月の大魔術師/Magus of the Moon

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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper/wallpaper-week-magus-moon-2007-07-13 壁紙]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper/wallpaper-week-magus-moon-2007-07-13 壁紙]([[Daily MTG]] [[2007年]]7月13日)
 
*[[土地タイプを変更できるカード]]
 
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*[[対特殊地形カード]]
 
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*[[カード個別評価:未来予知]] - [[レア]]
 
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*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[レア]]
 
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2021年3月6日 (土) 23:59時点における版


時のらせん次元の混乱に続いて登場した、未来予知大魔術師サイクル。血染めの月/Blood Moon

他の大魔術師と同様、クリーチャーとなったことで除去されやすくなってしまっているのは、大きなデメリットである。赤のカードを全く採用していないデッキ相手ならともかく、赤は火力であるため、基本でない土地を軒並みに変えたとしても火力呪文を封じ込めることができず、一発の火力で撃沈してしまう恐れがある。

そういった面では、エンチャントである血染めの月の方が、マナ基盤ロックすることを重視するならば信頼性も高く有効である。特に、登場時は元となった血染めの月そのものがスタンダードに残っていたため、「使いにくいクリーチャーでも我慢して使う」必要が無かった上、3マナ軽めなおかげで、「クリーチャーであるが故のメリット」、つまりリアニメイトもあまり意味が無いのも痛かった。

しかしながら、3マナ2/2と言うそこそこのサイズのクリーチャーということで戦闘で役立つようになったのは見逃せない利点である。これ自体は戦力としてはさほど優秀ではないものの、対戦相手を減速させることで相対的に展開を有利にできる強みを買われて、ビートダウンで採用されることも少なくない。コントロール寄りのデッキでは前述通り血染めの月のほうが優先されがちだが、メインデッキから採用する上では腐りにくいこちらの方が優れているといえる。またメインがノンクリーチャーであるデッキのサイドボードに採用することで、基本でない土地対策と同時にアグレッシブ・サイドボーディング風な運用が期待できることも覚えておきたい。

時のらせんブロックローウィン=シャドウムーア・ブロックスタンダード環境では、優秀な基本でない土地が多く見られたため、それらのカードに依存するデッキに対しては非常に強力であった。これを除去するために殺戮の契約/Slaughter Pactを投入したり、あるいは山にされた土地からの赤マナ唱えることの出来る分割カード混成カードを投入したりするデッキもあったほど。

モダンレガシーでも引き続き強力ではあるが、クリーチャー除去が強い環境なので通常は血染めの月のほうが優先される。しかし異界の進化/Eldritch Evolution集合した中隊/Collected Companyなどで直接戦場に出せるメリットも大きいため、そういったデッキが基本土地を多めに投入してこちらを優先的に採用することも多い。

  • 種類別の話をするときによく名前の挙がるカードのひとつ。クリーチャーゆえ本家血染めの月よりも他の継続的効果と相互作用を起こしやすい。

関連カード

サイクル

未来予知大魔術師サイクル。過去の強力なエンチャントと同じ効果能力マナ・コストを持つ。括弧内は元になったカード

参考

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