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