ニコ・アリス/Niko Aris
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2024年9月5日 (木) 22:21時点における版
伝説のプレインズウォーカー — ニコ(Niko)
ニコ・アリスが戦場に出たとき、破片(Shard)トークンX個を生成する。(それらは「(2),このエンチャントを生け贄に捧げる:占術1を行い、その後カード1枚を引く。」を持つエンチャントである。)
[+1]:あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。このターン、そのクリーチャーがダメージを与えるたび、それをオーナーの手札に戻す。
[-1]:タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。ニコ・アリスはそれに、このターンにあなたが引いたカード1枚につき2点のダメージを与える。
[-1]:破片トークン1つを生成する。
マナ・コストにXを含むコスト可変のプレインズウォーカー。Xの値に等しい破片・エンチャント・トークンを生成するETB能力を持つ。忠誠度能力はクリーチャーに回避能力を与えると共にダメージを与えると手札に戻す効果、タップ状態のクリーチャーへ引いたカードの枚数を参照するダメージ、破片・トークンの生成。
- ETB能力
- 2マナと自身の生け贄で選択/Opt相当の効果を発揮する破片・エンチャント・トークンをX個生成する。
- テンポ面では手掛かりトークンと同様だが、占術付きなので有効カードを引き込みやすい。後払いのマナは多くなるが、Xドロー付きのプレインズウォーカーという時点で大きなアドバンテージが得られる。
- +1能力
- ダメージを与えたら手札に戻る代わりに、クリーチャー1体をブロックされなくする。ストーリー中での破片に味方を入れて敵の近くまで投擲する使い方を表現した能力。
- ETB能力、サボタージュ能力、出来事等を持つクリーチャーと相性が良く、特に厚かましい借り手/Brazen Borrowerとは色や戦略の面で噛み合いやすい。
- 1つ目の-1能力
- タップ状態のクリーチャー1体に、このターン引いたカードの枚数の2倍のダメージ。
- 2つ目の-1能力
- 破片トークンを1つ生成する。
最低限の除去能力とハンド・アドバンテージを得る能力を備える、低速コントロールデッキ向けのプレインズウォーカー。その活躍のほどはスタンダードで青白コントロール系のデッキが成立するかどうかにかかっているだろう。大量のエンチャントを生成できることに注目すると、星座とのシナジーも考えられるかもしれない。
テンポが遅いカルドハイムのリミテッドでは大量かつ良質ハンド・アドバンテージを得られる破片生成能力が強力。また+1能力と誇示との相性の良さにも注目したい。
- ETB能力を持つため、戦場に出ることで誘発したETB能力が解決して、スタックが空になるまで忠誠度能力は起動できない。星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor(戦場に出る際の置換効果)との書式の違いに注意。
- なお、これはXの値が0であろうとも誘発する。
- 自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elementsに続く2枚目のXマナプレインズウォーカー。そちらと同様に基本は3マナの軽量プレインズウォーカーでありながら、マナが余っていればより強力なアドバンテージを得られる柔軟性を持つ。
- オーラでもクリーチャーでもないエンチャント・トークンを生成する初のカード。
ルール
- +1能力
- 対象は最大1体のため、クリーチャーを対象に選ばず忠誠度を上げるためだけに起動してもよい。
- クリーチャーがダメージを与え能力が誘発した後にそのクリーチャーが戦場を離れた場合、そのクリーチャーが移動先の領域から手札に戻ることはない。
- 1つ目の-1能力
- あなたが引いたカードの枚数は解決時に参照される。
ストーリー
ニコ・アリス/Niko Arisは、テーロス/Theros出身の人間/Humanのプレインズウォーカー/Planeswalker。ノンバイナリー。鏡の破片のような武器に触れた生物を一時的に閉じ込める能力を持つ。定められた運命に抗い、カルドハイム/Kaldheimで「英雄」を目指す。
詳細はニコ・アリス/Niko Aris (ストーリー)を参照。