ドレイク
提供:MTG Wiki
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
7行: | 7行: | ||
{{#card:Crackling Drake}} | {{#card:Crackling Drake}} | ||
− | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]。[[ミラージュ・ブロック]]で多くのドレイクが登場した。コンスタントに登場しているタイプだが、[[ドラゴン]]と違い[[伝説のクリーチャー]]や[[ | + | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]。[[ミラージュ・ブロック]]で多くのドレイクが登場した。コンスタントに登場しているタイプだが、[[ドラゴン]]と違い[[伝説のクリーチャー]]や[[タイプ的カード]]は存在しない。[[ミラージュ]]の[[紺碧のワイヴァーン/Cerulean Wyvern]]の[[クリーチャー・タイプ]]は当初「ワイヴァーン」であったが、後にドレイクに統合された。[[銀のワイヴァーン/Silver Wyvern]]など、[[テンペスト]]以降の[[カード名]]に「ワイヴァーン/Wyvern」を含む[[クリーチャー]]はすべて最初からドレイクである。 |
ドラゴンと違い[[青]]に多く、次点は[[赤]]。[[多色]]まで含めればすべての[[色]]に存在する。 | ドラゴンと違い[[青]]に多く、次点は[[赤]]。[[多色]]まで含めればすべての[[色]]に存在する。 | ||
13行: | 13行: | ||
小型のドラゴンという容姿に倣って[[小型クリーチャー|小型]]~[[中堅クリーチャー|中型]]のものが多く、[[パワー]]と[[タフネス]]の合計が8以上のドレイクはわずかしか存在しない。いずれも[[飛行]]を持つが、その他の[[能力]]にこれといった共通点は無い。[[イラスト]]の傾向としては、ドラゴンは翼+4本脚、ドレイクは鉤爪のある翼+2本脚であることが多い。[[コモン]]や[[アンコモン]]で手に入るそこそこの[[サイズ]]の飛行[[クリーチャー]]なので、[[リミテッド]]で重宝する。特に[[風のドレイク/Wind Drake]]は[[フライヤー]]の基準として有名である。 | 小型のドラゴンという容姿に倣って[[小型クリーチャー|小型]]~[[中堅クリーチャー|中型]]のものが多く、[[パワー]]と[[タフネス]]の合計が8以上のドレイクはわずかしか存在しない。いずれも[[飛行]]を持つが、その他の[[能力]]にこれといった共通点は無い。[[イラスト]]の傾向としては、ドラゴンは翼+4本脚、ドレイクは鉤爪のある翼+2本脚であることが多い。[[コモン]]や[[アンコモン]]で手に入るそこそこの[[サイズ]]の飛行[[クリーチャー]]なので、[[リミテッド]]で重宝する。特に[[風のドレイク/Wind Drake]]は[[フライヤー]]の基準として有名である。 | ||
− | ドレイク・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]に[[木の葉ドレイクの休息地/Leafdrake Roost]]、[[ターランドの発動/Talrand's Invocation]]、[[空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner]]、[[ドレイクの安息地/Drake Haven]]、[[ドレイクの休息地/Roost of Drakes]] | + | ドレイク・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]に[[木の葉ドレイクの休息地/Leafdrake Roost]]、[[ターランドの発動/Talrand's Invocation]]、[[空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner]]、[[ドレイクの安息地/Drake Haven]]、[[ドレイクの休息地/Roost of Drakes]]、[[空夢想士、アランドラ/Alandra, Sky Dreamer]]がある。いずれも青の2/2飛行のドレイク・トークンを生成する。 |
+ | |||
+ | [[タイプ的カード]]は[[空夢想士、アランドラ/Alandra, Sky Dreamer]]のみ。 | ||
*英語でdrakeというと、酔っぱらいのことを指す語でもある。ファンタジーの用語に疎い[[アーティスト]]が、誤って酔っぱらいを描いてしまったこともあった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/25-more-random-things-about-magic-2016-06-20 25 More Random Things About Magic]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017055/ 続・マジックに関する25の雑多な話]([[Making Magic -マジック開発秘話-]] [[2016年]]6月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | *英語でdrakeというと、酔っぱらいのことを指す語でもある。ファンタジーの用語に疎い[[アーティスト]]が、誤って酔っぱらいを描いてしまったこともあった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/25-more-random-things-about-magic-2016-06-20 25 More Random Things About Magic]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017055/ 続・マジックに関する25の雑多な話]([[Making Magic -マジック開発秘話-]] [[2016年]]6月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
23行: | 25行: | ||
{{フレイバーテキスト|ドレイクはドラゴンの名をかたる ― 本物が現れないうちだけは。||[[噛みつきドレイク/Snapping Drake]]([[ポータル]]版)}} | {{フレイバーテキスト|ドレイクはドラゴンの名をかたる ― 本物が現れないうちだけは。||[[噛みつきドレイク/Snapping Drake]]([[ポータル]]版)}} | ||
− | *[[火吹きドレイク/Spitting Drake]]と[[キスクー・ドレイク/Kyscu Drake]]が[[合体カード (俗称)|合体]]して[[ヴィーアシヴァン・ドラゴン/Viashivan Dragon]] | + | *[[火吹きドレイク/Spitting Drake]]と[[キスクー・ドレイク/Kyscu Drake]]が[[合体カード (俗称)|合体]]して[[ヴィーアシヴァン・ドラゴン/Viashivan Dragon]]になることからも、ドレイクとドラゴンに密接な関係があることがうかがえる。 |
*[[チャンドラの憤慨/Chandra's Outrage]]に焼かれる[[噛みつきドレイク/Snapping Drake]]、[[いかづち/Thunderbolt]]に撃ち落とされる[[蒼穹のドレイク/Azure Drake]]([[ウェザーライト]]版)と[[屑肌のドレイク/Scrapskin Drake]]([[アヴァシンの帰還]]版)と、なにかと損な役回り。 | *[[チャンドラの憤慨/Chandra's Outrage]]に焼かれる[[噛みつきドレイク/Snapping Drake]]、[[いかづち/Thunderbolt]]に撃ち落とされる[[蒼穹のドレイク/Azure Drake]]([[ウェザーライト]]版)と[[屑肌のドレイク/Scrapskin Drake]]([[アヴァシンの帰還]]版)と、なにかと損な役回り。 | ||
2024年6月18日 (火) 09:39時点における最新版
ドレイク/Drakeは、クリーチャー・タイプの1つ。小型の竜のクリーチャーで、ワイヴァーン/Wyvernなどもこのタイプに属する。
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
金粉のドレイクが戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャーを最大1体まで対象とし、金粉のドレイクとそれのコントロールを交換する。交換しないまたはできないなら、金粉のドレイクを生け贄に捧げる。この能力は、その対象が不正になったとしても解決される。
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
弾けるドレイクのパワーは、追放領域かあなたの墓地にあり、あなたがオーナーであり、インスタントかソーサリーであるカードの枚数に等しい。
弾けるドレイクが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
初出はレジェンド。ミラージュ・ブロックで多くのドレイクが登場した。コンスタントに登場しているタイプだが、ドラゴンと違い伝説のクリーチャーやタイプ的カードは存在しない。ミラージュの紺碧のワイヴァーン/Cerulean Wyvernのクリーチャー・タイプは当初「ワイヴァーン」であったが、後にドレイクに統合された。銀のワイヴァーン/Silver Wyvernなど、テンペスト以降のカード名に「ワイヴァーン/Wyvern」を含むクリーチャーはすべて最初からドレイクである。
ドラゴンと違い青に多く、次点は赤。多色まで含めればすべての色に存在する。
小型のドラゴンという容姿に倣って小型~中型のものが多く、パワーとタフネスの合計が8以上のドレイクはわずかしか存在しない。いずれも飛行を持つが、その他の能力にこれといった共通点は無い。イラストの傾向としては、ドラゴンは翼+4本脚、ドレイクは鉤爪のある翼+2本脚であることが多い。コモンやアンコモンで手に入るそこそこのサイズの飛行クリーチャーなので、リミテッドで重宝する。特に風のドレイク/Wind Drakeはフライヤーの基準として有名である。
ドレイク・トークンを生成するカードに木の葉ドレイクの休息地/Leafdrake Roost、ターランドの発動/Talrand's Invocation、空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner、ドレイクの安息地/Drake Haven、ドレイクの休息地/Roost of Drakes、空夢想士、アランドラ/Alandra, Sky Dreamerがある。いずれも青の2/2飛行のドレイク・トークンを生成する。
タイプ的カードは空夢想士、アランドラ/Alandra, Sky Dreamerのみ。
- 英語でdrakeというと、酔っぱらいのことを指す語でもある。ファンタジーの用語に疎いアーティストが、誤って酔っぱらいを描いてしまったこともあった[1]。
- 開発部のデータベースはかつてマルチバース/Multiverseと呼ばれていたが、2016年ごろからはドレイク/Drakeと呼ばれるようになった。
[編集] ストーリー
ドミナリア/Dominariaのドレイクとドラゴンは共にエルダー・ドラゴン/Elder Dragonの末裔であるが、これらは同一ではなく、ある程度の力の差がある。ただしこれは「ドレイクは弱くドラゴンは強い」というものではなく、相対的に弱いものをドレイク、力の強いものをドラゴンと呼ぶものと考えられる。
なお、一般的にはドレイクはドラゴンの別称とされることが多い(→参考)。
ドレイクはドラゴンの名をかたる ― 本物が現れないうちだけは。(出典:噛みつきドレイク/Snapping Drake(ポータル版))
- 火吹きドレイク/Spitting Drakeとキスクー・ドレイク/Kyscu Drakeが合体してヴィーアシヴァン・ドラゴン/Viashivan Dragonになることからも、ドレイクとドラゴンに密接な関係があることがうかがえる。
- チャンドラの憤慨/Chandra's Outrageに焼かれる噛みつきドレイク/Snapping Drake、いかづち/Thunderboltに撃ち落とされる蒼穹のドレイク/Azure Drake(ウェザーライト版)と屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(アヴァシンの帰還版)と、なにかと損な役回り。