クローン/Clone
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昔はこの能力に関して多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。 | 昔はこの能力に関して多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。 | ||
− | * | + | *「[[場]]に出るに際し」なので、選ぶのは[[場]]に出る直前である。したがって同時に[[場]]に出る[[クリーチャー]]は選べない。→[[置換効果]] |
*「選ぶ」だけなので、[[呪文]]や[[能力]]の[[対象]]にならない[[クリーチャー]]も選べる。 | *「選ぶ」だけなので、[[呪文]]や[[能力]]の[[対象]]にならない[[クリーチャー]]も選べる。 | ||
*選ばなくてもよい。そうした場合、(他に何も無ければ)0/0で[[場]]に出て、[[状況起因効果]]で即座に[[墓地]]に置かれる。 | *選ばなくてもよい。そうした場合、(他に何も無ければ)0/0で[[場]]に出て、[[状況起因効果]]で即座に[[墓地]]に置かれる。 | ||
− | *[[コピー可能な値]]のみを[[コピー]] | + | *[[コピー可能な値]]のみを[[コピー]]する。「[[クリーチャー化]]している」という情報はコピー可能でないことに注意。[[クリーチャー化]]している[[安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb]]を選んだ場合、[[土地]]として[[場]]に出る。 |
*[[コピー]]した状態で[[場]]に出るので、例えば[[187クリーチャー]]を[[コピー]]すれば[[誘発型能力]]は[[誘発]]するし、[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]を[[コピー]]すれば[[カード名]]を指定できる。 | *[[コピー]]した状態で[[場]]に出るので、例えば[[187クリーチャー]]を[[コピー]]すれば[[誘発型能力]]は[[誘発]]するし、[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]を[[コピー]]すれば[[カード名]]を指定できる。 | ||
*[[コピー]]する[[クリーチャー]]の[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれる場合,それは0である。 | *[[コピー]]する[[クリーチャー]]の[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれる場合,それは0である。 | ||
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*[[レジェンド・ルール]]の変更により、[[伝説の]]クリーチャーをコピーする意義が出来た。この場合、同名の[[伝説の]][[パーマネント]]が[[場]]に出たことになり、共に[[墓地]]に置かれる。 | *[[レジェンド・ルール]]の変更により、[[伝説の]]クリーチャーをコピーする意義が出来た。この場合、同名の[[伝説の]][[パーマネント]]が[[場]]に出たことになり、共に[[墓地]]に置かれる。 | ||
**なお、[[伝説の]][[クリーチャー]]を[[コピー]]したい場合は、[[カード名|名前]]を[[コピー]]しない[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]を使おう。 | **なお、[[伝説の]][[クリーチャー]]を[[コピー]]したい場合は、[[カード名|名前]]を[[コピー]]しない[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]を使おう。 | ||
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*[[反転]]している[[クリーチャー]]を[[コピー]]した場合、[[コピー]]は[[反転]]前の特性を持つ(もちろん、条件を満たせば[[反転]]できる)。 | *[[反転]]している[[クリーチャー]]を[[コピー]]した場合、[[コピー]]は[[反転]]前の特性を持つ(もちろん、条件を満たせば[[反転]]できる)。 | ||
*最新の日中辞典によると「クローン」のことを「克隆」と音訳で書くが、このカードでは「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。 | *最新の日中辞典によると「クローン」のことを「克隆」と音訳で書くが、このカードでは「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。 | ||
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*[[リシド]]をコピーすると何がなんだかわからなくなる。 | *[[リシド]]をコピーすると何がなんだかわからなくなる。 | ||
− | ==類似カード== | + | ==関連カード== |
− | + | ===類似カード=== | |
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*[[多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow]](エンチャント/クリーチャー) | *[[多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow]](エンチャント/クリーチャー) | ||
*[[エコー室/Echo Chamber]](アーティファクト/クリーチャー) | *[[エコー室/Echo Chamber]](アーティファクト/クリーチャー) | ||
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*[[エンチャント複製/Copy Enchantment]](エンチャント/エンチャント) | *[[エンチャント複製/Copy Enchantment]](エンチャント/エンチャント) | ||
*[[ヴェズーヴァ/Vesuva]](土地/土地) | *[[ヴェズーヴァ/Vesuva]](土地/土地) | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]] |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] |
− | *[[カード個別評価:リバイズド | + | *[[カード個別評価:リバイズド]] - [[アンコモン]] |
− | *[[カード個別評価:アンリミテッド | + | *[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[アンコモン]] |
2008年4月24日 (木) 18:49時点における版
場の好きなクリーチャーのコピーとして場に出るクリーチャー。相手の一番強いクリーチャーをコピーして戦力にしたり、稀有な能力を持った自陣のクリーチャーをコピーして5枚目として利用したりと、様々な使い方ができる。
昔はこの能力に関して多くのルール上の問題点があったが、コピーに関するルールが整備された現在では問題なく処理できる。
- 「場に出るに際し」なので、選ぶのは場に出る直前である。したがって同時に場に出るクリーチャーは選べない。→置換効果
- 「選ぶ」だけなので、呪文や能力の対象にならないクリーチャーも選べる。
- 選ばなくてもよい。そうした場合、(他に何も無ければ)0/0で場に出て、状況起因効果で即座に墓地に置かれる。
- コピー可能な値のみをコピーする。「クリーチャー化している」という情報はコピー可能でないことに注意。クリーチャー化している安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tombを選んだ場合、土地として場に出る。
- コピーした状態で場に出るので、例えば187クリーチャーをコピーすれば誘発型能力は誘発するし、翻弄する魔道士/Meddling Mageをコピーすればカード名を指定できる。
- コピーするクリーチャーのマナ・コストにXが含まれる場合,それは0である。
- 変異によって裏向きになっているカードをコピーした場合、2/2無色能力なしのクリーチャーになる。変異コストを持たず、既に表向きであるので表向きになることはできない(裏向きであるという位相はコピーされない)。
- レジェンド・ルールの変更により、伝説のクリーチャーをコピーする意義が出来た。この場合、同名の伝説のパーマネントが場に出たことになり、共に墓地に置かれる。
- 反転しているクリーチャーをコピーした場合、コピーは反転前の特性を持つ(もちろん、条件を満たせば反転できる)。
- 最新の日中辞典によると「クローン」のことを「克隆」と音訳で書くが、このカードでは「仿生妖」(生き物に化ける生物)と意訳となっている。
- リシドをコピーすると何がなんだかわからなくなる。
関連カード
類似カード
括弧内は(カードタイプ/コピーできるカードタイプ)を表す。
- 多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow(エンチャント/クリーチャー)
- エコー室/Echo Chamber(アーティファクト/クリーチャー)
- Copy Artifact(エンチャント/アーティファクト)
- 彫り込み鋼/Sculpting Steel(アーティファクト/アーティファクト)
- エンチャント複製/Copy Enchantment(エンチャント/エンチャント)
- ヴェズーヴァ/Vesuva(土地/土地)