鍛えられた鋼/Tempered Steel
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− | +2/+2という[[修整]]値は侮れない。アーティファクト・クリーチャーが並んでいるなら、1枚で[[クロック]]を大幅に増強し、膠着状態も一気に打開することができるだろう。重ね張りできた日には[[マナマイア]] | + | +2/+2という[[修整]]値は侮れない。アーティファクト・クリーチャーが並んでいるなら、1枚で[[クロック]]を大幅に増強し、膠着状態も一気に打開することができるだろう。重ね張りできた日には[[メムナイト/Memnite]]や[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]、[[マナマイア]]ですら勝負を決められる[[サイズ]]に膨れ上がる。[[ミラディンの傷跡ブロック]]では[[マイア]]・[[トークン]]や[[ゴーレム]]・トークンを生み出す[[カード]]が多いのも追い風。[[リミテッド]]でもアーティファクト・クリーチャーを使わないことはほぼ無い[[環境]]なので、優先して取りに行くとよい。 |
− | [[ | + | ただしアーティファクト・クリーチャーは、[[白]]の[[ウィニー]]と比べて[[コスト・パフォーマンス]]や[[除去耐性]]で劣っている。アーティファクト・クリーチャー+鍛えられた鋼と、白のウィニー+[[清浄の名誉/Honor of the Pure]]のどちらが有効かは一考の余地があるだろう。鋼を選ぶ利点としては、[[金属術]]などの[[アーティファクト]]同士の[[シナジー]]を生かせるカードと相性がよい点、[[きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol]]や[[墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus]]のような[[クリーチャー化]]カードに恵まれている点などが挙げられる。 |
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+ | *[[ミラディンの傷跡]]の[[ゲームデー]]のトップ8賞品としてテキストボックスレスの[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/game-day-excitement-2010-10-06 Game Day Excitement](Arcana [[2010年]]10月6日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。[[CHAMPSプロモ]]も参照のこと。 | ||
+ | ==類似カード== | ||
+ | あなたのアーティファクト・クリーチャーにのみ全体修整を施すカード。特記しない限り鍛えられた鋼と違って+1/+1修整で、自身もアーティファクト・クリーチャーだがそれ自身には修整が入らない。修整を受けられるのがアーティファクト・クリーチャーに限らないものは[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]の項を参照。 | ||
+ | *[[エーテリウムの達人/Master of Etherium]] - (2)(青)あなたの[[アーティファクト]]数に等しい[[P/T]]を持つ。([[アラーラの断片]]) | ||
+ | *[[鋳造所の隊長/Chief of the Foundry]] - (3)2/3。([[マジック・オリジン]]) | ||
+ | *[[スコーペク・ロード/Skorpekh Lord]] - (2)(黒)3/2[[威迫]][[蘇生]](2)(黒)。+1/+0修整だが威迫も付与。([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]) | ||
+ | *[[クルーグ公、ウルザ/Urza, Prince of Kroog]] - (2)(白)(青)2/3非アーティファクトの[[伝説のクリーチャー]]。+2/+2修整。[[起動]]コスト(6)で対象のアーティファクトの1/1[[コピー]]クリーチャーを[[生成]]。([[兄弟戦争]]) | ||
+ | *[[金線使い、サヒーリ/Saheeli, Filigree Master]] - (2)(青)(赤)[[プレインズウォーカー]]の-4忠誠度能力の[[紋章]]。アーティファクトを[[唱える]]コストが(1)減る。(兄弟戦争) | ||
+ | *[[大変成家、アンクタス/Unctus, Grand Metatect]] - (1)(青)(青)2/4[[伝説のアーティファクト・クリーチャー]]。[[ソーサリー・タイミング]]に(青/[[ファイレクシア・マナ|Φ]])で対象を青のアーティファクトにする。([[ファイレクシア:完全なる統一]]) | ||
+ | *[[サイバーコントローラー/The Cyber-Controller]] - (X)(青)(青)(黒)3/3伝説のアーティファクト・クリーチャー。[[ETB]]能力で各[[対戦相手]]にX枚[[切削]]させ、その中からクリーチャー・カードを全て[[裏向き]]の2/2アーティファクト・クリーチャーとして戦場に出す。([[ドクター・フー統率者デッキ]]) | ||
+ | *[[輝ける歩く彫像/Illustrious Wanderglyph]] - (4)(白)2/2。+2/+2修整だが、[[昇殿]]達成が条件。各[[アップキープ]]に1/1アーティファクト・クリーチャーを1体生成。([[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]) | ||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ミラディンの傷跡]] / ミラディン陣営 - [[レア]] | *[[カード個別評価:ミラディンの傷跡]] / ミラディン陣営 - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ヒストリック・アンソロジー3]] - [[レア]] |
2024年1月2日 (火) 00:42時点における最新版
アーティファクト・クリーチャーのみを強化する2倍栄光の頌歌/Glorious Anthem。
+2/+2という修整値は侮れない。アーティファクト・クリーチャーが並んでいるなら、1枚でクロックを大幅に増強し、膠着状態も一気に打開することができるだろう。重ね張りできた日にはメムナイト/Memniteや羽ばたき飛行機械/Ornithopter、マナマイアですら勝負を決められるサイズに膨れ上がる。ミラディンの傷跡ブロックではマイア・トークンやゴーレム・トークンを生み出すカードが多いのも追い風。リミテッドでもアーティファクト・クリーチャーを使わないことはほぼ無い環境なので、優先して取りに行くとよい。
ただしアーティファクト・クリーチャーは、白のウィニーと比べてコスト・パフォーマンスや除去耐性で劣っている。アーティファクト・クリーチャー+鍛えられた鋼と、白のウィニー+清浄の名誉/Honor of the Pureのどちらが有効かは一考の余地があるだろう。鋼を選ぶ利点としては、金属術などのアーティファクト同士のシナジーを生かせるカードと相性がよい点、きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idolや墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusのようなクリーチャー化カードに恵まれている点などが挙げられる。
効果が限定的とはいえ爆発力は高く、ミラディンの傷跡ブロック構築ではこれをキーカードに据えた白単鍛えられた鋼がトップメタとして活躍。スタンダードにおいてもしばしば上位に食い込む結果を残している。
- ミラディンの傷跡のゲームデーのトップ8賞品としてテキストボックスレスのプロモーション・カードが配布された[1]。CHAMPSプロモも参照のこと。
[編集] 類似カード
あなたのアーティファクト・クリーチャーにのみ全体修整を施すカード。特記しない限り鍛えられた鋼と違って+1/+1修整で、自身もアーティファクト・クリーチャーだがそれ自身には修整が入らない。修整を受けられるのがアーティファクト・クリーチャーに限らないものは栄光の頌歌/Glorious Anthemの項を参照。
- エーテリウムの達人/Master of Etherium - (2)(青)あなたのアーティファクト数に等しいP/Tを持つ。(アラーラの断片)
- 鋳造所の隊長/Chief of the Foundry - (3)2/3。(マジック・オリジン)
- スコーペク・ロード/Skorpekh Lord - (2)(黒)3/2威迫蘇生(2)(黒)。+1/+0修整だが威迫も付与。(ウォーハンマー40,000統率者デッキ)
- クルーグ公、ウルザ/Urza, Prince of Kroog - (2)(白)(青)2/3非アーティファクトの伝説のクリーチャー。+2/+2修整。起動コスト(6)で対象のアーティファクトの1/1コピークリーチャーを生成。(兄弟戦争)
- 金線使い、サヒーリ/Saheeli, Filigree Master - (2)(青)(赤)プレインズウォーカーの-4忠誠度能力の紋章。アーティファクトを唱えるコストが(1)減る。(兄弟戦争)
- 大変成家、アンクタス/Unctus, Grand Metatect - (1)(青)(青)2/4伝説のアーティファクト・クリーチャー。ソーサリー・タイミングに(青/Φ)で対象を青のアーティファクトにする。(ファイレクシア:完全なる統一)
- サイバーコントローラー/The Cyber-Controller - (X)(青)(青)(黒)3/3伝説のアーティファクト・クリーチャー。ETB能力で各対戦相手にX枚切削させ、その中からクリーチャー・カードを全て裏向きの2/2アーティファクト・クリーチャーとして戦場に出す。(ドクター・フー統率者デッキ)
- 輝ける歩く彫像/Illustrious Wanderglyph - (4)(白)2/2。+2/+2修整だが、昇殿達成が条件。各アップキープに1/1アーティファクト・クリーチャーを1体生成。(イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ)
[編集] 脚注
- ↑ Game Day Excitement(Arcana 2010年10月6日 Monty Ashley著)
[編集] 参考
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ - レア
- カード個別評価:ヒストリック・アンソロジー3 - レア