撲滅/Eradicate
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*追放するのは「同じ[[名前]]のカード」であり、クリーチャー・カードに限らない。そのため、[[クリーチャー化]]させた[[基本土地]]に撃つと、[[戦場]]以外からその基本土地が全てなくなってしまう。そのため、[[土地]]の[[展開]]が終わった後だと[[デッキ圧縮]]になってしまう(→[[土地撲滅]])。 | *追放するのは「同じ[[名前]]のカード」であり、クリーチャー・カードに限らない。そのため、[[クリーチャー化]]させた[[基本土地]]に撃つと、[[戦場]]以外からその基本土地が全てなくなってしまう。そのため、[[土地]]の[[展開]]が終わった後だと[[デッキ圧縮]]になってしまう(→[[土地撲滅]])。 | ||
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*[[2021年]]11月のトークンの[[名前]]に関する[[総合ルール]]変更前までは、[[イリュージョン]](Illusion)・[[トークン]]を対象に取ることで、[[空想+現実/Illusion+Reality]]を追放できた。これはトークンのルールによりその名前が「Illusion」だったことと、このカードの追放するカードがクリーチャー・カードに限定されていないことによる。同様に、[[裂片]](Splinter)・トークンを対象とすることで[[木っ端みじん/Splinter]]を追放したり、[[多相の戦士]](Shapeshifter)・トークンを対象とすることで[[多相の戦士/Shapeshifter]]を追放したりといったことが可能だった。 | *[[2021年]]11月のトークンの[[名前]]に関する[[総合ルール]]変更前までは、[[イリュージョン]](Illusion)・[[トークン]]を対象に取ることで、[[空想+現実/Illusion+Reality]]を追放できた。これはトークンのルールによりその名前が「Illusion」だったことと、このカードの追放するカードがクリーチャー・カードに限定されていないことによる。同様に、[[裂片]](Splinter)・トークンを対象とすることで[[木っ端みじん/Splinter]]を追放したり、[[多相の戦士]](Shapeshifter)・トークンを対象とすることで[[多相の戦士/Shapeshifter]]を追放したりといったことが可能だった。 | ||
**現在のルールでは名前が定義されていないトークンの名前は「(サブタイプの単語を繋げたもの)・トークン」であるため、通常これらのカードがトークンと同名になることはない。 | **現在のルールでは名前が定義されていないトークンの名前は「(サブタイプの単語を繋げたもの)・トークン」であるため、通常これらのカードがトークンと同名になることはない。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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+ | *[[手札破壊カード]] | ||
+ | *[[ライブラリー破壊カード]] | ||
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*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]] | ||
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2023年9月13日 (水) 02:59時点における最新版
Eradicate / 撲滅 (2)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーの墓地と手札とライブラリーから、そのクリーチャーと同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
1種類のクリーチャーをあらゆる領域から追放する黒のソーサリー。効果そのものは強烈ではあるのだが、対象がクリーチャーであるがゆえ、サイクル共通の「戦場に出ている同名のカードが漏れてしまう」という弱点が顕著に現れてしまう。
ウルザズ・デスティニー収録時は、同エキスパンションのマスティコア/Masticoreへの対策として有効だった。破壊ではなく追放なのでマスティコアの持つ再生能力を無視できることに加え、マスティコアを2体以上同時に戦場に出しておく人は滅多にいないので、上記の「戦場にいる他の同名クリーチャーを撲滅できない」というデメリットが気にならない。そして高い確率で4枚積まれているであろうマスティコアの後続も気にしなくて済む。また、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusなどの破壊不能を持つクリーチャーに対しても極めて有効である。
果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroなどの厄介なクリーチャーへの対策としても使われた。
- 追放するのは「同じ名前のカード」であり、クリーチャー・カードに限らない。そのため、クリーチャー化させた基本土地に撃つと、戦場以外からその基本土地が全てなくなってしまう。そのため、土地の展開が終わった後だとデッキ圧縮になってしまう(→土地撲滅)。
- 攻撃してくるミシュラランドなどを根こそぎにできないのは歯がゆいところ。うまくブロックに誘い出したい。
- 2021年11月のトークンの名前に関する総合ルール変更前までは、イリュージョン(Illusion)・トークンを対象に取ることで、空想+現実/Illusion+Realityを追放できた。これはトークンのルールによりその名前が「Illusion」だったことと、このカードの追放するカードがクリーチャー・カードに限定されていないことによる。同様に、裂片(Splinter)・トークンを対象とすることで木っ端みじん/Splinterを追放したり、多相の戦士(Shapeshifter)・トークンを対象とすることで多相の戦士/Shapeshifterを追放したりといったことが可能だった。
- 現在のルールでは名前が定義されていないトークンの名前は「(サブタイプの単語を繋げたもの)・トークン」であるため、通常これらのカードがトークンと同名になることはない。
[編集] 関連カード
- 一巻の終わり/The End - 色制限がなくプレインズウォーカーも追放できるインスタントになった。ただし手札から追放した分補填でドローさせてしまう。
[編集] サイクル
ウルザズ・デスティニーの、同名のカードを追放する呪文のサイクル。いずれも神河謀叛に再録された。
- 一掃/Scour
- 鎮圧/Quash
- 撲滅/Eradicate
- 塩まき/Sowing Salt
- 木っ端みじん/Splinter
[編集] ストーリー
ウルザズ・デスティニー版はラース/Rathの反乱分子を処刑するダヴォールの軍勢が描かれている(イラスト)。