金粉の水蓮/Gilded Lotus
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
細 |
||
(10人の利用者による、間の16版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Gilded Lotus}} | {{#card:Gilded Lotus}} | ||
− | + | [[スランの発電機/Thran Dynamo]]が1[[マナ]][[重い|重く]]なり、その分好きな[[色マナ]]を出せるようになった。開発中の仮名「Endless Lotus」の名の通り、何回でも使える[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]である。 | |
− | [[ | + | [[デッキカラー]]を選ばず使える3マナ分もの[[マナ加速]]はやはり強烈。[[マナ・アーティファクト]]としてはかなり[[重い]]部類だが、[[アンタップイン]]なので差し引き2マナで出すことができ、すぐさま他のアクションに繋げたり、[[打ち消し]]や[[除去]]を構えることができるのも魅力。 |
− | + | [[ミラディン]]期の[[構築]]では、アーティファクトを利用する様々な[[デッキ]]で用いられた。特に[[コンボパーツ]]や[[ギミック]]用のパーツとして用いられることが多く、[[ぐるぐるデザイア]]、[[親和ストーム]]、[[通電式カーン]]といったデッキでは[[ストーム]]稼ぎや大量[[マナ]]/[[無限マナ]]発生に貢献した。通常の[[パーミッション]]でも、これを出せれば[[マナ・アドバンテージ]]面で相当に有利になるため、1枚~2枚使用するようなデッキも多かった。ある程度速いデッキでも使用される事があり、汎用性の高さを示している。 | |
− | *その美しい{{ | + | *その美しい{{Gatherer|id=48189}}から人気の高い[[カード]]。 |
+ | *[[From the Vault:Twenty]]に[[2004年]]を代表する1枚として収録され、{{Gatherer|id=373335|新規イラスト}}が与えられた。 | ||
+ | **こちらの[[絵|イラスト]]は[[カード名]]通りに金粉をまとっている。アートディレクターの[[Jeremy Jarvis]]は[[ミラディン]]版のイラストがカード名と合致していないことをかねてより嘆いていたらしい<ref>[https://web.archive.org/web/20220523154351/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/reconstructed/vault-twenty-2013-08-06 From the Vault: Twenty]/[https://web.archive.org/web/20130826164736/http://mtg-jp.com/reading/translated/rc/023317/ 『From the Vault: Twenty』]([[Daily MTG]] [[2013年]]8月6日 共にInternet Archive)</ref>。 | ||
+ | *[[ドミナリア]]に{{Gatherer|id=444448|新規イラスト}}と新規[[フレイバー・テキスト]]で再録。ただ、[[テンプレート]]が統一されていないためか([[睡蓮の花/Lotus Bloom]]を参照)フレイバー・テキスト内では'''睡蓮'''表記となっている。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|「この完成された睡蓮を見ると思い出す。私がこの世界に望んだことを。……そして私の失敗を。その償いが済むまで、私に安息はない。」|[[カーン/Karn|カーン]]}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
+ | *[https://web.archive.org/web/20210207065807/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper-week-gilded-lotus-2013-08-14 壁紙 (From the Vault:Twenty)(Internet Archive)] ([[Daily MTG]] [[2013年]]8月14日) | ||
+ | *[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]]([[機能別カードリスト]]) | ||
+ | *[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ミラディン]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[レア]] (Starter Collection) | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:兄弟戦争旧枠版アーティファクト]] - [[レア]] | ||
+ | *[[From the Vault:Twenty]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2020年#A Box of Rocks|Secret Lair Drop Series: A Box of Rocks]] |
2024年11月2日 (土) 20:22時点における最新版
スランの発電機/Thran Dynamoが1マナ重くなり、その分好きな色マナを出せるようになった。開発中の仮名「Endless Lotus」の名の通り、何回でも使えるブラック・ロータス/Black Lotusである。
デッキカラーを選ばず使える3マナ分ものマナ加速はやはり強烈。マナ・アーティファクトとしてはかなり重い部類だが、アンタップインなので差し引き2マナで出すことができ、すぐさま他のアクションに繋げたり、打ち消しや除去を構えることができるのも魅力。
ミラディン期の構築では、アーティファクトを利用する様々なデッキで用いられた。特にコンボパーツやギミック用のパーツとして用いられることが多く、ぐるぐるデザイア、親和ストーム、通電式カーンといったデッキではストーム稼ぎや大量マナ/無限マナ発生に貢献した。通常のパーミッションでも、これを出せればマナ・アドバンテージ面で相当に有利になるため、1枚~2枚使用するようなデッキも多かった。ある程度速いデッキでも使用される事があり、汎用性の高さを示している。
- その美しいイラストから人気の高いカード。
- From the Vault:Twentyに2004年を代表する1枚として収録され、新規イラストが与えられた。
- こちらのイラストはカード名通りに金粉をまとっている。アートディレクターのJeremy Jarvisはミラディン版のイラストがカード名と合致していないことをかねてより嘆いていたらしい[1]。
- ドミナリアに新規イラストと新規フレイバー・テキストで再録。ただ、テンプレートが統一されていないためか(睡蓮の花/Lotus Bloomを参照)フレイバー・テキスト内では睡蓮表記となっている。
「この完成された睡蓮を見ると思い出す。私がこの世界に望んだことを。……そして私の失敗を。その償いが済むまで、私に安息はない。」― カーン
[編集] 参考
- ↑ From the Vault: Twenty/『From the Vault: Twenty』(Daily MTG 2013年8月6日 共にInternet Archive)
- 壁紙 (From the Vault:Twenty)(Internet Archive) (Daily MTG 2013年8月14日)
- マナ能力を持つアーティファクト・カード(機能別カードリスト)
- カード個別評価:ドミナリア - レア
- カード個別評価:ミラディン - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)
- カード個別評価:基本セット2013 - レア
- カード個別評価:統率者マスターズ - レア
- カード個別評価:兄弟戦争旧枠版アーティファクト - レア
- From the Vault:Twenty
- Secret Lair Drop Series: A Box of Rocks