発見+発散/Discovery+Dispersal
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2019年2月25日 (月) 01:16時点における版
ソーサリー
諜報2を行い、その後カードを1枚引く。(諜報2を行うとは、あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚見て、そのうちの望む枚数をあなたの墓地に、残りをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置くことである。)
Dispersal / 発散 (3)(青)(黒)インスタント
各対戦相手は、自分がコントロールしているパーマネントの中で、マナ総量が最も大きい土地でないパーマネント1つをオーナーの手札に戻し、その後カード1枚を捨てる。
ラヴニカのギルドのアンコモンの分割カードサイクル。ディミーア家/House Dimirは諜報ドローか、はね返り/Recoilの亜種。
発見は、各フォーマットで大活躍した定業/Preordainを考えれば順当なコストで、ライブラリー操作しつつ墓地を肥やすこともできる。色拘束が緩いので色事故に高い耐性を持つ。
発散は、逆にはね返りと比べるとかなり重くなっており、パーマネントを自由に選べないので使いにくい印象を受ける。とはいえ樹木園の精霊/Arboretum Elementalのような呪禁持ちファッティをバウンスできる利点もある。
構築でもリミテッドでも、発見をメインに諜報シナジーデッキで使用していくことになるだろう。登場時点のスタンダードではディミーア諜報に代表される青黒絡みのコントロールデッキによく採用されているほか、弧光のフェニックス/Arclight Phoenixや弾けるドレイク/Crackling Drakeとも相性が良いためイゼット・フェニックス、イゼット・ドレイクでもされる。初期は発散側は無視しての採用が多かったが、ラヴニカの献身以降はお守り的に血の墓所/Blood Cryptなどを1枚挿しするデッキが見られる。またミラーリ予想/The Mirari ConjectureのI・II章どちらでも回収できることに着目されレインボーリッチでも使われている。
ルール
- 発散/Dispersal
- 「自分がコントロールしているパーマネントの中で、点数で見たマナ・コストが最も大きい」上で「土地でないパーマネント」を手札に戻す。点数で見たマナ・コストが最も大きいパーマネントが土地だった場合、バウンスの手順は実行不可能として何も行わず、手札のみを捨てる。イクサラン・ブロックの両面カードの土地がある場合そのような事態が起こる可能性がある。
- 多人数戦では、各対戦相手はAPNAP順で条件に合致するパーマネントを選ぶ。後の順のプレイヤーは前のプレイヤーの選択を知ることができる。すべてのプレイヤーが選び終わったあと、それらは同時に手札に戻る。その後、各対戦相手はAPNAP順で表面を見せることなく手札のカードを選び、すべてのプレイヤーが選び終わったあと同時に捨てる。
関連カード
サイクル
ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のアンコモンの分割カードサイクル。左半分が混成カード、右半分が多色カードになっている。
- ラヴニカのギルド
- 発見+発散/Discovery+Dispersal(青黒)
- 反転+観点/Invert+Invent(青赤)
- 席次+石像/Status+Statue(黒緑)
- 完全+間隙/Integrity+Intervention(赤白)
- 開花+華麗/Flower+Flourish(緑白)
- ラヴニカの献身
- 解任+開展/Depose+Deploy(白青)
- 昇華+消耗/Consecrate+Consume(白黒)
- 興行+叩打/Carnival+Carnage(黒赤)
- 争闘+壮大/Collision+Colossus(赤緑)
- 孵化+不和/Incubation+Incongruity(緑青)