ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
| （5人の利用者による、間の7版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
| − | '''ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築'''/''Lorwyn-Shadowmoor Block Constructed''は、[[ローウィン]]、[[モーニングタイド]]、[[シャドウムーア]]、[[イーブンタイド]]に含まれる[[カード]]のみで[[デッキ]] | + | '''ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築'''/''Lorwyn-Shadowmoor Block Constructed''は、[[ローウィン]]、[[モーニングタイド]]、[[シャドウムーア]]、[[イーブンタイド]]に含まれる[[カード]]のみで[[デッキ]]を構築する[[ブロック構築]][[フォーマット]]。 |
==概要== | ==概要== | ||
| − | [[ローウィン・ブロック]]が[[ | + | [[ローウィン・ブロック]]が[[タイプ的]]をテーマとしていたため、タイプ的[[シナジー]]を生かした[[ビートダウンデッキ]]が多い。また、[[ヴィヴィッドランド]]、[[ハイブリッドランド]]、クリーチャー・タイプ参照ランド、[[反射池/Reflecting Pool]]といったように[[多色土地]]が多く、デッキの[[多色デッキ|多色]]化も盛んである。 |
[[環境]]最速を誇る[[ウィニー]]デッキの[[キスキン (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|キスキン]]、高い対応力を持ち環境随一の強力[[カード]][[苦花/Bitterblossom]]を擁する[[クロック・パーミッション]]デッキの[[フェアリー (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|青黒フェアリー]]が二大勢力である。 | [[環境]]最速を誇る[[ウィニー]]デッキの[[キスキン (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|キスキン]]、高い対応力を持ち環境随一の強力[[カード]][[苦花/Bitterblossom]]を擁する[[クロック・パーミッション]]デッキの[[フェアリー (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|青黒フェアリー]]が二大勢力である。 | ||
| − | ビートダウンはその他にも、[[サイズ]]を重視した多色ビートダウンデッキの[[黒緑白ビートダウン#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック期|ドラン]]、高速の[[ | + | ビートダウンはその他にも、[[サイズ]]を重視した多色ビートダウンデッキの[[黒緑白ビートダウン#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック期|ドラン]]、高速の[[赤単色デッキ|赤単]][[スライ/ブロック構築/ローウィン＝シャドウムーア|スライ]]、[[シャーマン]]のシナジーを組み込んだ[[シャーマン (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|赤単シャーマン]]、[[マーフォーク]]・[[ウィザード]]双方の恩恵を組み込んだクロック・パーミッションの[[マーフォーク (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|マーフォークデッキ]]などが存在する。 |
| − | [[ | + | [[コントロールデッキ]]は、[[炎渦竜巻/Firespout]]や[[質素な命令/Austere Command]]などの[[全体除去]]や[[想起]]持ちクリーチャーと[[その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin]]のシナジーなどで[[カード・アドバンテージ]]を稼ぐ。前述したように多色化が容易なため、[[クイックントースト#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|クイックントースト]]や[[マネキンコントロール]]のようにコントロールデッキは多色デッキが多いが、一方で少数ながら[[白コントロール#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|白コントロール]]のような[[単色デッキ|単色]]のコントロールデッキも存在した。なお、この環境でのマネキンコントロールは、[[概念の群れ/Horde of Notions]]と[[エレメンタル]]のタイプ的シナジーを採用した「[[エレメンタル (デッキ)|5色エレメンタル]]」の形を取る場合が多い。 |
[[コンボ]]を主目的としたデッキは多くない。[[羽軸トゲ/Quillspike]]と[[献身のドルイド/Devoted Druid]]などのコンボを組み込んだビートダウンデッキが存在したが、あまり結果は残せなかった。 | [[コンボ]]を主目的としたデッキは多くない。[[羽軸トゲ/Quillspike]]と[[献身のドルイド/Devoted Druid]]などのコンボを組み込んだビートダウンデッキが存在したが、あまり結果は残せなかった。 | ||
| 20行： | 20行： | ||
*[[フェアリー (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|青黒フェアリー]] | *[[フェアリー (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|青黒フェアリー]] | ||
*[[黒緑白ビートダウン#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック期|ドラン]] | *[[黒緑白ビートダウン#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック期|ドラン]] | ||
| − | *[[ | + | *[[マーフォーク (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|マーフォーク]] |
| − | *[[スライ | + | *[[スライ/ブロック構築/ローウィン＝シャドウムーア|スライ]]/[[シャーマン (デッキ)#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|赤単シャーマン]] |
===コントロール=== | ===コントロール=== | ||
*[[クイックントースト#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|クイックントースト]] | *[[クイックントースト#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|クイックントースト]] | ||
*[[マネキンコントロール]]/[[エレメンタル (デッキ)|エレメンタル]] | *[[マネキンコントロール]]/[[エレメンタル (デッキ)|エレメンタル]] | ||
| − | *[[白コントロール]] | + | *[[白コントロール#ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築|白コントロール]] |
==代表的な大会と優勝者の使用デッキ== | ==代表的な大会と優勝者の使用デッキ== | ||
| 36行： | 36行： | ||
==参考== | ==参考== | ||
| + | *[http://web.archive.org/web/20090221174215/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20080630/index.html げんてゐ構築のススメ1]、[http://web.archive.org/web/20080920040600/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20080725/index.html 2]、[http://web.archive.org/web/20090210190304/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20080907/index.html 3]([[タカラトミー]]、文:[[浅原晃]]) | ||
*[[ブロック構築]] | *[[ブロック構築]] | ||
*[[ローウィン＝シャドウムーア・ブロック]] | *[[ローウィン＝シャドウムーア・ブロック]] | ||
| 44行： | 45行： | ||
*[[カード個別評価：シャドウムーア]] | *[[カード個別評価：シャドウムーア]] | ||
*[[カード個別評価：イーブンタイド]] | *[[カード個別評価：イーブンタイド]] | ||
| − | |||
2024年6月20日 (木) 20:43時点における最新版
ローウィン＝シャドウムーア・ブロック構築/Lorwyn-Shadowmoor Block Constructedは、ローウィン、モーニングタイド、シャドウムーア、イーブンタイドに含まれるカードのみでデッキを構築するブロック構築フォーマット。
目次 |
[編集] 概要
ローウィン・ブロックがタイプ的をテーマとしていたため、タイプ的シナジーを生かしたビートダウンデッキが多い。また、ヴィヴィッドランド、ハイブリッドランド、クリーチャー・タイプ参照ランド、反射池/Reflecting Poolといったように多色土地が多く、デッキの多色化も盛んである。
環境最速を誇るウィニーデッキのキスキン、高い対応力を持ち環境随一の強力カード苦花/Bitterblossomを擁するクロック・パーミッションデッキの青黒フェアリーが二大勢力である。
ビートダウンはその他にも、サイズを重視した多色ビートダウンデッキのドラン、高速の赤単スライ、シャーマンのシナジーを組み込んだ赤単シャーマン、マーフォーク・ウィザード双方の恩恵を組み込んだクロック・パーミッションのマーフォークデッキなどが存在する。
コントロールデッキは、炎渦竜巻/Firespoutや質素な命令/Austere Commandなどの全体除去や想起持ちクリーチャーとその場しのぎの人形/Makeshift Mannequinのシナジーなどでカード・アドバンテージを稼ぐ。前述したように多色化が容易なため、クイックントーストやマネキンコントロールのようにコントロールデッキは多色デッキが多いが、一方で少数ながら白コントロールのような単色のコントロールデッキも存在した。なお、この環境でのマネキンコントロールは、概念の群れ/Horde of Notionsとエレメンタルのタイプ的シナジーを採用した「5色エレメンタル」の形を取る場合が多い。
コンボを主目的としたデッキは多くない。羽軸トゲ/Quillspikeと献身のドルイド/Devoted Druidなどのコンボを組み込んだビートダウンデッキが存在したが、あまり結果は残せなかった。
[編集] 禁止カード
禁止カードは存在しない。
[編集] 代表的なデッキ
[編集] ビートダウン
[編集] コントロール
[編集] 代表的な大会と優勝者の使用デッキ
- グランプリリミニ08 - 白単キスキン
- グランプリマニラ08 - 白単キスキン
- グランプリデンバー08 - 白重視型クイックントースト
- グランプリ神戸08 - 青黒フェアリー
- グランプリバーミンガム08 - 白単キスキン
