ショック/Shock

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[[第6版]]から[[第10版]]まで[[基本セット]]における火力の基準として収録され続けたが、[[基本セット2010]]では稲妻と入れ替わりで基本セット落ちしたことで多くの[[プレイヤー]]を驚かせた。ただし、[[R&D]]は「それでも1マナ火力の基準がショックであることには変わりはない」と公言しており([[稲妻/Lightning Bolt#基本セット収録とカードパワー|稲妻のページ]]を参照)、2つ後の[[基本セット2012]]では稲妻と入れ替わる形で再び収録されている。
 
[[第6版]]から[[第10版]]まで[[基本セット]]における火力の基準として収録され続けたが、[[基本セット2010]]では稲妻と入れ替わりで基本セット落ちしたことで多くの[[プレイヤー]]を驚かせた。ただし、[[R&D]]は「それでも1マナ火力の基準がショックであることには変わりはない」と公言しており([[稲妻/Lightning Bolt#基本セット収録とカードパワー|稲妻のページ]]を参照)、2つ後の[[基本セット2012]]では稲妻と入れ替わる形で再び収録されている。
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[[基本セット2014]]を最後にしばらく[[スタンダード]]落ちしていたが、[[カラデシュ]]で[[再録]]され2年半ぶりに復帰。この時点での火力のバランスとしてプレイヤー/[[クリーチャー]]両方に対応したカードは限られており、相対的に評価は高い。多くの赤入り[[デッキ]]の[[メイン]]、[[サイド]]に散らされて採用されている。
  
 
*基本セットやビデオにおける初心者への[[対応して|レスポンス]]関連の説明において、[[巨大化/Giant Growth]]と共によく使われるカードでもある。
 
*基本セットやビデオにおける初心者への[[対応して|レスポンス]]関連の説明において、[[巨大化/Giant Growth]]と共によく使われるカードでもある。
 
**インスタントであるための役割の多さ、非常にわかりやすいテキスト、そして[[コモン]]である手軽さから[[マジック]]初心者がルールへ馴染む際によくお世話になる。
 
**インスタントであるための役割の多さ、非常にわかりやすいテキスト、そして[[コモン]]である手軽さから[[マジック]]初心者がルールへ馴染む際によくお世話になる。
 
*[[フライデー・ナイト・マジック]]の2000年7月の[[プロモーション・カード]]として配布された。
 
*[[フライデー・ナイト・マジック]]の2000年7月の[[プロモーション・カード]]として配布された。
*このカードで[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]や[[マナ・クリーチャー]]などの最序盤で重要な[[クリーチャー]]が[[焼く|焼か]]れるのは[[マーフィーの法則|お約束]]。
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*このカードで[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]や[[マナ・クリーチャー]]などの最序盤で重要なクリーチャーが[[焼く|焼か]]れるのは[[マーフィーの法則|お約束]]。
 
*[[オンスロート]]で[[再録]]された際の{{Gatherer|id=39482|イラスト}}で焼かれているのが、普通のダメージではまず死なない[[サイカトグ/Psychatog]]。一種の皮肉であろう。
 
*[[オンスロート]]で[[再録]]された際の{{Gatherer|id=39482|イラスト}}で焼かれているのが、普通のダメージではまず死なない[[サイカトグ/Psychatog]]。一種の皮肉であろう。
 
*「2点ダメージ」の俗称としてもしばしば使われる。特に[[ショックランド]]が有名。
 
*「2点ダメージ」の俗称としてもしばしば使われる。特に[[ショックランド]]が有名。

2017年2月5日 (日) 13:46時点における版


Shock / ショック (赤)
インスタント

1つを対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。


の「基本的な」火力呪文。創成期において基本火力として生まれた稲妻/Lightning Boltの調整版。他の1マナ、2点ダメージの火力呪文はこれを基準に調整されている。

ただしカード単体の性能としては若干力不足な印象。インスタントであるという強みはあるが、それを重要視しない場合にはダメージ効率の低さが目立ってしまう。稲妻の1マナ3点では高火力すぎるが、ショックの1マナ2点では力不足。火力のバランスは実にデリケートであると言えるだろう。

実際、構築の、特にステロイドなどのビートダウンデッキでは、1マナ域の火力はショックよりも他の亜種が優先される。それら亜種はたいていはソーサリーだが、単なるダメージだけでなく追加の要素が得られるものが多いためである。まれにショックが採用されることがあるものの、その理由はほとんどの場合で他の優良な選択肢がなく「ショックを使わざるを得ないほど火力に恵まれていない」ためである。

対して、バーン系デッキを組む場合は、これを使わなくてもよいほど良質の火力に恵まれている環境は少なく、インスタントである「待ちの火力」も必要なため、よく使われる(→カウンターバーン)。

リミテッドではもちろんかなり使い勝手の良いカードである。除去そのものが貴重であるのもそうだが、何かとトリックに使える軽いインスタントであるということが重要なため。

第6版から第10版まで基本セットにおける火力の基準として収録され続けたが、基本セット2010では稲妻と入れ替わりで基本セット落ちしたことで多くのプレイヤーを驚かせた。ただし、R&Dは「それでも1マナ火力の基準がショックであることには変わりはない」と公言しており(稲妻のページを参照)、2つ後の基本セット2012では稲妻と入れ替わる形で再び収録されている。

基本セット2014を最後にしばらくスタンダード落ちしていたが、カラデシュ再録され2年半ぶりに復帰。この時点での火力のバランスとしてプレイヤー/クリーチャー両方に対応したカードは限られており、相対的に評価は高い。多くの赤入りデッキメインサイドに散らされて採用されている。

関連カード

主な亜種

ここでは2点ダメージのものを例示する。特記していない限り、1マナインスタントである。太字のものは、特に近い1マナ2点の亜種である。他の例は火力を参照。

参考

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