流し台型デザイン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページの作成:「'''流し台型デザイン'''(Kitchen-sink design)とは、能力(特にキーワード能力)を大量に詰め込んだカードデザインのことであ...」)
 
5行: 5行:
 
{{#card:Zetalpa, Primal Dawn}}
 
{{#card:Zetalpa, Primal Dawn}}
  
英語の慣用句・everything but the kitchen sink(流し台以外全部)に由来する。代表例である[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]にちなんで「アクローマ」とも呼ばれる。
+
英語の「何でもかんでも詰め込む」を意味する慣用句・everything but the kitchen sink(流し台以外全部)に由来する。代表例である[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]にちなんで「アクローマ」とも呼ばれる。
  
 
[[夜のスピリット/Spirit of the Night]]や怒りの天使アクローマなど、たくさん能力を持つカードは初期から作られており、一定の人気があった。開発部もそれを認識しており、時折流し台型デザインが試されている。
 
[[夜のスピリット/Spirit of the Night]]や怒りの天使アクローマなど、たくさん能力を持つカードは初期から作られており、一定の人気があった。開発部もそれを認識しており、時折流し台型デザインが試されている。
17行: 17行:
 
**[[Mark Rosewater]]はこのことを「[[私をクリーチャーにしてカード|私をアクローマにして]]/Make Me An Akroma」と呼んでおり、第1回の時点では「アクローマがみんなの頭にあったから、キーワードを全部得る[[アーティファクト]]は避けることにした」としている。これを踏まえたかどうかは不明だが、のちの[[未来予知]]では、まさしく「アクローマにして」カードのアーティファクト・[[アクローマの記念碑/Akroma's Memorial]]が作られた。
 
**[[Mark Rosewater]]はこのことを「[[私をクリーチャーにしてカード|私をアクローマにして]]/Make Me An Akroma」と呼んでおり、第1回の時点では「アクローマがみんなの頭にあったから、キーワードを全部得る[[アーティファクト]]は避けることにした」としている。これを踏まえたかどうかは不明だが、のちの[[未来予知]]では、まさしく「アクローマにして」カードのアーティファクト・[[アクローマの記念碑/Akroma's Memorial]]が作られた。
 
*たくさん能力がつくと思ったらそのうち一つが[[防衛]]、という[[大隼の仮面/Peregrine Mask]]のような肩透かしカードも作られている。
 
*たくさん能力がつくと思ったらそのうち一つが[[防衛]]、という[[大隼の仮面/Peregrine Mask]]のような肩透かしカードも作られている。
 +
*[[Unstable]]には用語のパロディである[[流し台の騎士/Knight of the Kitchen Sink]]が収録されている。
 
*[[頂点壊滅獣/Apex Devastator]]のように同じキーワード能力が大量につくカードも試されている。
 
*[[頂点壊滅獣/Apex Devastator]]のように同じキーワード能力が大量につくカードも試されている。
  

2020年11月15日 (日) 13:08時点における版

流し台型デザイン(Kitchen-sink design)とは、能力(特にキーワード能力)を大量に詰め込んだカードデザインのことである。

概要


Akroma, Angel of Wrath / 怒りの天使アクローマ (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、速攻、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)

6/6


Zetalpa, Primal Dawn / 原初の夜明け、ゼタルパ (6)(白)(白)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)

飛行、二段攻撃、警戒、トランプル、破壊不能

4/8

英語の「何でもかんでも詰め込む」を意味する慣用句・everything but the kitchen sink(流し台以外全部)に由来する。代表例である怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathにちなんで「アクローマ」とも呼ばれる。

夜のスピリット/Spirit of the Nightや怒りの天使アクローマなど、たくさん能力を持つカードは初期から作られており、一定の人気があった。開発部もそれを認識しており、時折流し台型デザインが試されている。

カードパワーの調整が難しく、色の役割により持たせられない能力もある。そのため、どの能力をもたせるかは慎重に決められている。例えば、原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawnの役割にふさわしい能力が選抜されており、かつ絆魂は強すぎると判明したため取り除かれている。

代表例

3つ以上のキーワード能力、またはそれに準じる頻出能力を持つか与えるものを列挙する。

参考

  1. YOU MAKE THE CARD, TOO
MOBILE