緑単トロン
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2019年11月10日 (日) 20:52時点における版
緑単トロン(Mono-Green Urzatron)は、ウルザランドによる大量マナを利用した緑コントロールデッキ。
元はミラディン・ブロック期のスタンダードにおいて登場したデッキ。後にモダンでも登場した。
目次 |
概要
森の占術/Sylvan Scryingなどの土地サーチによって3種類のウルザランドを揃え、強力なクリーチャーや呪文を早く唱えるのを目指す。
土地のスロットの大部分をウルザランドに割かなくてはいけないため、色マナが出る土地の枚数が少なくなって不安定になりがちのウルザトロンを安定させるために編み出された。
ミラディン・ブロック+神河ブロック期
#オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期と同様、最速で歯と爪/Tooth and Nailを撃つことを目標としている。
神河物語で登場した師範の占い独楽/Sensei's Divining Topをにより、従来のウルザトロンより素早くウルザランドを揃え、歯と爪にたどり着けるようになった。
爆発力が高いためコントロール要素はそれほど必要なくなり、親和対策のアーティファクト破壊や忘却石/Oblivion Stoneなど最小限に抑えられている。
基本的にノーガードのため対策を徹底されると厳しい。第9版でのペインランドの再録によりウルザトロンの色マナの安定性が高まると、単色で組む必要性が薄れ、次第に使用率は下がっていった。
しかし安定性と爆発力は魅力で、イタリア選手権05やフランス選手権05を制するなどの活躍も見せ、最後まで環境に残り続けた。
サンプルレシピ
- 備考
- フランス選手権05 優勝 (参考)
- 使用者:Julien Goron
- フォーマット
- 同型対策としてすき込み/Plow Underが使用され、また速度重視の環境のため金属モックス/Chrome Moxが採用されている。
オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期
コントロール要素を抑え、最速で歯と爪/Tooth and Nailを撃つことを目標としたコンボよりのデッキが登場した。
ミラディン・ブロックの土地サーチ呪文に加え、マナ・クリーチャーやマナ・アーティファクトなどを活用して素早くマナを揃える。
サンプルレシピ
- 備考
- イングランド選手権04 優勝
- 使用者:John Ormerod
- フォーマット
- 衝動のタリスマン/Talisman of Impulseや団結のタリスマン/Talisman of Unityが入っているが、赤マナや白マナが必要なカードは一切入っておらず、完全に緑マナだけを目的としている。
モダン
多色のウルザトロンが抱えていた、廃墟の地/Field of Ruinや幽霊街/Ghost Quarterなどに非常に弱いという弱点を少しでも補うために、基本土地を多く採用できるように生み出された。除去は歩行バリスタ/Walking Ballistaで補う。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリサンパウロ19春 優勝(参考)
- 使用者:Marlos Batista Ferreira
- フォーマット