タイライトの聖域/Tyrite Sanctum
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[[世界樹/The World Tree]]の樹液からなるタイライト/Tyriteに満ちた[[土地]]。[[マナ能力]]は[[無色マナ]]しか持たないが、[[伝説のクリーチャー]]を[[神]]に、神を[[破壊不能]]にする霊験を現す。 | [[世界樹/The World Tree]]の樹液からなるタイライト/Tyriteに満ちた[[土地]]。[[マナ能力]]は[[無色マナ]]しか持たないが、[[伝説のクリーチャー]]を[[神]]に、神を[[破壊不能]]にする霊験を現す。 | ||
− | + | 2[[マナ]]の[[起動型能力]]は[[鳥獣保護区/Animal Sanctuary]]と同じ強化効率。[[伝説]]限定ということで[[対象]]の範囲は狭いが、安定して使えるならなかなかの性能。神の[[部族 (俗称)|部族]]支援はほとんどないため、神になる[[効果]]はあくまで4マナの起動型能力への布石と考えるべきだろう。 | |
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+ | 4マナの起動型能力は神を破壊不能にする。2マナの起動型能力に続けて使うのが素直だが、破壊不能を持たない[[カルドハイム]]の神々はもちろん、こちらの能力は伝説限定ではないため[[多相]]持ちのクリーチャーや[[不詳の安息地/Faceless Haven]]も守れる。 | ||
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+ | [[スタンダード]]にはそもそも手ごろな伝説のクリーチャーがあまりいない上に、[[色拘束]]がきつい[[デッキ]]は[[無色]]土地を入れる余裕がなく、色拘束がゆるいデッキは[[氷雪土地]]を優先しがちなのでこれの出番は少ない。ただし、上述の不詳の安息地と[[高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deeds]]の不敗[[コンボ]]をより盤石にする目的で少数採用している例は見られる。 | ||
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+ | *2マナの起動型能力の対象に「神でない」といった制限はないため、同じ伝説のクリーチャーを繰り返し強化してもいい。 | ||
+ | **また、[[+1/+1カウンター]]の有無と「神になる」ことにはなんの関係もないので、これで神になったクリーチャーが後で+1/+1カウンターを失ったとしても神でなくなることはない。 | ||
+ | *スタンダードでは初めての破壊不能カウンターを扱う[[カード]]である(スタンダード外では[[統率者2020]]収録の[[果敢な魔眷者/Daring Fiendbonder]]の方が早い)。 | ||
==参考== | ==参考== |
2021年7月23日 (金) 12:05時点における版
Tyrite Sanctum / タイライトの聖域
土地
土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T):伝説のクリーチャー1体を対象とする。それはそれの他のタイプに加えて神(God)になる。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
(4),(T),タイライトの聖域を生け贄に捧げる:神1体を対象とする。それの上に破壊不能カウンター1個を置く。
世界樹/The World Treeの樹液からなるタイライト/Tyriteに満ちた土地。マナ能力は無色マナしか持たないが、伝説のクリーチャーを神に、神を破壊不能にする霊験を現す。
2マナの起動型能力は鳥獣保護区/Animal Sanctuaryと同じ強化効率。伝説限定ということで対象の範囲は狭いが、安定して使えるならなかなかの性能。神の部族支援はほとんどないため、神になる効果はあくまで4マナの起動型能力への布石と考えるべきだろう。
4マナの起動型能力は神を破壊不能にする。2マナの起動型能力に続けて使うのが素直だが、破壊不能を持たないカルドハイムの神々はもちろん、こちらの能力は伝説限定ではないため多相持ちのクリーチャーや不詳の安息地/Faceless Havenも守れる。
スタンダードにはそもそも手ごろな伝説のクリーチャーがあまりいない上に、色拘束がきついデッキは無色土地を入れる余裕がなく、色拘束がゆるいデッキは氷雪土地を優先しがちなのでこれの出番は少ない。ただし、上述の不詳の安息地と高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsの不敗コンボをより盤石にする目的で少数採用している例は見られる。
- 2マナの起動型能力の対象に「神でない」といった制限はないため、同じ伝説のクリーチャーを繰り返し強化してもいい。
- また、+1/+1カウンターの有無と「神になる」ことにはなんの関係もないので、これで神になったクリーチャーが後で+1/+1カウンターを失ったとしても神でなくなることはない。
- スタンダードでは初めての破壊不能カウンターを扱うカードである(スタンダード外では統率者2020収録の果敢な魔眷者/Daring Fiendbonderの方が早い)。