密偵長の大霊堂/Spymaster's Vault
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2024年9月4日 (水) 13:28時点における最新版
土地
あなたが沼(Swamp)をコントロールしていないかぎり、密偵長の大霊堂はタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)を加える。
(黒),(T):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それは謀議Xを行う。Xは、このターンに死亡したクリーチャーの数に等しい。(カードX枚を引き、その後、カードX枚を捨てる。これにより捨てた土地でないカード1枚につき、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
モダンホライゾン3のレアの土地サイクル、黒は数値はそのターンに死亡したクリーチャーの数だけ謀議を行える。
手札の数が増える訳ではないが、ルーターの分で質は容易に上がる。黒は単体・全体問わず除去を得意とするし、生け贄に捧げる手段や死亡誘発も豊富。単に対戦相手の終了ステップに除去しつつ起動するだけでも手札の質を向上させつつ戦場も補強できる。もちろんリアニメイトの下準備を兼ねることも可能で、起動コストの軽さはそれらの手段を併用した場合も負担を小さく抑えることに繋がる。総じて色の役割に合致した土地であり、シナジーを生み出すのは難しくあるまい。
クリーチャーの殴り合いの比重が大きいリミテッドでは単に戦闘の後に起動するだけでもそれなりに優秀。手札にこれがあることを悟らせずにフルアタックを仕掛け、大量のクリーチャーが死亡した後でしれっと出せば大量の謀議と奇襲的な強化も見込める。
構築ではヨーグモス・コンボや黒コントロールを中心に採用が見られる。黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseとも相性が良く、大量のライフを得ることで黒が得意とするスーサイド気味のカードによるリスクを軽減できる。
- 色の役割上、特にルーティングを得意としない黒にこのようなカードが割り当てられるのは珍しい。
- 描かれている風景は謀議を初めて扱った次元/Planeであるカペナ/Capenna、もといニューカペナ/New Capenna(通常版イラスト/ボーダーレス版イラスト)。ボーダーレス版イラストでは常夜会一家/The Obscuraの扱う球体レンズとおぼしき人工物が描かれている。
- 常夜会一家の密偵長というのはカミーズ/Kamizを指していると思われる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
モダンホライゾン3のレアの土地のサイクル。対応する基本土地タイプの土地をコントロールしていないかぎりタップ状態で戦場に出る。それぞれ描写された次元/Planeを舞台としたセットのメカニズムを使った能力を持つ。
- 記念碑的列石/Monumental Henge(歴史的/ドミナリア/Dominaria)
- 革新のアーチ道/Archway of Innovation(即席/カラデシュ/Kaladesh)
- 密偵長の大霊堂/Spymaster's Vault(謀議/カペナ/Capenna)
- 栄光の闘技場/Arena of Glory(督励/アモンケット/Amonkhet)
- 変容する森林/Shifting Woodland(昂揚/イニストラード/Innistrad)