エルフ

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'''エルフ'''/''Elf''は、[[緑]]を代表する[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[森/Forest|森]]に住まう[[人間]]によく似た種族で、自然との共生を重んじる。『[[Wikipedia:ja:指輪物語|指輪物語]]』を始めとした多くのファンタジー作品において馴染み深い存在である。
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'''エルフ'''/''Elf''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[緑]][[特徴的クリーチャー]]。[[人間]]によく似た人型種族で、[[森/Forest|森]]や自然との関わりが深い。『[[Wikipedia:ja:指輪物語|指輪物語]]』を始めとした多くのファンタジー作品において馴染み深い存在である。
  
 
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ほぼ全てのエルフは[[]]か、緑を含む[[マルチカラー]]であり、[[マナ能力]][[土地]]を出す[[能力]]を持つものが多い(マナ能力を持つものは、最近は[[ドルイド]]でもあることが多い)。[[パワー]][[タフネス]]は全体的に低めで、3/3以上のものは1割にも満たない。これらの性質から、戦力としてではなく、[[デッキ]]を安定して動かすためのサポート役として使われることが多い。
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初出は[[リミテッド・エディション]]。いまでこそ[[ゴブリン]][[マーフォーク]]と肩を並べる強クリーチャー・タイプの一角だが、リミテッド・エディションで[[ロード (俗称)|ロード]]は登場せず、その後の[[セット]]でも[[ドルイド]]と競合するタイプでもあった。[[ウェザーライト]]から数が増え始め、緑の[[特徴的クリーチャー]]へと成長していった。[[オンスロート・ブロック]]では緑の主要クリーチャー・タイプとなり、[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]などの有用なカードが多数登場し、[[トーナメント]]でも活躍した。その後も数を増やしており、[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]や[[カルドハイム]]でも主要クリーチャー・タイプの一つとして登場している。
  
[[ロード]]は、[[インベイジョン]]で登場して以来基本セットの常連となっている[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]と、[[ローウィン]]で登場した[[傲慢な完全者/Imperious Perfect]]。
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[[]]に存在するが、その大多数は[[]]か緑を含む[[多色]]である。[[ローウィン/Lorwyn]][[カルドハイム/Kaldheim]]([[スケムファー/Skemfar]])のエルフとして[[黒]][[単色]]のエルフも一定数存在し、[[白]]単色にもごく少数存在する。残る[[青]]単色・[[赤]]単色のエルフは[[フォーゴトン・レルム探訪]]で初登場した。[[指輪物語:中つ国の伝承]]では原作をそのまま当てはめると青に該当する[[種族]]が少ないという問題を解消するため、緑だけでなく青にも割り当てられている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036967/ 『指輪』作り その1]([[Making Magic]] [[2023年]]5月30日)</ref>
  
ストーリーでは結構重要な役割を担うことも多いが、[[伝説のクリーチャー]]の数はそれほど多くない。[[伝説の]]存在が山盛りの[[神河ブロック]]にエルフ達が出てこない、ということがその主な要因の1つである。
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[[パワー]][[タフネス]]は全体的に低めな傾向にある。[[能力]]は[[マナ能力]]や[[土地]]に関連する[[能力]]を持つものが多い(マナ能力を持つものは、[[ドルイド]]でもあることが多い)。[[オンスロート・ブロック]]では[[昆虫]]と関連するカードが少数存在する。指輪物語:中つ国の伝承では[[占術]]をテーマとしている。
  
*[[マスクス・ブロック]][[オデッセイ・ブロック]][[神河ブロック]]といった具合に、時代によっては一気に数が減るサブタイプでもある。
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[[タイプ的カード]]は数多く存在する。[[ロード (俗称)|ロード]]だけに限っても、[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]を筆頭に、[[傲慢な完全者/Imperious Perfect]][[エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid]][[背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader]][[梢の戦術家/Canopy Tactician]]など豊富に存在する。また、エルフを支援する[[プレインズウォーカー]]・カードとして[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]][[タイヴァー・ケル/Tyvar Kell]][[スカイシュラウドの援護者、フレイアリーズ/Freyalise, Skyshroud Partisan]]がおり、これらも設定上はエルフのキャラクターである(→[[#ストーリー]])。ローウィン関連の[[フレイバー]]を持つカードでは、排他性を表現するためにエルフでないクリーチャーに被害を与えるカードも散見される。
*昔はカードによってクリーチャー・タイプが「Elf」と「Elves」の2種類あった。これは単数形と複数形の違いであり、当時のルールにより同じクリーチャー・タイプであるとして扱われていた。
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*[[オンスロート・ブロック]]では[[]]の主要種族となり、有用なカードが多数登場。トーナメントでも活躍した。
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*[[ローウィン・ブロック]]では[[]][[]]の部族として登場。美を第一とし、醜い生き物を迫害する悪役として登場する。
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*[[Magic Online]][[Elvish Champion]][[Avatar|アバター]]がエルフ・[[トークン]]を出すほか、[[ローウィン・ブロック]]を中心にエルフ・トークンを出すカードも多く存在する。
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===参考===
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エルフ・[[トークン]]を[[生成]]するカードも多数存在しており、いずれも緑を含み、ほとんどが1/1(→[[トークン一覧]])。
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[[伝説の]]エルフは[[ダスクモーン:戦慄の館]]現在123体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Elf 「伝説の(Legendary)・エルフ(Elf)」でWHISPER検索])<ref group="注釈">Whisperデータベース未登録により、検索結果には[[エルフェイムの精鋭、イマリール/Imaryll, Elfhame Elite]]、[[Simon, Wild Magic Sorcerer]]、[[Galadriel, Light of Valinor]]、[[Lonis, Genetics Expert]]の4枚が表示されません。</ref>が、[[王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realm]]の第2面である'''炉の女王、アヤーラ'''/''Ayara, Furnace Queen''も存在する。
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*他の[[色]]ならば[[人間]]になるであろう[[小型クリーチャー|小型]]から[[中堅クリーチャー|中型]]にかけての人型クリーチャーは、緑だとたいていエルフになってしまうため、結果的に緑から人間を少なくしている遠因でもある。
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*昔はカードによってクリーチャー・タイプが「Elf」と「Elves」の2種類あった。これは単数形と複数形の違いであり、当時のルールにより同じクリーチャー・タイプであるとして扱われていた。(→[[クリーチャー・タイプ#過去のルール]])
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==ストーリー==
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エルフは人型種族の一つ。[[人間/Human]]に似た容姿と、細長く尖った耳を持つ。長命な傾向にあり、自然との繋がりを持つ。
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詳細は[[エルフ/Elf]]を参照。
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*背景設定上エルフである[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]には、[[フレイアリーズ/Freyalise]](ハーフエルフ)と[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]、[[タイヴァー・ケル/Tyvar Kell (ストーリー)|タイヴァー・ケル/Tyvar Kell]]がいる。
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==脚注==
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===出典===
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===注釈===
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<references group="注釈"/>
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==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Elf|エルフ(Elf)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Elf|エルフ(Elf)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Elf}|エルフ(Elf)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|えるふ]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|えるふ]]
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2024年9月26日 (木) 12:13時点における最新版

エルフ/Elfは、クリーチャー・タイプの1つ。特徴的クリーチャー人間によく似た人型種族で、や自然との関わりが深い。『指輪物語』を始めとした多くのファンタジー作品において馴染み深い存在である。


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1


Wood Elves / ウッド・エルフ (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)

ウッド・エルフが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、そのカードを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。

1/1


Ezuri, Renegade Leader / 背教の主導者、エズーリ (1)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

(緑):他のエルフ(Elf)1体を対象とし、それを再生する。
(2)(緑)(緑)(緑):あなたがコントロールするエルフ・クリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。

2/2

初出はリミテッド・エディション。いまでこそゴブリンマーフォークと肩を並べる強クリーチャー・タイプの一角だが、リミテッド・エディションでロードは登場せず、その後のセットでもドルイドと競合するタイプでもあった。ウェザーライトから数が増え始め、緑の特徴的クリーチャーへと成長していった。オンスロート・ブロックでは緑の主要クリーチャー・タイプとなり、森林守りのエルフ/Timberwatch Elfなどの有用なカードが多数登場し、トーナメントでも活躍した。その後も数を増やしており、ローウィン=シャドウムーア・ブロックカルドハイムでも主要クリーチャー・タイプの一つとして登場している。

に存在するが、その大多数はか緑を含む多色である。ローウィン/Lorwynカルドハイム/Kaldheimスケムファー/Skemfar)のエルフとして単色のエルフも一定数存在し、単色にもごく少数存在する。残る単色・単色のエルフはフォーゴトン・レルム探訪で初登場した。指輪物語:中つ国の伝承では原作をそのまま当てはめると青に該当する種族が少ないという問題を解消するため、緑だけでなく青にも割り当てられている[1]

パワータフネスは全体的に低めな傾向にある。能力マナ能力土地に関連する能力を持つものが多い(マナ能力を持つものは、ドルイドでもあることが多い)。オンスロート・ブロックでは昆虫と関連するカードが少数存在する。指輪物語:中つ国の伝承では占術をテーマとしている。

タイプ的カードは数多く存在する。ロードだけに限っても、エルフのチャンピオン/Elvish Championを筆頭に、傲慢な完全者/Imperious Perfectエルフの大ドルイド/Elvish Archdruid背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader梢の戦術家/Canopy Tacticianなど豊富に存在する。また、エルフを支援するプレインズウォーカー・カードとしてニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneタイヴァー・ケル/Tyvar Kellスカイシュラウドの援護者、フレイアリーズ/Freyalise, Skyshroud Partisanがおり、これらも設定上はエルフのキャラクターである(→#ストーリー)。ローウィン関連のフレイバーを持つカードでは、排他性を表現するためにエルフでないクリーチャーに被害を与えるカードも散見される。

エルフ・トークン生成するカードも多数存在しており、いずれも緑を含み、ほとんどが1/1(→トークン一覧)。

伝説のエルフはダスクモーン:戦慄の館現在123体存在する(「伝説の(Legendary)・エルフ(Elf)」でWHISPER検索[注釈 1]が、王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realmの第2面である炉の女王、アヤーラ/Ayara, Furnace Queenも存在する。

  • 他のならば人間になるであろう小型から中型にかけての人型クリーチャーは、緑だとたいていエルフになってしまうため、結果的に緑から人間を少なくしている遠因でもある。
  • 昔はカードによってクリーチャー・タイプが「Elf」と「Elves」の2種類あった。これは単数形と複数形の違いであり、当時のルールにより同じクリーチャー・タイプであるとして扱われていた。(→クリーチャー・タイプ#過去のルール

[編集] ストーリー

エルフは人型種族の一つ。人間/Humanに似た容姿と、細長く尖った耳を持つ。長命な傾向にあり、自然との繋がりを持つ。

詳細はエルフ/Elfを参照。

[編集] 脚注

[編集] 出典

  1. 『指輪』作り その1(Making Magic 2023年5月30日)

[編集] 注釈

  1. Whisperデータベース未登録により、検索結果にはエルフェイムの精鋭、イマリール/Imaryll, Elfhame EliteSimon, Wild Magic SorcererGaladriel, Light of ValinorLonis, Genetics Expertの4枚が表示されません。

[編集] 参考

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