暁の暴君、サンダイヤル/Sundial, Dawn Tyrant
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− | + | [[リミテッド]]でも2マナ域としては悪くない選択肢になる。[[霊気走破]]の[[アンコモン]]以下に白の2マナパワー3は少ないため相対的には攻めに向いており、2ターン目に出てくると厄介な[[栄光荒野のオオヤマネコ/Gloryheath Lynx]]・[[レオニンの偵察員/Leonin Surveyor]]に後手でも対応できる[[サイズ]]から受けにも向いている。おまけ程度だが[[牙ドルイドの召喚士/Fang-Druid Summoner]]での[[サーチ]]・[[回収]]に対応しているため長期戦の一助になる可能性もある。 | |
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===登場作品・登場記事=== | ===登場作品・登場記事=== | ||
− | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legends-of-aetherdrift The Legends of Aetherdrift]([[Daily MTG]] [[2025年]]2月3日 [[Miguel Lopez]]著) | + | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legends-of-aetherdrift The Legends of Aetherdrift]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0038423/ 『霊気走破』の伝説たち]([[Daily MTG]] [[2025年]]2月3日 [[Miguel Lopez]]著) |
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[バニラクリーチャー]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:霊気走破]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:霊気走破]] - [[アンコモン]] | ||
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2025年3月17日 (月) 11:26時点における最新版
霊気走破のバニラの伝説のクリーチャーサイクル、白バージョン。構築物のアーティファクト・クリーチャー。
基本性能は今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Kondaの上位種。2マナで3/1や3/2のクリーチャーは枚挙にいとまがないが、このカードは白単色でタフネスが3と高いところが珍しく、1マナクリーチャーのブロックや2点火力に耐えられる点で他のウィニーと差別化しうる。伝説性やアーティファクトなど独特の点が多い反面、前のめりなデッキでは伝説かつバニラというところが足を引っ張る可能性もあるので評価は難しい。スタンダードでは同居する紅蓮地獄/Pyroclasmに耐えられる点は評価できるが、金屑の嵐/Slagstormをはじめとする3点火力に耐えきれないあたり信頼性は高くなく、最終的にはメタゲーム次第か。
リミテッドでも2マナ域としては悪くない選択肢になる。霊気走破のアンコモン以下に白の2マナパワー3は少ないため相対的には攻めに向いており、2ターン目に出てくると厄介な栄光荒野のオオヤマネコ/Gloryheath Lynx・レオニンの偵察員/Leonin Surveyorに後手でも対応できるサイズから受けにも向いている。おまけ程度だが牙ドルイドの召喚士/Fang-Druid Summonerでのサーチ・回収に対応しているため長期戦の一助になる可能性もある。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
霊気走破の暴君サイクル。いずれも能力を持たない、いわゆるバニラの伝説のクリーチャー。稀少度はアンコモン。背景設定上はいずれもムラガンダ/Muragandaの存在である。
- 暁の暴君、サンダイヤル/Sundial, Dawn Tyrant
- 珊瑚の暴君、ケローナ/Caelorna, Coral Tyrant
- 飢えし暴君、カラクシオン/Kalakscion, Hunger Tyrant
- サウリドの暴君、ティロックス/Tyrox, Saurid Tyrant
- 大地の暴君、テリアン/Terrian, World Tyrant
[編集] ストーリー
サンダイヤル/Sundialは、ムラガンダ/Muragandaの大地を闊歩する構築物(イラスト)。
サンダイヤルは太古の昔からムラガンダの変化し続ける風景を旅してきた不可解な歩行構築物で、その信奉者である暁を追う巡礼者/The Dawnchaser Pilgrimsに崇められている。サンダイヤルはその周りを小型の太陽が周回する大きな日時計を背負っており、夜明けを導くと言われている。サンダイヤルが特定の場所を目指して行進しているのか、それとも単に彷徨っているのかは知られていない。多くの暁追いがこの答えを求めてサンダイヤルを延々と追い続けてきた。もっとも、その美はその謎の中にこそあると信じる者はさらに多いのだが。
「我らは、明けゆく朝日に先駆けて歩み続ける、その姿を追った。はたしてそれは払暁を導くものなのか、それとも忘却された天上の秩序をめざして行進してゆくものなのか?我らの問いにそれは答えない。ゆえに我らは信仰で己を支えねばならない。」― 暁を追う巡礼者、チャクシ
- sundialとは「日時計」のこと。