変身

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ルール)
21行: 21行:
 
*第2面には[[マナ・コスト]]がないが、[[イニストラードを覆う影]]の発売に合わせてルールが改定され、「第2面状態のパーマネントの[[点数で見たマナ・コスト]]は第1面と等しい」という変更がなされた。
 
*第2面には[[マナ・コスト]]がないが、[[イニストラードを覆う影]]の発売に合わせてルールが改定され、「第2面状態のパーマネントの[[点数で見たマナ・コスト]]は第1面と等しい」という変更がなされた。
 
**以前は第2面状態のパーマネントの点数で見たマナ・コストは0であった。
 
**以前は第2面状態のパーマネントの点数で見たマナ・コストは0であった。
**第2面状態であるカードをコピーした場合は点数で見たマナ・コストは0である為、少しややこしいことになっている。
+
**第2面状態であるカードをコピーした場合は点数で見たマナ・コストは0であるため、少しややこしいことになっている。
 +
*パーマネントの持つ[[起動型能力]]がそのパーマネントを変身させようとする場合、その能力が[[スタック]]に置かれた以降に変身していなかった場合にのみ変身する。[[遅延誘発型能力]]を除く[[誘発型能力]]についても同様である。また、パーマネントの持つ遅延誘発型能力がそのパーマネントを変身させようとする場合、その遅延誘発型能力が生成された以降に変身していなかった場合にのみ変身する。
 +
**イニストラードを覆う影の発売に合わせて追加されたルールである。それ以前は、例えば[[礼儀正しい識者/Civilized Scholar]]の起動型能力を[[幻術師の篭手/Illusionist's Bracers]]でコピーすることで変身が2回起こり、第1面→第2面→第1面と元に戻るような状況が存在した。
  
 
==参考==
 
==参考==

2016年4月8日 (金) 22:53時点における版

変身(へんしん)/Transformは、キーワード処理の1つ。両面カードの表裏をひっくり返すことを表す。


Villagers of Estwald / エストワルドの村人 (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)

各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、エストワルドの村人を変身させる。

2/3
Howlpack of Estwald / エストワルドの吠え群れ
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)

各アップキープの開始時に、直前のターンにプレイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、エストワルドの吠え群れを変身させる。

4/6

目次

定義

ある両面カードで表されるパーマネント変身させる/Transform場合、それを裏返し、もう一方の面が見えるようにする。

解説

イニストラードで初登場したキーワード処理で、「夜に狼男になる人間」や「コウモリに化ける吸血鬼」といった変身をキーワード処理化したものである。両面カードのみが変身できる。

変身を表すという点は反転に、裏返すという手順は変異に似た処理であるが、それらとは別の処理であり、変身させることは反転することでも裏向きにすることでもない。

ルール

  • パーマネントが変身しても、それは新しいオブジェクトではない。
  • あるパーマネントが変身できるかどうかは、それが物理的に両面カードであるかどうかを見る。つまり、両面カードでないクローン/Cloneコピーしても、大笑いの写し身/Cackling Counterpartコピートークンを出しても、それらは両面カードでないためは変身できない。例えば、エストワルドの村人/Villagers of Estwaldをコピーしても、そのコピーは第2面になることはない。
    • また、コピーするのは「その時表になっている面」である。第2面であるエストワルドの吠え群れ/Howlpack of Estwaldをコピーした場合、第1面の特性は一切参照せず、それが第1面に戻ることもない。
    • 両面カードがなんらかの通常カードのコピーとなっている際に、それを変身させる効果を適用する場合、その両面カードは変身し、さらにその上からコピー効果を考慮する。
  • 第2面にはマナ・コストがないが、イニストラードを覆う影の発売に合わせてルールが改定され、「第2面状態のパーマネントの点数で見たマナ・コストは第1面と等しい」という変更がなされた。
    • 以前は第2面状態のパーマネントの点数で見たマナ・コストは0であった。
    • 第2面状態であるカードをコピーした場合は点数で見たマナ・コストは0であるため、少しややこしいことになっている。
  • パーマネントの持つ起動型能力がそのパーマネントを変身させようとする場合、その能力がスタックに置かれた以降に変身していなかった場合にのみ変身する。遅延誘発型能力を除く誘発型能力についても同様である。また、パーマネントの持つ遅延誘発型能力がそのパーマネントを変身させようとする場合、その遅延誘発型能力が生成された以降に変身していなかった場合にのみ変身する。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE