巨大カキ/Giant Oyster
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
{{#card:Giant Oyster}} | {{#card:Giant Oyster}} | ||
− | 緩慢な[[クリーチャー]][[除去]] | + | 緩慢な[[クリーチャー]][[除去]]能力を持つクリーチャー。自身をタップ状態で固定する事で、[[対象]]のクリーチャーのアンタップを妨害し、毎[[ターン]]1つずつ[[-1/-1カウンター]]を乗せていく。 |
− | 弱体化は1ターンにつき-1/-1なので、[[タフネス]] | + | とりあえず[[脱水/Dehydration]]の亜種。能力の性質的に[[召喚酔い]]による即効性の喪失は大きいが、状況に合わせてロック対象を変えられるという点で優る。その意味では[[タッパー]]的な性質も併せ持つと言える。 |
+ | |||
+ | 弱体化は1ターンにつき-1/-1なので、[[ティム]]の様に、[[タフネス]]1のクリーチャーを1ターンに1体ずつ除去できる。タフネスの大きな相手なら実質的にそのタフネスと同じだけのターンがかかるため、本当に除去するには時間がかかるが、大物が相手という事はアンタップ阻害による疑似除去効果だけでも十分に有効だろう。 | ||
*[[能力]]はカキに挟まれ身動きが取れず、ジワジワ消化されていくようなイメージ。 | *[[能力]]はカキに挟まれ身動きが取れず、ジワジワ消化されていくようなイメージ。 | ||
*{{Gatherer|id=108816|イラスト}}はカキというよりシャコ貝に見える。 | *{{Gatherer|id=108816|イラスト}}はカキというよりシャコ貝に見える。 | ||
*[[アンタップ]]または[[戦場を離れる|戦場から離れた]]時に取り除かれる[[-1/-1カウンター]]はこれ自身の効果によって置かれたものに限らないため、[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]など自分のクリーチャーに「-1/-1カウンターを置く」デメリットを打ち消す[[ギミック]]に使える。 | *[[アンタップ]]または[[戦場を離れる|戦場から離れた]]時に取り除かれる[[-1/-1カウンター]]はこれ自身の効果によって置かれたものに限らないため、[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]など自分のクリーチャーに「-1/-1カウンターを置く」デメリットを打ち消す[[ギミック]]に使える。 | ||
+ | *-1/-1カウンターを乗せる条件として、対象のクリーチャーのタップ/アンタップ状態は問わない。例えば[[警戒]]持ちにアンタップ阻害はほぼ無意味だが、カウンターを乗せて除去する事はできる。 | ||
+ | *[[アップキープ・ステップ]]中に能力を使う事で、即-1/-1カウンターを乗せられる。 | ||
*[[時のらせん]]の[[タイムシフト]][[カード]]として、「長ったらしい」テキストを持つカードとして[[再録]]候補だった[[タックル蛆/Takklemaggot]]の代わりに再録(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af139 Not Their Time]参照)。再録時に多くの希少な[[クリーチャー・タイプ]]が変更・廃止された中で、これは[[カキ]](Oyster)のままであった。[[ローウィン]]発売に先立って行われた[[2007年9月サブタイプ変更]]でも変更されなかった。 | *[[時のらせん]]の[[タイムシフト]][[カード]]として、「長ったらしい」テキストを持つカードとして[[再録]]候補だった[[タックル蛆/Takklemaggot]]の代わりに再録(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af139 Not Their Time]参照)。再録時に多くの希少な[[クリーチャー・タイプ]]が変更・廃止された中で、これは[[カキ]](Oyster)のままであった。[[ローウィン]]発売に先立って行われた[[2007年9月サブタイプ変更]]でも変更されなかった。 | ||
2012年7月2日 (月) 10:15時点における版
Giant Oyster / 巨大カキ (2)(青)(青)
クリーチャー — カキ(Oyster)
クリーチャー — カキ(Oyster)
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに巨大カキをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。巨大カキがタップ状態であり続けるかぎり、それはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。また、あなたの各ドロー・ステップの開始時に、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。巨大カキが戦場から離れるかアンタップ状態になったとき、そのクリーチャーからすべての-1/-1カウンターを取り除く。
緩慢なクリーチャー除去能力を持つクリーチャー。自身をタップ状態で固定する事で、対象のクリーチャーのアンタップを妨害し、毎ターン1つずつ-1/-1カウンターを乗せていく。
とりあえず脱水/Dehydrationの亜種。能力の性質的に召喚酔いによる即効性の喪失は大きいが、状況に合わせてロック対象を変えられるという点で優る。その意味ではタッパー的な性質も併せ持つと言える。
弱体化は1ターンにつき-1/-1なので、ティムの様に、タフネス1のクリーチャーを1ターンに1体ずつ除去できる。タフネスの大きな相手なら実質的にそのタフネスと同じだけのターンがかかるため、本当に除去するには時間がかかるが、大物が相手という事はアンタップ阻害による疑似除去効果だけでも十分に有効だろう。
- 能力はカキに挟まれ身動きが取れず、ジワジワ消化されていくようなイメージ。
- イラストはカキというよりシャコ貝に見える。
- アンタップまたは戦場から離れた時に取り除かれる-1/-1カウンターはこれ自身の効果によって置かれたものに限らないため、不安定性突然変異/Unstable Mutationなど自分のクリーチャーに「-1/-1カウンターを置く」デメリットを打ち消すギミックに使える。
- -1/-1カウンターを乗せる条件として、対象のクリーチャーのタップ/アンタップ状態は問わない。例えば警戒持ちにアンタップ阻害はほぼ無意味だが、カウンターを乗せて除去する事はできる。
- アップキープ・ステップ中に能力を使う事で、即-1/-1カウンターを乗せられる。
- 時のらせんのタイムシフトカードとして、「長ったらしい」テキストを持つカードとして再録候補だったタックル蛆/Takklemaggotの代わりに再録(→Not Their Time参照)。再録時に多くの希少なクリーチャー・タイプが変更・廃止された中で、これはカキ(Oyster)のままであった。ローウィン発売に先立って行われた2007年9月サブタイプ変更でも変更されなかった。