死に際の喘ぎ/Death Rattle
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+ | [[タルキール覇王譚]]では探査の再登場にあわせ「逆再録」が検討されていたが、「緑でない」という制限が奇妙に感じられたことと、単純な[[カードパワー]]の低さから取り除かれた<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/khans-of-tarkir-design-handoff-part-1 Khans of Tarkir Design Handoff, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038525/ 『タルキール覇王譚』デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] [[2025年]]3月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
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*[[カード個別評価:未来予知]] / [[カード個別評価:未来予知タイムシフト|タイムシフト]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:未来予知]] / [[カード個別評価:未来予知タイムシフト|タイムシフト]] - [[コモン]] | ||
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2025年3月19日 (水) 23:43時点における最新版
Death Rattle / 死に際の喘ぎ (5)(黒)
インスタント
インスタント
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
緑でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
黒の単体除去呪文の中では異色の1枚。対抗色の1つである緑のクリーチャーを除去できず、「対抗色に対して弱い」という珍しいデザインのカードである。
やけに重いが探査がついているため、後半になれば黒マナ1点で唱えられることも珍しくない、それなりに実用的な除去呪文である。
コモンであることからリミテッドの黒を含むデッキでは普通に見かけられる。探査の有無以前にリミテッドでは除去自体が貴重なので、普通にマナを支払って使われることもある。緑の大型クリーチャーをこそ除去したい局面は多いので、その点が悩みどころではあるが、とりあえずスロットを割く価値はあるだろう。
構築では同セットに使い勝手が良い殺戮の契約/Slaughter Pactが存在しており、他にも化膿/Putrefyなど優秀な除去が豊富であったため、あまり採用されなかった。
- イーブンタイドでは、同じく緑のクリーチャーを対象にできない魂の刈り取り/Soul Reapが登場した。
- 未来予知初出時はコモンだったが、Modern Masters再録時にアンコモンに変更された。
- 後にこのカードのリメイクといえる残忍な切断/Murderous Cutが登場。再生は許すが1マナ軽く、対象も限定されなくなったためとても使いやすくなった。
- 名前について、Gathererの登録名では「死の揺すり音」となっている誤りがある。(該当ページ)
[編集] 開発秘話
イラストの3匹の骸骨蛇に襲われている人物の場所には、元々エルフの戦士が描かれていた。デベロップ段階で緑の大型クリーチャーの強化の一環として「緑でないクリーチャー」の制約を追加したことによって、エルフでは都合が悪くなってしまったため、人間の戦士に描き直されることとなった[1]。
タルキール覇王譚では探査の再登場にあわせ「逆再録」が検討されていたが、「緑でない」という制限が奇妙に感じられたことと、単純なカードパワーの低さから取り除かれた[2]。
[編集] 脚注
- ↑ Death Rattle Switch(Internet Archive)(Arcana 2007年5月2日)
- ↑ Khans of Tarkir Design Handoff, Part 1/『タルキール覇王譚』デザイン提出文書 その1(Making Magic 2025年3月7日 Mark Rosewater著)