搭載歩行機械/Hangarback Walker
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2022年11月30日 (水) 10:41時点における版
死亡時に搭載していた+1/+1カウンターを飛行機械・トークンとして戦場に残していく構築物・アーティファクト・クリーチャー。
マナレシオは悪いが、自身の起動型能力で+1/+1カウンターを増やせるので対戦相手の隙を見てサイズを大きくできる。チャンプブロッカーとして1マナを立たせておけば、対戦相手に攻撃を躊躇させられるだろう。ただし、追放除去やバウンスなどには弱いので、自分で生け贄に捧げる方法を用意しておくとよい。電結の荒廃者/Arcbound Ravagerと組み合わせると強力。
スタンダードではプロツアー「マジック・オリジン」において、アーティファクトシナジーを主軸にした青赤アーティファクトで活躍。すぐにそのポテンシャルの高さが知れ渡り、黒赤ドラゴンや緑白大変異など、ミッドレンジ系のデッキを中心に様々なデッキで採用されるようになった。
モダンでは鱗親和に採用される。硬化した鱗/Hardened Scalesや増殖などで+1/+1カウンターを増やせるので巨大になりやすいほか、アーティファクト主体のこのデッキでは活性の力/Force of Vigorのようなアーティファクトへの除去に耐性がある点も評価できる。
- -1/-1カウンターが置かれたことによりタフネスが0以下になって死亡した場合、この上に乗っていた+1/+1カウンターの数だけトークンが出る。なぜなら、タフネスが0になったことにより墓地に置かれることと+1/+1カウンターと-1/-1カウンターの相殺とはどちらも同時に行われる状況起因処理であるため、戦場を離れる直前の時点ではまだ+1/+1カウンターが乗っているからである(CR:704.8)。
- ただし、これが墓地に置かれる前に別の状況起因処理をはさんでいる場合は相殺が行われてしまう。たとえば、構築物を指定した順応する自動機械/Adaptive Automatonと+1/+1カウンターが2個乗ったこれをコントロールしている時に黒の太陽の頂点/Black Sun's ZenithがX=2で唱えられた時などが該当する。
- エネルギー発生機/Energizerのほぼ上位互換。搭載歩行機械は基本のP/Tが0であるため、唱える以外の方法で戦場に出ることができない点は劣っているが、非常に限定的な欠点なので考慮する必要はないだろう。
- X=0で唱えれば0マナ・クリーチャーとして扱える。とりあえず呪文を唱えたい場合や、0/0で出て即死亡して死亡誘発を誘発させたい場合などに使える。鍛えられた鋼/Tempered Steelなどで強化されているならそのまま戦力としても使える。相手の墓地にある黄泉からの橋/Bridge from Belowを追放する時などのために覚えておくといい。
- 2020年にマジック公認店舗応援キャンペーンでゴジラシリーズ・カードと同じ仕様のプロモーション・カード、戦闘要塞、メカゴジラ/Mechagodzilla, Battle Fortressが配布された[1]。
- イラストに描かれているのは『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』に登場した「3式機龍」と呼ばれるメカゴジラ。決戦兵器、メカゴジラ/Mechagodzilla, the Weaponで描かれているメカゴジラを改修した姿である。
参考
- ↑ 「マジック公認店舗応援キャンペーン」開催のお知らせ(Daily MTG 2020年5月18日)