黒単ネクロ
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− | 強力な[[ドローエンジン]]の[[ネクロドミナンス/Necrodominance]]による莫大な[[カード・アドバンテージ]]を背景に、[[悲嘆/Grief]]や[[魂の撃ち込み/Soul Spike]]、[[不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow]]といった[[手札]]を[[コスト]]とする[[呪文]]を中心に[[コントロール (俗語)|コントロール]]する。魂の撃ち込みや不憫な悲哀の行進はネクロドミナンスのための[[ライフ]]を供給する役割も兼ねる。ネクロドミナンスは[[ネクロポーテンス/Necropotence]]と違い、[[手札に加える|手札に加え]]ず[[引く|ドロー]]するため、[[黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse]] | + | 強力な[[ドローエンジン]]の[[ネクロドミナンス/Necrodominance]]による莫大な[[カード・アドバンテージ]]を背景に、[[悲嘆/Grief]]や[[魂の撃ち込み/Soul Spike]]、[[不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow]]といった[[手札]]を[[コスト]]とする[[呪文]]を中心に[[コントロール (俗語)|コントロール]]する。魂の撃ち込みや不憫な悲哀の行進はネクロドミナンスのための[[ライフ]]を供給する役割も兼ねる。ネクロドミナンスは[[ネクロポーテンス/Necropotence]]と違い、[[手札に加える|手札に加え]]ず[[引く|ドロー]]するため、[[黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse]]との相性は抜群である。さらに追加の[[ドローエンジン]]として、ネクロドミナンスと同様にシェオルドレッドと相性がいい[[一つの指輪/The One Ring]]も採用されていた。 |
[[プロツアー『モダンホライゾン3』]]では、使用者数4位となり、ベスト8に2人を送り込んだ。しかしその後、[[悲嘆/Grief]]と[[一つの指輪/The One Ring]]を立て続けに[[禁止]]されたことによって弱体化した。 | [[プロツアー『モダンホライゾン3』]]では、使用者数4位となり、ベスト8に2人を送り込んだ。しかしその後、[[悲嘆/Grief]]と[[一つの指輪/The One Ring]]を立て続けに[[禁止]]されたことによって弱体化した。 | ||
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+ | また[[ライフゲイン]]軸と噛み合った性能を持つ[[マルコフ家のソリン/Sorin of House Markov]]や[[薄暮薔薇の棘、ヴィト/Vito, Thorn of the Dusk Rose]]が採用される場合もある。これらと[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]](相方としては[[土着のワーム/Autochthon Wurm]]や[[一なる否命/Iname as One]]などが採用される)を組み合わせて、[[対戦相手]]の[[ライフ]]を大きく削る[[ギミック]]を搭載した構成も存在する。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
**Modern Challenge 64 on 12/26/2024 3位([https://www.mtgo.com/decklist/modern-challenge-64-2024-12-2612718191 参考]) | **Modern Challenge 64 on 12/26/2024 3位([https://www.mtgo.com/decklist/modern-challenge-64-2024-12-2612718191 参考]) | ||
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+ | *[[悲嘆/Grief]]を失ったうえに、[[血染めの月/Blood Moon]]や[[海の先駆け/Harbinger of the Seas]]、[[白蘭の幻影/White Orchid Phantom]]などの[[基本でない土地]]への干渉手段が流行していることから、[[スペルランド]]は5枚まで減らされている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0037993/ 黒単ネクロ:予選1位抜けはこのデッキ!(モダン)] | *[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0037993/ 黒単ネクロ:予選1位抜けはこのデッキ!(モダン)] |
2025年2月14日 (金) 12:32時点における最新版
黒単ネクロ (Mono-Black Necrodominance) は、ネクロドミナンス/Necrodominanceを主軸とする黒単コントロールデッキ。モダンホライゾン3後のモダン環境に存在している。
目次 |
[編集] 概要
伝説のエンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたの終了ステップの開始時に、望む点数のライフを支払ってもよい。そうしたなら、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたの手札の上限は5枚である。
カードやトークンがいずこかからあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある黒のカード2枚を追放することを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。魂の撃ち込みはそれに4点のダメージを与え、あなたは4点のライフを得る。
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
接死
あなたがカード1枚を引くたび、あなたは2点のライフを得る。
対戦相手1人がカード1枚を引くたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
強力なドローエンジンのネクロドミナンス/Necrodominanceによる莫大なカード・アドバンテージを背景に、悲嘆/Griefや魂の撃ち込み/Soul Spike、不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrowといった手札をコストとする呪文を中心にコントロールする。魂の撃ち込みや不憫な悲哀の行進はネクロドミナンスのためのライフを供給する役割も兼ねる。ネクロドミナンスはネクロポーテンス/Necropotenceと違い、手札に加えずドローするため、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseとの相性は抜群である。さらに追加のドローエンジンとして、ネクロドミナンスと同様にシェオルドレッドと相性がいい一つの指輪/The One Ringも採用されていた。
プロツアー『モダンホライゾン3』では、使用者数4位となり、ベスト8に2人を送り込んだ。しかしその後、悲嘆/Griefと一つの指輪/The One Ringを立て続けに禁止されたことによって弱体化した。
またライフゲイン軸と噛み合った性能を持つマルコフ家のソリン/Sorin of House Markovや薄暮薔薇の棘、ヴィト/Vito, Thorn of the Dusk Roseが採用される場合もある。これらと滋養の群れ/Nourishing Shoal(相方としては土着のワーム/Autochthon Wurmや一なる否命/Iname as Oneなどが採用される)を組み合わせて、対戦相手のライフを大きく削るギミックを搭載した構成も存在する。
[編集] サンプルリスト
[編集] 初期型
- 備考
- プロツアー『モダンホライゾン3』 ベスト8(参考1/参考2)
- 使用者:Seth Manfield
- フォーマット
Mono-Black Necrodominance(Modern) [1] | |
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- 悲嘆/Griefなどのコストになれるうえに土地としても使えるスペルランドが10枚も採用されている。スペルランドのうちマラキールの再誕/Malakir Rebirthは悲嘆とのシナジーが特に強力であった。(→Scam)
[編集] 悲嘆・指輪禁止後
- 悲嘆/Griefを失ったうえに、血染めの月/Blood Moonや海の先駆け/Harbinger of the Seas、白蘭の幻影/White Orchid Phantomなどの基本でない土地への干渉手段が流行していることから、スペルランドは5枚まで減らされている。