開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine
提供:MTG Wiki
1行: | 1行: | ||
{{#card:Shorikai, Genesis Engine}} | {{#card:Shorikai, Genesis Engine}} | ||
− | + | [[統率者]]に指定できる[[伝説の]][[機体]]。 | |
+ | |||
+ | 搭乗時点で[[搭乗]]8は過去最大の数値であり、専属パイロット・[[天才操縦士、コトリ/Kotori, Pilot Prodigy]]の力がなければ単独での搭乗はほとんど不可能。しかし[[起動型能力]]によりわずか1マナで[[ハンド・アドバンテージ]]と搭乗3相当の[[操縦士]]・[[トークン]]を生み出してくれる。こちらの能力だけでも[[エメシーの秘本/Emmessi Tome]]や[[迷惑エンジン/Nuisance Engine]]それぞれよりも優れているので、単純に手札・[[戦場]]を充実させる目的に使っても十分強力。 | ||
+ | |||
+ | 機体としては8/8と[[サイズ]]こそ大きいものの、特に[[回避能力]]や[[戦闘]]向きの[[キーワード能力]]を持たないのが欠点。稼いだ[[手札]]で十分に[[コントロール (俗語)|コントロール]]を確立してからのとどめ役とするか、コトリ等他のカードによってサポートしてやりたい。 | ||
*[[統率者]]として使用できる[[能力]]を持つ非[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]は[[黒枠]]ではこれが初。[[銀枠]]を含めると[[大演算器/The Grand Calcutron]]に続いて2例目。 | *[[統率者]]として使用できる[[能力]]を持つ非[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]は[[黒枠]]ではこれが初。[[銀枠]]を含めると[[大演算器/The Grand Calcutron]]に続いて2例目。 | ||
+ | *[[神河:輝ける世界]]の一部のカードは、日本のポップカルチャーを元ネタとしている。このカードの元ネタはTVアニメ「[[Wikipedia:ja:新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン]]」だろう。展望デザイン時点で「ロボットに人間の魂を注入することで作られたメカで、その家族が一番うまく操縦できる。」としてHuman Ascension Mechaというカードが挙がっており、日本語記事では人類補完メカと訳している<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035798/ 『神河:輝ける世界』展望デザインの提出物 その2]([[Making Magic -マジック開発秘話-]] 2022年2月15日)</ref>。完成したカードは家族の魂ではなく[[神/Kami]]が宿っていると設定されたが、五感の同調や暴走、"Genesis"等のエッセンスが残されている。 | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''勝利械'''/''Shorikai''は[[神河/Kamigawa]]の[[サイバ未来派/The Saiba Futurists]]の技師[[カツマサ/Katsumasa]]が作り上げた新世代メカ、'''開闢機関'''/''Genesis Engine''の試作機。独自の技術によって[[神/Kami]]が繋ぎ止められており、神としての姿は闇のオーラ、長い黒髪、無数の目のない顔がついた異形のものである。パイロットは[[コトリ/Kotori]]。 | ||
+ | *ストーリーの日本語訳では'''新紀元機関'''と訳されている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界統率者デッキ]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:神河:輝ける世界統率者デッキ]] - [[神話レア]] |
2022年2月20日 (日) 23:30時点における版
伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)
(1),(T):カード2枚を引き、その後カード1枚を捨てる。「このクリーチャーは、パワーが2大きいかのように機体(Vehicle)に搭乗する。」を持つ、無色の1/1の操縦士(Pilot)クリーチャー・トークン1体を生成する。
搭乗8(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が8以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体はアーティファクト・クリーチャーになる。)
開闢機関、勝利械は、あなたの統率者になることができる。
搭乗時点で搭乗8は過去最大の数値であり、専属パイロット・天才操縦士、コトリ/Kotori, Pilot Prodigyの力がなければ単独での搭乗はほとんど不可能。しかし起動型能力によりわずか1マナでハンド・アドバンテージと搭乗3相当の操縦士・トークンを生み出してくれる。こちらの能力だけでもエメシーの秘本/Emmessi Tomeや迷惑エンジン/Nuisance Engineそれぞれよりも優れているので、単純に手札・戦場を充実させる目的に使っても十分強力。
機体としては8/8とサイズこそ大きいものの、特に回避能力や戦闘向きのキーワード能力を持たないのが欠点。稼いだ手札で十分にコントロールを確立してからのとどめ役とするか、コトリ等他のカードによってサポートしてやりたい。
- 統率者として使用できる能力を持つ非プレインズウォーカー・カードは黒枠ではこれが初。銀枠を含めると大演算器/The Grand Calcutronに続いて2例目。
- 神河:輝ける世界の一部のカードは、日本のポップカルチャーを元ネタとしている。このカードの元ネタはTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」だろう。展望デザイン時点で「ロボットに人間の魂を注入することで作られたメカで、その家族が一番うまく操縦できる。」としてHuman Ascension Mechaというカードが挙がっており、日本語記事では人類補完メカと訳している[1]。完成したカードは家族の魂ではなく神/Kamiが宿っていると設定されたが、五感の同調や暴走、"Genesis"等のエッセンスが残されている。
ストーリー
勝利械/Shorikaiは神河/Kamigawaのサイバ未来派/The Saiba Futuristsの技師カツマサ/Katsumasaが作り上げた新世代メカ、開闢機関/Genesis Engineの試作機。独自の技術によって神/Kamiが繋ぎ止められており、神としての姿は闇のオーラ、長い黒髪、無数の目のない顔がついた異形のものである。パイロットはコトリ/Kotori。
- ストーリーの日本語訳では新紀元機関と訳されている。
参考
- ↑ 『神河:輝ける世界』展望デザインの提出物 その2(Making Magic -マジック開発秘話- 2022年2月15日)