Unfinity

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[[銀枠]]ではなく黒枠のセットである。新規[[カード]]は[[統率者戦]]や[[エターナル]]でのみ使用可能であり、その他のカードは[[名前|同名]]のカードが該当[[フォーマット]]に存在する場合に限り使用する事ができる。ただしカード下部の偽造防止ホログラムがどんぐり型になっている一部カード(アンコモン以下はどんぐり型のシンボル)({{Gatherer|id=580793|カード画像}})は従来の銀枠と同様に[[トーナメント]]では使用できず、[[ゲーム]]に参加する[[プレイヤー]]が使用に同意した[[カジュアルプレイ]]にのみ使用できる。
 
[[銀枠]]ではなく黒枠のセットである。新規[[カード]]は[[統率者戦]]や[[エターナル]]でのみ使用可能であり、その他のカードは[[名前|同名]]のカードが該当[[フォーマット]]に存在する場合に限り使用する事ができる。ただしカード下部の偽造防止ホログラムがどんぐり型になっている一部カード(アンコモン以下はどんぐり型のシンボル)({{Gatherer|id=580793|カード画像}})は従来の銀枠と同様に[[トーナメント]]では使用できず、[[ゲーム]]に参加する[[プレイヤー]]が使用に同意した[[カジュアルプレイ]]にのみ使用できる。
  
新規[[メカニズム]]として[[ステッカー]]、[[チケット・カウンター]]が登場した。新規[[キーワード処理]]として[[アトラクションを開く]]、[[アトラクションを観覧するためサイコロを振る]]、新規[[キーワード能力]]として[[観覧]]、[[アルファストライク]]、[[ブルーリボン/Blue Ribbon|最優秀賞]]、[[つまみつまみ/Wicker Picker|ステッカー・キッカー]]、[[スペースベレレン/Space Beleren|宇宙を刻む者]][[近傍の惑星/Nearby Planet|多層]]が登場した。新規[[キーワード処理]]として[[パイ食いコンテスト/Pie-Eating Contest|食餌]]が登場した。
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新規[[メカニズム]]として[[ステッカー]]、[[チケット・カウンター]]が登場した。新規[[キーワード処理]]として[[アトラクションを開く]]、[[アトラクションを観覧するためサイコロを振る]]、新規[[キーワード能力]]として[[観覧]]、[[つまみつまみ/Wicker Picker|ステッカー・キッカー]]、[[スペースベレレン/Space Beleren|宇宙を刻む者]]、が登場した。アン・ゲーム用のメカニズムとして[[アルファストライク]][[ブルーリボン/Blue Ribbon|最優秀賞]][[パイ食いコンテスト/Pie-Eating Contest|食餌]]、[[近傍の惑星/Nearby Planet|多層]]が登場した。
  
 
[[ステッカー]]は付箋程度の弱い粘着力を持ったシールで、カードに張り付けることで[[パワー/タフネス]]を書き換えたり、[[能力]]や[[名前]]や[[絵|アート]]を追加できる。一部のステッカーは張り付けるために[[チケット・カウンター]]を消費する必要がある。一回の[[ゲーム]]で使用できるのは事前に用意した中から選ばれた3枚のシートに含まれるものだけとなっている。
 
[[ステッカー]]は付箋程度の弱い粘着力を持ったシールで、カードに張り付けることで[[パワー/タフネス]]を書き換えたり、[[能力]]や[[名前]]や[[絵|アート]]を追加できる。一部のステッカーは張り付けるために[[チケット・カウンター]]を消費する必要がある。一回の[[ゲーム]]で使用できるのは事前に用意した中から選ばれた3枚のシートに含まれるものだけとなっている。
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[[アトラクション]]は一部のカードの効果で「開く」ことにより[[戦場]]に出せる特殊なカードである。[[からくり]]と同様、専用のアトラクション・デッキからランダムに呼び出される。[[戦闘前メイン・フェイズ]]の開始時に[[サイコロ|6面体サイコロ]]を振り、特定の値を出せばアトラクションの「[[観覧]]」能力を受けることができる。
 
[[アトラクション]]は一部のカードの効果で「開く」ことにより[[戦場]]に出せる特殊なカードである。[[からくり]]と同様、専用のアトラクション・デッキからランダムに呼び出される。[[戦闘前メイン・フェイズ]]の開始時に[[サイコロ|6面体サイコロ]]を振り、特定の値を出せばアトラクションの「[[観覧]]」能力を受けることができる。
  
その他、過去のアン・シリーズより再登場したテーマとして、[[ゲーム外の人物]]、[[帽子]]を参照する効果、[[サイコロ|6面体サイコロ]]が存在している。それ以外にも銀枠・黒枠から多数のメカニズムが各少数だが再登場している。
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その他、過去のアン・シリーズより再登場したテーマとして、[[ゲーム外の人物]]、[[帽子]]を参照する効果、[[サイコロ|6面体サイコロ]]が存在している。それ以外には[[共闘]]、[[殺人カマキリ/Slaying Mantis#ちょっと待った|ちょっと待った]]、[[英雄譚]]が再登場。[[ステッカー]]では[[シャドー]]、[[スレッショルド]]、[[挑発]]、[[武士道]]、[[暴勇]]、[[頑強]]、[[賛美]]、[[上陸]]、[[感染]]、[[増殖]]、[[金属術]]、[[喊声]]、[[不死]]、[[陰鬱]]、[[英雄的]]、[[怪物化]]、[[長久]]、[[鼓舞]]、[[潜伏]]、[[教導]]、[[加虐]]、[[食物]]、[[魔技]]が再登場している。
  
 
[[クリーチャー・タイプ]]として[[エイリアン]]、[[風船]]、[[道化師]]、[[従業員]]、[[ゲスト]]、[[パフォーマー]]、[[ロボット]]<ref group="注釈">同時発売の[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]でも同時登場。</ref>が新登場、また[[子供]]、[[ゲーマー]]が[[黒枠]]に参入した。アン・ゲーム専用のクリーチャー・タイプとして[[ヤマアラシ]]、[[スケッチ]]が新登場した。また、新たな[[アーティファクト・タイプ]]として[[アトラクション]]が、新たな[[プレインズウォーカー・タイプ]]として[[コメット]]が登場した。
 
[[クリーチャー・タイプ]]として[[エイリアン]]、[[風船]]、[[道化師]]、[[従業員]]、[[ゲスト]]、[[パフォーマー]]、[[ロボット]]<ref group="注釈">同時発売の[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]でも同時登場。</ref>が新登場、また[[子供]]、[[ゲーマー]]が[[黒枠]]に参入した。アン・ゲーム専用のクリーチャー・タイプとして[[ヤマアラシ]]、[[スケッチ]]が新登場した。また、新たな[[アーティファクト・タイプ]]として[[アトラクション]]が、新たな[[プレインズウォーカー・タイプ]]として[[コメット]]が登場した。
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*リリースイベントの参加者には参加[[プロモーション・カード]]として新規[[イラスト]]の[[Water Gun Balloon Game]]が配布される。
 
*リリースイベントの参加者には参加[[プロモーション・カード]]として新規[[イラスト]]の[[Water Gun Balloon Game]]が配布される。
 
*エイプリルフールの2022年4月1日に発売予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響によるサプライチェーンの混乱が続いているため発売が2022年10月7日に延期された。
 
*エイプリルフールの2022年4月1日に発売予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響によるサプライチェーンの混乱が続いているため発売が2022年10月7日に延期された。
*[[2023年]]2月現在、公式カードデータベース[[Gatherer]]において、Unfinity発売時には見れたはずの[[伝説のクリーチャー]]・カードのデータが何故か表示されないようになっている。
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*[[2023年]]2月頃より、公式カードデータベース[[Gatherer]]において、Unfinity発売時には見れたはずの[[伝説のクリーチャー]]・カードのデータが何故か表示されないようになっている。[[2024年]]7月頃にはエターナル・フォーマットで使用可能なカードのページは復活したが、[[どんぐりシンボル]]の伝説のクリーチャー・カードは未だ表示されない。
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*[[2024年]]5月13日の禁止制限告知にて、[[レガシー]]および[[ヴィンテージ]]にてアトラクションとステッカー、およびそれらを用いるカード全てが[[禁止]]となった。
  
 
===[[リミテッド]]===
 
===[[リミテッド]]===
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036395/ 『Unfinity』ガントレット その3]([[Making Magic]] [[2022年]]10月18日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036395/ 『Unfinity』ガントレット その3]([[Making Magic]] [[2022年]]10月18日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036415/ こぼれ話:『Unfinity』]([[Making Magic]] 2022年10月24日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036415/ こぼれ話:『Unfinity』]([[Making Magic]] 2022年10月24日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037115/ デザイン演説2023]([[Making Magic]] [[2023年]]7月31日)
  
 
===その他===
 
===その他===
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==参考==
 
==参考==
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*[https://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Unfinity/ カードリスト](Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:Unfinity]]
 
*[[カード個別評価:Unfinity]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]

2024年7月26日 (金) 16:19時点における最新版

Unfinity
シンボル 星の軌道
略号 UNF
コードネーム Umbrella
発売日 :2022年10月7日
セット枚数 全244種類

Unfinityは、リミテッド用のサプリメント・セット2022年10月7日発売。アン・シリーズ初の黒枠セットである。キャッチコピーは「重力ゼロ。笑いは無限。/Zero Gravity. Infinite Laughs.」。発売は英語版のみであるが、日本公式により対訳が公開されている。

目次

[編集] 概要

アミューズメントパークとスペースファンタジーのトップダウン・デザインのセット。空飛ぶ宇宙船にしてサーカスとカーニバル、アミューズメント・パークの側面を兼ね備えた巨大なパーク、その名も「偉大なマイラの楽しい星系間宇宙トーラス/Myra the Magnificent's Intergalactic Astrotorium of Fun」を舞台とする。

銀枠ではなく黒枠のセットである。新規カード統率者戦エターナルでのみ使用可能であり、その他のカードは同名のカードが該当フォーマットに存在する場合に限り使用する事ができる。ただしカード下部の偽造防止ホログラムがどんぐり型になっている一部カード(アンコモン以下はどんぐり型のシンボル)(カード画像)は従来の銀枠と同様にトーナメントでは使用できず、ゲームに参加するプレイヤーが使用に同意したカジュアルプレイにのみ使用できる。

新規メカニズムとしてステッカーチケット・カウンターが登場した。新規キーワード処理としてアトラクションを開くアトラクションを観覧するためサイコロを振る、新規キーワード能力として観覧ステッカー・キッカー宇宙を刻む者、が登場した。アン・ゲーム用のメカニズムとしてアルファストライク最優秀賞食餌多層が登場した。

ステッカーは付箋程度の弱い粘着力を持ったシールで、カードに張り付けることでパワー/タフネスを書き換えたり、能力名前アートを追加できる。一部のステッカーは張り付けるためにチケット・カウンターを消費する必要がある。一回のゲームで使用できるのは事前に用意した中から選ばれた3枚のシートに含まれるものだけとなっている。

アトラクションは一部のカードの効果で「開く」ことにより戦場に出せる特殊なカードである。からくりと同様、専用のアトラクション・デッキからランダムに呼び出される。戦闘前メイン・フェイズの開始時に6面体サイコロを振り、特定の値を出せばアトラクションの「観覧」能力を受けることができる。

その他、過去のアン・シリーズより再登場したテーマとして、ゲーム外の人物帽子を参照する効果、6面体サイコロが存在している。それ以外には共闘ちょっと待った英雄譚が再登場。ステッカーではシャドースレッショルド挑発武士道暴勇頑強賛美上陸感染増殖金属術喊声不死陰鬱英雄的怪物化長久鼓舞潜伏教導加虐食物魔技が再登場している。

クリーチャー・タイプとしてエイリアン風船道化師従業員ゲストパフォーマーロボット[注釈 1]が新登場、また子供ゲーマー黒枠に参入した。アン・ゲーム専用のクリーチャー・タイプとしてヤマアラシスケッチが新登場した。また、新たなアーティファクト・タイプとしてアトラクションが、新たなプレインズウォーカー・タイプとしてコメットが登場した。

  • どんぐりシンボルの登場に伴い銀枠は廃止となった。以後「銀枠ゲーム」に言及していた効果は「アン・ゲーム/Un-game」に言及する。但し枠の色を参照する効果は「アン・黄金律」に従い実際に印刷されたの色を参照する。
  • アン・シリーズ定番のフルアート基本土地として、ボーダーレス仕様の2種類の基本土地が登場している。未知の惑星の地形が描かれた惑星宇宙的土地/the Planetary Space-ic Landと、4パックに1パックの割合で出現する軌道上から惑星が描かれた軌道宇宙的土地/the Orbital Space-ic Landが存在する。
  • リリースイベントの参加者には参加プロモーション・カードとして新規イラストWater Gun Balloon Gameが配布される。
  • エイプリルフールの2022年4月1日に発売予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響によるサプライチェーンの混乱が続いているため発売が2022年10月7日に延期された。
  • 2023年2月頃より、公式カードデータベースGathererにおいて、Unfinity発売時には見れたはずの伝説のクリーチャー・カードのデータが何故か表示されないようになっている。2024年7月頃にはエターナル・フォーマットで使用可能なカードのページは復活したが、どんぐりシンボルの伝説のクリーチャー・カードは未だ表示されない。
  • 2024年5月13日の禁止制限告知にて、レガシーおよびヴィンテージにてアトラクションとステッカー、およびそれらを用いるカード全てが禁止となった。

[編集] リミテッド

2色の組み合わせはそれぞれデッキアーキタイプとなるテーマが当てられている。

テーマ
白青 名前ステッカー
白黒 帽子
青黒 サイコロ操作(アトラクションと相性良し)
青赤 アート・ステッカー
黒赤 サイコロの高い出目(アトラクションと相性良し)
黒緑 大量のアトラクション観覧
赤緑 1ターンに複数個のサイコロ(アトラクションと相性良し)
赤白 道化師ロボットアグロ
緑白 能力・ステッカー
緑青 パワー/タフネス・ステッカー

[編集] 製品ラインナップ

ドラフト・ブースター
リミテッドプレイ用のブースターパック。
36パック入りのブースターボックスにはボックストッパーとしてボーダーレス仕様通常フォイル版ショックランドが1枚付属する。
3パックがセットになった「ドラフトセット/Draft Multipack」も販売される。
コレクター・ブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
12パック入りのブースターボックスにはボックストッパーとしてボーダーレス仕様通常フォイル版ショックランドが1枚付属する。
ザ・リストおよびギャラクシー・フォイル仕様のカードはコレクター・ブースターからのみ出現する。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

[編集] その他

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. 同時発売のウォーハンマー40,000統率者デッキでも同時登場。

[編集] 参考

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