巨大カキ/Giant Oyster
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*-1/-1カウンターを置く条件として、対象のクリーチャーのタップ/アンタップ状態は問わない。対象のクリーチャーが[[アンタップ・ステップ]]による[[ターン起因処理]]以外の効果でアンタップしても、-1/-1カウンターは置かれる。 | *-1/-1カウンターを置く条件として、対象のクリーチャーのタップ/アンタップ状態は問わない。対象のクリーチャーが[[アンタップ・ステップ]]による[[ターン起因処理]]以外の効果でアンタップしても、-1/-1カウンターは置かれる。 | ||
*[[アップキープ・ステップ]]中に能力を使うことで、即座に-1/-1カウンターを置ける。 | *[[アップキープ・ステップ]]中に能力を使うことで、即座に-1/-1カウンターを置ける。 |
2021年12月16日 (木) 09:42時点における最新版
Giant Oyster / 巨大カキ (2)(青)(青)
クリーチャー — カキ(Oyster)
クリーチャー — カキ(Oyster)
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに巨大カキをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。巨大カキがタップ状態であり続けるかぎり、それはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。また、あなたの各ドロー・ステップの開始時に、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。巨大カキが戦場から離れるかアンタップ状態になったとき、そのクリーチャーからすべての-1/-1カウンターを取り除く。
緩慢なクリーチャー除去能力を持つクリーチャー。自身をタップ状態で固定することで、対象のクリーチャーのアンタップを妨害し、毎ターン1つずつ-1/-1カウンターを乗せていく。
弱体化のタイミングが「ドロー・ステップ開始時」と限定されるがゆえにタイミングに気を使う必要はあるものの、それさえ受け入れられるのならば1ターンにつき-1/-1なので、ティムのようにタフネス1のクリーチャーを1ターンに1体ずつ除去できる。それより大きな相手なら実質的にそのタフネスと同じだけのターンがかかるため、本当に除去するには時間がかかるが、アンタップ阻害による擬似除去だけでも十分に有効だろう。タッパーと比べると自ら対象をタップできないのが弱みだが、一度タップできればそれを固定できる分、システムクリーチャーへの対策としても有効だろう。
「クリーチャーをタップ状態に固定」する擬似除去には脱水/Dehydrationなどのオーラもある。それらと比較するとこちらは召喚酔いによる即効性のなさは大きいが、状況に合わせてロック対象を変えられるという点で優る。
- 能力はカキに挟まれ身動きが取れず、ジワジワ消化されていくようなイメージ。
- イラストはカキというよりシャコ貝に見える。
- 時のらせんのタイムシフトカードとして、「長ったらしい」ルール文章を持つカードとして再録候補だったタックル蛆/Takklemaggotの代わりに再録された(→Not Their Time参照)。再録時に多くの希少なクリーチャー・タイプが変更・廃止された中で、これはカキ(Oyster)のままであった。ローウィン発売に先立って行われた2007年9月サブタイプ変更でも変更されなかった。
[編集] ルール
- アンタップまたは戦場から離れたときに取り除かれる-1/-1カウンターはこれ自身の効果によって置かれたものに限らないため、不安定性突然変異/Unstable Mutationなど自分のクリーチャーに「-1/-1カウンターを置く」ペナルティ能力を解消するギミックに使える。
- -1/-1カウンターを置く条件として、対象のクリーチャーのタップ/アンタップ状態は問わない。対象のクリーチャーがアンタップ・ステップによるターン起因処理以外の効果でアンタップしても、-1/-1カウンターは置かれる。
- アップキープ・ステップ中に能力を使うことで、即座に-1/-1カウンターを置ける。
- -1/-1カウンターと+1/+1カウンターは互いに相殺されるために、幻影のケンタウロス/Phantom Centaurのようなクリーチャーのサイズを恒久的に減らすことができる。もし巨大カキがアンタップされるか除去されたとしても、取り除くのは-1/-1カウンターであるためである。