狡猾な願い/Cunning Wish
提供:MTG Wiki
(主観的かつ雑多かつ現状に即さない記述を削除) |
|||
(19人の利用者による、間の25版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[ジャッジメント]]の[[願い]]の[[青]]版。[[ゲームの外部]]から[[インスタント]]を持ってくる[[呪文]]。インスタントを持ってくるという性質からか、[[サイクル]]中これだけがインスタント。 | [[ジャッジメント]]の[[願い]]の[[青]]版。[[ゲームの外部]]から[[インスタント]]を持ってくる[[呪文]]。インスタントを持ってくるという性質からか、[[サイクル]]中これだけがインスタント。 | ||
− | + | 状況に応じて最適の対策[[カード]]を[[シルバーバレット]]できる、という点は[[サイクル]]の他のカードと同じだが、これはこれ自身も持ってくるカードもインスタントであるため[[対応して]]の行動が可能であるという点で一線を画す応用力がある。[[パーミッション]]等の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]にとって最も重要な、柔軟性と対応力の向上に貢献する優秀な[[サーチ]]カードである。 | |
− | [[ | + | またそうでなくとも青と言えば優秀なインスタントに恵まれた[[色]]であり、[[嘘か真か/Fact or Fiction]]などの強力な呪文を適当に持ってくるだけでも十分すぎるほど強い。 |
− | + | ただし若干[[重い]]ため、対応撃ちすると[[マナ]]をかなり食ってしまうのは大きな欠点。そのため[[ピッチスペル]]や[[契約]]、あるいは[[リスティック]]や[[条件付きカウンターカード]]のような、[[マナ・コスト]]を他の条件で肩代わりしているようなシステムの呪文と相性がよい。 | |
+ | |||
+ | ジャッジメント登場当初から[[激動サイカトグ]]の覇権を支え、その後も[[ウェイク]]などのコントロールデッキで幅広く採用されていた。またサーチカードの常として[[カード・プール]]が広がるほど強力となり、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも活躍している。旧エクステンデッド[[環境]]では[[サイカトグ]]や[[セプターチャント]]に必須と言える頻度で採用され、またエターナルでもその融通性の高さから、[[ソリダリティ]]や[[ランドスティル]]などで採用されている。特に[[レガシー]]の[[全知実物提示教育]]ではサブの勝ち手段として[[蟻の解き放ち/Release the Ants]]やそれに繋ぐための[[火想者の予見/Firemind's Foresight]]や[[エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call]]を持ってるために投入されている。「自身も持ってくるカードもインスタント」という特性を生かして、[[全知/Omniscience]]を出した[[実物提示教育/Show and Tell]]で相手が[[忘却の輪/Oblivion Ring]]などを出してきてもその[[誘発型能力]]が[[解決]]する前に一気に勝利してしまうことも可能。 | ||
2004年9月20日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定される。 | 2004年9月20日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定される。 | ||
− | *[[燃え立つ願い/Burning Wish]] | + | *[[燃え立つ願い/Burning Wish]]と同じく自分自身の[[カード・タイプ]]を持って来られるので、[[ミラーリ/Mirari]]でコピーして回収することでぐるぐると使い回すことができた。また、もう1枚の狡猾な願いを持ってくる事を繰り返して[[ストーム]]を稼ぎ、[[思考停止/Brain Freeze]]でフィニッシュする[[プレイング]]もあった。 |
**現在は[[追放]]の制定により、不可能となっている。 | **現在は[[追放]]の制定により、不可能となっている。 | ||
− | + | *3マナという若干重いコストが嫌われることもあるが、[[相殺/Counterbalance]]や[[虚空の杯/Chalice of the Void]]に妨害されづらい利点になることもある。 | |
− | + | ||
− | * | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
29行: | 23行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2018年6月7日 (木) 09:06時点における最新版
インスタント
あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるインスタント・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。狡猾な願いを追放する。
ジャッジメントの願いの青版。ゲームの外部からインスタントを持ってくる呪文。インスタントを持ってくるという性質からか、サイクル中これだけがインスタント。
状況に応じて最適の対策カードをシルバーバレットできる、という点はサイクルの他のカードと同じだが、これはこれ自身も持ってくるカードもインスタントであるため対応しての行動が可能であるという点で一線を画す応用力がある。パーミッション等のコントロールデッキにとって最も重要な、柔軟性と対応力の向上に貢献する優秀なサーチカードである。
またそうでなくとも青と言えば優秀なインスタントに恵まれた色であり、嘘か真か/Fact or Fictionなどの強力な呪文を適当に持ってくるだけでも十分すぎるほど強い。
ただし若干重いため、対応撃ちするとマナをかなり食ってしまうのは大きな欠点。そのためピッチスペルや契約、あるいはリスティックや条件付きカウンターカードのような、マナ・コストを他の条件で肩代わりしているようなシステムの呪文と相性がよい。
ジャッジメント登場当初から激動サイカトグの覇権を支え、その後もウェイクなどのコントロールデッキで幅広く採用されていた。またサーチカードの常としてカード・プールが広がるほど強力となり、エクステンデッドやエターナルでも活躍している。旧エクステンデッド環境ではサイカトグやセプターチャントに必須と言える頻度で採用され、またエターナルでもその融通性の高さから、ソリダリティやランドスティルなどで採用されている。特にレガシーの全知実物提示教育ではサブの勝ち手段として蟻の解き放ち/Release the Antsやそれに繋ぐための火想者の予見/Firemind's Foresightやエラダムリーの呼び声/Eladamri's Callを持ってるために投入されている。「自身も持ってくるカードもインスタント」という特性を生かして、全知/Omniscienceを出した実物提示教育/Show and Tellで相手が忘却の輪/Oblivion Ringなどを出してきてもその誘発型能力が解決する前に一気に勝利してしまうことも可能。
2004年9月20日よりプリズマティックで禁止カードに指定される。
- 燃え立つ願い/Burning Wishと同じく自分自身のカード・タイプを持って来られるので、ミラーリ/Mirariでコピーして回収することでぐるぐると使い回すことができた。また、もう1枚の狡猾な願いを持ってくる事を繰り返してストームを稼ぎ、思考停止/Brain Freezeでフィニッシュするプレイングもあった。
- 現在は追放の制定により、不可能となっている。
- 3マナという若干重いコストが嫌われることもあるが、相殺/Counterbalanceや虚空の杯/Chalice of the Voidに妨害されづらい利点になることもある。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ジャッジメントの願いサイクル。ゲームの外部からカードを手札に加えることができる。
- 黄金の願い/Golden Wish
- 狡猾な願い/Cunning Wish
- 死せる願い/Death Wish
- 燃え立つ願い/Burning Wish
- 生ける願い/Living Wish