蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen
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:回りくどい紋章だが、毎ターン戦闘ダメージを1点でも入れれば、それまでに減らした分と戦闘ダメージと合わせて最低8点に届くように[[ライフロス]]をもたらす。 | :回りくどい紋章だが、毎ターン戦闘ダメージを1点でも入れれば、それまでに減らした分と戦闘ダメージと合わせて最低8点に届くように[[ライフロス]]をもたらす。 | ||
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2021年8月6日 (金) 01:01時点における版
伝説のプレインズウォーカー — ロルス(Lolth)
あなたがコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、蜘蛛の女王、ロルスの上に忠誠(loyalty)カウンター1個を置く。
[0]:あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
[-3]:威迫と到達を持つ黒の2/1の蜘蛛(Spider)クリーチャー・トークン2体を生成する。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーが対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがこのターンに失ったライフが8点より少ない場合、そのプレイヤーは、その差に等しい点数のライフを失う。」を持つ紋章を得る。
伝説のプレインズウォーカーとしてカード化されたダンジョンズ&ドラゴンズの邪神。忠誠度能力はライフロス付きのドロー、蜘蛛トークンの生成、クリーチャーの攻撃によって減らせるライフを8点分保証する紋章の獲得。
- ±0能力
- ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaに近い、黒によくあるライフロスを伴うドロー。
- -8能力
- 回りくどい紋章だが、毎ターン戦闘ダメージを1点でも入れれば、それまでに減らした分と戦闘ダメージと合わせて最低8点に届くようにライフロスをもたらす。
- 二段攻撃と相性が良い。先制攻撃とは先制攻撃を持たない他のクリーチャーが必要なためやや劣る。
忠誠度を増やすには、自分のコントロールしているクリーチャーを死亡させないと厳しいが、逆に言えばサクり台があれば出したターンに-8能力が使える。
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関連カード
サイクル
フォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーサイクル。各色に1枚ずつ存在する。稀少度は神話レア。
- 花の大導師/Grand Master of Flowers
- モルデンカイネン/Mordenkainen
- 蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen
- アヴェルナスの大公、ザリエル/Zariel, Archduke of Avernus
- エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum
いずれもダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクターであり、背景設定上はプレインズウォーカー/Planeswalkerではない。
ストーリー
ロルス/Lolthはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。上級神。女性。エルフの姿、あるいはエルフの上半身と蜘蛛の下半身から成る姿で現れる(イラスト1、イラスト2)。属性は混沌にして悪。
ロルスは欺瞞の網を紡ぎ、破壊と混沌を喰らう古の女神だ。彼女はアンダーダーク/The Underdark(地下世界)に住むドラウ/Drow(ダークエルフ)の教団を世界の他のものから隔離し、支配し続けている。
何千年も昔、ロルスはエルフの神々の戦争を焚きつけ、エルフの民を永遠に分断した。それから彼女はドラウの集団を説き伏せ、アンダーダークへと連れてきた――今日に至っても、彼らはロルスの熱狂的な信者のままでいる。
蜘蛛の女王/The Spider Queen、あるいは蜘蛛のデーモンの女王/The Demon Queen of Spidersとしても知られるロルスは、信者たちの絶対的な忠誠心を集めている。彼女の要求が何であれ、彼らは従う。
- 彼女にとっては信者も生贄も等しく玩具に他ならない。特に気に入ったドラウを見つけると、ロルスは彼らをデーモンウェブ・ピッツ/The Demonweb Pitsに呼び寄せ、その信仰と力量を試す(これには信徒同士での殺し合いも含まれる)。試練を乗り越えられなかった者は上半身がダークエルフ・下半身が蜘蛛のキメラ生物「ドライダー/Drider」へと変えられてしまう。
- このような残酷な行為で悪名を馳せる一方、フォーゴトン・レルム/The Forgotten Realmsの次元/Plane、トリル/Torilを他次元と行き来できるようにするなど、上級神としての彼女の功績は決して小さくない。
登場作品・登場記事
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Feature 2021年7月16日 James Wyatt著)