グランプリ
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|2010年度||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]||[[Svetlin Velinov]]による新規イラスト GP2010 | |2010年度||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]||[[Svetlin Velinov]]による新規イラスト GP2010 |
2014年5月18日 (日) 23:02時点における版
グランプリ/Grand Prixは、マジックのプレミアイベントの1つ。
プロツアーなどと違って参加するための権利を得る必要がなく、登録しさえすればだれでも参加する事ができるため、数百人、多い時には2,000人を超える参加者が集まるマジック界最大の大会である。過去最多記録はグランプリラスベガス13の4,500人、国内最多はグランプリ横浜13の2,297人。成績上位者には、その順位に応じた賞金とプロツアー出場権などが与えられる。
日本でも年3回のペースで各地で開催される。近年はPoYレースが激化していることもあり、海外の強豪が日本のグランプリに参戦したり、国内のプロが積極的に海外に遠征している。
本戦に興味がなくても、掘り出し物が出てくるバイヤーブースや、多彩なサイドイベント、カードのイラストを手掛けたアーティストのサイン会などが用意されており、まさしく『マジック界最大の祭典』と言えるだろう。まったく知らない人でも初心者講習会も行われるので、興味があるのなら是非顔を出すと良いだろう。
- 2012年以降、主催がウィザーズ社から晴れる屋・BIG MAGIC・ホビーステーションなどといった大手ショップに移管されている。出展ディーラーが多彩になったり、サイドイベントが日本レガシー選手権やスーパーサンデーシリーズのように豪華になってたりしている。また、大会運営を分離することで、法律上の問題をクリアしている(参考)。
- 2013年以降、各グランプリのスーパーサンデーシリーズの優勝者は、翌年のスーパーサンデーチャンピオンシップへの出場権、及び同イベントに参加するための往復交通、ホテル、食事など補助が与えられる。
- プレインズウォーカーポイントや各地のグランプリ・トライアルによるByeが存在し、スリープ・イン・スペシャルという優待もある。
- プレインズウォーカーポイントの倍率は8倍に設定されている。これは参加制限のないイベント・競技合計ポイント集計対象イベントの中で最も高い倍率である。そのため近年は参加人数が増加傾向にあり、ポイントを最も稼ぎやすいイベントのひとつとなっている。
- 2011年までは上位16名がプロツアーの参加権を獲得できたが、2012年からはプレミアイベント体制の変更によって上位4名までに調整された。その代わり、上位4名全員にプロツアー開催地の往復航空券も授与される。2013年度から参加人数が1,200人を超えた場合、参加権が8人に拡大される。
- ルール適用レベル(REL)は1日目が「競技」、2日目が「プロ」。ヘッド・ジャッジは特に認可を受けたレベル3以上が務める必要がある。
- 世界で最初に開催されたグランプリはグランプリアムステルダム97、日本で最初に開催されたグランプリはグランプリ東京97である。
目次 |
プロモーション・カード
本戦に参加したプレイヤーには参加賞として、以下のプロモーション・カードが配布されている。いずれもプレミアム・カードで、新規のイラストが用いられている。 2012年から前期・後期に各1枚配布されるようになった。
画像は、以下のサイトで見ることができる。
- あんかば
- ~2009年:2006~2009プロモーションカード画像
- 2010年:2010~プロモーションカード画像
- 2011年:2011~プロモーションカード画像
- 2012年:2012年プロモーションカード画像
- 2013年:2013年プロモーションカード画像
- magiccards.info
配布年度 | カード名 | 備考 |
---|---|---|
2014年度前期 | 殴打頭蓋/Batterskull | Igor Kierylukによる新規イラスト GP2014a |
2013年度後期 | 全ては塵/All Is Dust | Vincent Proceによる新規イラスト GP2013b |
2013年度前期 | 原始のタイタン/Primeval Titan | Peter Mohrbacherによる新規イラスト GP2013a |
2012年度後期 | 水蓮のコブラ/Lotus Cobra | Terese Nielsenによる新規イラスト GP2012b |
2012年度前期 | ゴブリンの先達/Goblin Guide | Steve Prescottによる新規イラスト GP2012a |
2011年度 | 大渦の脈動/Maelstrom Pulse | John Avonによる新規イラスト DCI→流星に変更 GP2011 |
2010年度 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte | Svetlin Velinovによる新規イラスト GP2010 |
2009年度 | 金属モックス/Chrome Mox | Alan Pollackによる新規イラスト GP2009 |
2008年度 | 獣群の呼び声/Call of the Herd | Lars Grant-Westによる新規イラスト GP2008 |
2007年度 | 魂売り/Spiritmonger | Kev Walkerによる新規イラスト GP2007 |
賞金とプロポイント
個人戦
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 4,000USD | 8 | 次回プロツアー参加権利+往復航空券 |
2 | 2,700USD | 6 | |
3-4 | 1,500USD | 5 | |
5-8 | 1,000USD | 4 | 参加人数が1200人以上の場合 次回プロツアー参加権利+往復航空券 |
9-12 | 600USD | 3 | |
13-16 | 550USD | ||
17-23 | 500USD | 2 | |
24-32 | 400USD | ||
33-64 | 300USD | 1 | |
76-100 | 250USD | なし | 参加人数が1200人以上の場合 |
101-150 | 200USD | なし | 参加人数が2400人以上の場合 |
チーム戦
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 8,100USD(2,700USD) | 6 | 次回プロツアー参加権利+往復航空券 |
2 | 5,400USD(1,800USD) | 5 | |
3-4 | 3,000USD(1,000USD) | 4 | 参加チーム数が400チーム以上の場合 次回プロツアー参加権利+往復航空券 |
5-8 | 2,025USD(675USD) | 3 | |
9-12 | 1,275USD(425USD) | 2 | |
13-16 | 1,125USD(375USD) | 1 | |
17-20 | 1,050USD(350USD) | なし | |
21-24 | 900USD(300USD) | ||
25-36 | 750USD(250USD) | 参加チーム数が400チーム以上の場合 | |
37-51 | 600USD(200USD) | 参加チーム数が800チーム以上の場合 |
※賞金の括弧内は一人あたりの金額
参考
- グランプリ開催案内
- Category:グランプリ - グランプリのトーナメント記録ページの一覧
- トーナメント記録
- トーナメント用語