Ryu, World Warrior

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|カード名=Ryu, World Warrior
 
|カード名=Ryu, World Warrior
 
|コスト=(2)(白)
 
|コスト=(2)(白)
|タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) ・戦士(Warrior)
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|タイプ=伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
|カードテキスト=訓練<br>Hadoken ― (4)(赤),(Q),カード1枚を捨てる:クリーチャーやプレンズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。Ryu, World Warriorはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。この方法でクリーチャーに余剰のダメージが与えられたなら、カード1枚を引く。
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|カードテキスト=訓練<br>Hadoken ― (4)(赤),(Q),カード1枚を捨てる:1つを対象とする。Ryu, World Warriorはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。この方法でクリーチャーに余剰のダメージが与えられたなら、カード1枚を引く。
 
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|PT=2/4
 
|アーティスト=Jason Rainville
 
|アーティスト=Jason Rainville
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ゲーム「[[Wikipedia:ja:ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]」シリーズと[[コラボレーション]]した[[ユニバースビヨンド]]
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ゲーム「[[Wikipedia:ja:ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]」シリーズと[[コラボレーション]]した[[ユニバースビヨンド]]。主人公である格闘家「[[Wikipedia:ja:リュウ (ストリートファイター)|リュウ]]」を表す。
  
最初は2/4と地味な[[P/T]]しか持たないが、[[訓練]]が1度[[誘発]]されれば3/5とその時点で3[[マナ]]域としては十分な性能に。更に合計5[[マナ]]+[[アンタップ]]で[[手札]]1枚を[[パワー]]分の[[火力]]に変換できる。通常なら最大でも1:1[[交換]]にしかならないが、[[墓地]]利用を併用させたり、[[クリーチャー]]を[[対象]]にし、更に[[余剰のダメージ]]を与えているのであれば手札を補填、実質0:1交換と[[アドバンテージ]]を得られるようになる。[[コスト]]が[[重い|重く]]連発するのは難しいが回数制限自体はないので、[[タップ]]手段と併用すれば更に大きなアドバンテージを稼げる場合も。
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最初は2/4と地味な[[P/T]]しか持たないが、[[訓練]]が1度[[誘発]]されれば3/5とその時点で3[[マナ]]域としては十分な性能に。
  
短所としては、訓練の性質として既に整った盤面では膨れ上がる前に[[戦闘]]で討ち取られてしまう点。火力がパワー分のため全面的に訓練回数に強く依存しており、パワーが4以上の[[クリーチャー]]に待ち構えられていると沈黙してしまう。[[]][[追放]][[疑似除去]][[]]は火力による脅威の排除を得意とする[[色の組み合わせ]]であり、多少はカバーしやすいとはいえこれが採用できる[[フォーマット]]では[[対戦相手]]からの[[除去]]も苛烈。[[除去耐性]]は特にないことから[[軽い]][[呪文]]で対処されてしまいやすく、[[能力]]の性質的にも[[召喚酔い]]の影響は大きく、隙がやや大きめなのも気にかかる。
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また、合計5[[マナ]][[アンタップ]][[手札]]1枚を[[パワー]]分の[[火力]]に変換できる。通常なら最大でも1:1[[交換]]にしかならないが、[[クリーチャー]][[対象]]にし、さらに[[余剰のダメージ]]を与えているのであれば手札を補填、実質0:1交換と[[アドバンテージ]]を得られるようになる。[[起動コスト]][[重い|重く]]連発するのは難しいが回数制限自体はないので、[[タップ]]手段と併用すれば更に大きなアドバンテージを稼げる場合も。
  
*「Hadoken(波動拳)」は原作におけるリュウの必殺技。(キャラクターが右向きの場合)下、右下、右、と方向レバーを入力するコマンド入力が有名。[[アンタップ・シンボル]]でこれを再現している。
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訓練だけに依存していると、5/4以上の[[ブロッカー]]に待ち構えられていると沈黙してしまう。[[赤白]]は[[強化]]や[[除去]]を得意とする[[色の組み合わせ]]であり、多少はカバーしやすいとはいえこれが採用できる[[エターナル]]では[[対戦相手]]からの除去も苛烈。[[除去耐性]]は特にないことから[[軽い]][[呪文]]で対処されてしまいやすく、[[能力]]の性質的にも[[召喚酔い]]の影響は大きく、隙がやや大きめなのも気にかかる。
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*カード名の「World Warrior」は、初代「ストリートファイター2」のサブタイトルである(正確には「The World Warrior」)。
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*「Hadoken(波動拳)」は原作におけるリュウの必殺技。(キャラクターが右向きの場合)下、右下、右、と方向レバーを入力するコマンド入力が有名。[[アンタップ・シンボル]]でこれを再現している。またアンタップという形で「攻撃の後半をキャンセルし波動拳を出してスキを軽減する」という点も再現されている。
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**「ストリートファイター2」までの時点ではリュウと[[Ken, Burning Brawler|ケン]]は全く同じ性能のキャラクターであったが、後のシリーズで「リュウは波動拳、ケンは竜巻旋風脚が得意」と言う形で差別化されるようになった。当初は昇龍拳もケンが得意となっていたが、ストIIIで「真・昇龍拳」がリュウに追加されてからは「2人共通の決め技、ただし一撃のリュウ、多段のケン」という形になっている。
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**ちなみに、呪文としてのHadokenもあるが、そちらは[[稲妻/Lightning Bolt]]の[[別名]]となっている。
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*「ストリートファイター2」のキャッチコピーに「俺より強い奴に会いに行く」というものがあり、これは原作の主人公的立ち位置であるリュウのキャラクター性を表したものである。自身より高いパワーを持つクリーチャーによって[[強化]]される[[訓練]]能力はそれをイメージしているのかもしれない。ただしこのキャッチコピーは対戦相手の事を指しており、訓練能力は味方に「強い奴」を求めるのだが。
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*白のカードの中央近くにワンポイントで赤マナシンボルを置く[[文章欄]]は、日の丸国旗のイメージかもしれない。
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*[[ファイレクシア:完全なる統一]]の[[セット・ブースター]]の[[ザ・リスト]]より[[ユニバースウィズイン]]が出現する。マジック・バージョンの[[互換の名前]]は「'''Vikya, Scorching Stalwart'''」。[[フレイバー語]]は持たない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#Secret Lair x Street Fighter]]
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#Secret Lair x Street Fighter]]
*[[Secret Lair Drop Series#Secret Lair x Street Fighter|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Street Fighter]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Secret Lair x Street Fighter|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Street Fighter]]

2025年4月22日 (火) 21:08時点における最新版


Ryu, World Warrior (2)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

訓練
Hadoken ― (4)(赤),(Q),カード1枚を捨てる:1つを対象とする。Ryu, World Warriorはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。この方法でクリーチャーに余剰のダメージが与えられたなら、カード1枚を引く。

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アーティスト:Jason Rainville


ゲーム「ストリートファイター」シリーズとコラボレーションしたユニバースビヨンド。主人公である格闘家「リュウ」を表す。

最初は2/4と地味なP/Tしか持たないが、訓練が1度誘発されれば3/5とその時点で3マナ域としては十分な性能に。

また、合計5マナアンタップ手札1枚をパワー分の火力に変換できる。通常なら最大でも1:1交換にしかならないが、クリーチャー対象にし、さらに余剰のダメージを与えているのであれば手札を補填、実質0:1交換とアドバンテージを得られるようになる。起動コスト重く連発するのは難しいが回数制限自体はないので、タップ手段と併用すれば更に大きなアドバンテージを稼げる場合も。

訓練だけに依存していると、5/4以上のブロッカーに待ち構えられていると沈黙してしまう。赤白強化除去を得意とする色の組み合わせであり、多少はカバーしやすいとはいえこれが採用できるエターナルでは対戦相手からの除去も苛烈。除去耐性は特にないことから軽い呪文で対処されてしまいやすく、能力の性質的にも召喚酔いの影響は大きく、隙がやや大きめなのも気にかかる。

  • カード名の「World Warrior」は、初代「ストリートファイター2」のサブタイトルである(正確には「The World Warrior」)。
  • 「Hadoken(波動拳)」は原作におけるリュウの必殺技。(キャラクターが右向きの場合)下、右下、右、と方向レバーを入力するコマンド入力が有名。アンタップ・シンボルでこれを再現している。またアンタップという形で「攻撃の後半をキャンセルし波動拳を出してスキを軽減する」という点も再現されている。
    • 「ストリートファイター2」までの時点ではリュウとケンは全く同じ性能のキャラクターであったが、後のシリーズで「リュウは波動拳、ケンは竜巻旋風脚が得意」と言う形で差別化されるようになった。当初は昇龍拳もケンが得意となっていたが、ストIIIで「真・昇龍拳」がリュウに追加されてからは「2人共通の決め技、ただし一撃のリュウ、多段のケン」という形になっている。
    • ちなみに、呪文としてのHadokenもあるが、そちらは稲妻/Lightning Bolt別名となっている。
  • 「ストリートファイター2」のキャッチコピーに「俺より強い奴に会いに行く」というものがあり、これは原作の主人公的立ち位置であるリュウのキャラクター性を表したものである。自身より高いパワーを持つクリーチャーによって強化される訓練能力はそれをイメージしているのかもしれない。ただしこのキャッチコピーは対戦相手の事を指しており、訓練能力は味方に「強い奴」を求めるのだが。
  • 白のカードの中央近くにワンポイントで赤マナシンボルを置く文章欄は、日の丸国旗のイメージかもしれない。
  • ファイレクシア:完全なる統一セット・ブースターザ・リストよりユニバースウィズインが出現する。マジック・バージョンの互換の名前は「Vikya, Scorching Stalwart」。フレイバー語は持たない。

[編集] 参考

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