食糧補充/Stock Up
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[[リミテッド]]では単にカード・アドバンテージを得られるだけでも悪くないし、[[ボムレア]]を確保しているなら探す手伝いをしてくれる。[[霊気走破]]の[[環境]]はやや遅く、個々の[[カードパワー]]の高さが重要視されていることも追い風。 | [[リミテッド]]では単にカード・アドバンテージを得られるだけでも悪くないし、[[ボムレア]]を確保しているなら探す手伝いをしてくれる。[[霊気走破]]の[[環境]]はやや遅く、個々の[[カードパワー]]の高さが重要視されていることも追い風。 | ||
− | *[[プレイ・デザイン・チーム]]は近年、ドロー呪文が[[パーマネント]] | + | *[[プレイ・デザイン・チーム]]は近年、ドロー呪文が[[パーマネント]]によるドローに対し劣りすぎていることを懸念しており、前者の新たな試みとしてこのカードと[[ラクシャーサ流取り引き/Rakshasa's Bargain]]をデザインした<ref>[https://x.com/bsweitz123/status/1904379274905153948 @bsweitz123](X/Twitter 2025年3月19日 [[Benjamin Weitz]])</ref>。 |
*"stock up (on ~)"で「(~を)蓄える、買いだめする」という意味であり、食糧に限らず日用品全般に使うことができる。日本語名は{{Gatherer|id=691859}}からの意訳だろう。 | *"stock up (on ~)"で「(~を)蓄える、買いだめする」という意味であり、食糧に限らず日用品全般に使うことができる。日本語名は{{Gatherer|id=691859}}からの意訳だろう。 | ||
*[[フレイバー・テキスト]]は「[[次元/Plane]]間で通貨は異なるのに取引できるのか」という[[領界路/Omenpath]]時代の素朴な疑問に答えている。「月の隕石」とは第2回[[ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix]]開催地の[[ムラガンダ/Muraganda]]で降ってくる月の欠片のことであり、どうやらこれも貨幣的価値があるようだ。 | *[[フレイバー・テキスト]]は「[[次元/Plane]]間で通貨は異なるのに取引できるのか」という[[領界路/Omenpath]]時代の素朴な疑問に答えている。「月の隕石」とは第2回[[ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix]]開催地の[[ムラガンダ/Muraganda]]で降ってくる月の欠片のことであり、どうやらこれも貨幣的価値があるようだ。 |
2025年4月13日 (日) 21:49時点における最新版
濾過形式で手札を補充するソーサリー。可能性の揺らぎ/Shimmer of Possibilityと抽象からの抽出/Drawn from Dreamsの中間的存在。
ドローでは無いので一部の効果との相互作用に違いはあるが、単体では空民の助言/Counsel of the Soratamiの上位互換。カード・アドバンテージを得られるという空民の助言の利点と、ライブラリーを深く掘り進められる各種濾過カードの利点を併せ持っている。そのため、複数のコンボパーツを手早く揃えたいコンボデッキへの適性が高い。インスタントではないため、打ち消しを構えるようなデッキには速足の学び/Quick Studyの方が向いているが、逆にコントロールデッキでもソーサリー・タイミングの動きを意識するならば採用を検討できる。
構築では、登場直後よりスタンダードからヴィンテージに至るまで幅広いフォーマットでコンボデッキに採用されている。特にスニーク・ショーやオムニテル、裂け目の突破/Through the Breachのような、コンボパーツを全て手札に揃えることが要求されるデッキで需要が高い。上記の通り、団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のアゾリウス・コントロールのようなコントロールデッキにも採用されることがあり、4ターン目に審判の日/Day of Judgmentなどのリセットカードへ繋ぎやすくしてくれる。
リミテッドでは単にカード・アドバンテージを得られるだけでも悪くないし、ボムレアを確保しているなら探す手伝いをしてくれる。霊気走破の環境はやや遅く、個々のカードパワーの高さが重要視されていることも追い風。
- プレイ・デザイン・チームは近年、ドロー呪文がパーマネントによるドローに対し劣りすぎていることを懸念しており、前者の新たな試みとしてこのカードとラクシャーサ流取り引き/Rakshasa's Bargainをデザインした[1]。
- "stock up (on ~)"で「(~を)蓄える、買いだめする」という意味であり、食糧に限らず日用品全般に使うことができる。日本語名はイラストからの意訳だろう。
- フレイバー・テキストは「次元/Plane間で通貨は異なるのに取引できるのか」という領界路/Omenpath時代の素朴な疑問に答えている。「月の隕石」とは第2回ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix開催地のムラガンダ/Muragandaで降ってくる月の欠片のことであり、どうやらこれも貨幣的価値があるようだ。
「現在十一種類以上の次元間通貨に対応中。磨いた月の隕石も使用可能!」
[編集] 脚注
- ↑ @bsweitz123(X/Twitter 2025年3月19日 Benjamin Weitz)