Adun Oakenshield

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(13人の利用者による、間の24版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Adun Oakenshield}}
 
{{#card:Adun Oakenshield}}
  
繰り返し使える[[死者再生/Raise Dead]]を内蔵した[[クリーチャー]]
+
[[死者再生/Raise Dead]][[起動型能力]][[内蔵]]した[[伝説のクリーチャー]]。死者再生の[[効果]]を繰り返し使える[[カード]]の元祖である。
3[[マナ]]で1/2は[[システムクリーチャー]]としては標準の大きさ。
+
マナと[[タップ]]だけで[[墓地]]の[[カード]]を回収・再利用できるのはわりと強い能力。
+
ただし、能力の[[起動コスト]]には3色3マナが必要で少々重い。だが、これ自身を出せるのなら問題なく支払うことはできるだろう。
+
  
後に作られた同系統のクリーチャー([[棺の女王/Coffin Queen]]など)に比べれば物足りなさを感じるが、これでも[[レジェンド]]当時の[[伝説のクリーチャー]]の中では無難な方である。
+
3[[マナ]]で1/2は[[システムクリーチャー]]としては標準の[[サイズ]]。[[マナ]]と[[タップ]]だけで[[墓地]]の[[カード]]を[[回収]]・再利用できるのはわりと強い[[能力]]。能力の[[起動コスト]]には3[[色]]3マナが必要で少々[[重い]]が、これ自身を出せるのなら問題なく[[支払う]]ことはできるだろう。
 +
 
 +
*[[棺の女王/Coffin Queen]]など、後に作られた同系統のクリーチャーに比べれば物足りなさを感じるが、これでも[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]当時の伝説のクリーチャーの中では無難な方である。
 +
 
 +
==関連カード==
 +
死者再生の効果を繰り返し使えるカード。戻す[[カード・タイプ]]を問わないものは[[永遠の証人/Eternal Witness]]の項を参照。
 +
*[[拷問生活/Tortured Existence]] - (黒)。[[エンチャント]]の起動型能力。(黒)とクリーチャー・カードを[[捨てる]]。([[ストロングホールド]])
 +
*[[グールの誓い/Oath of Ghouls]] - (1)(黒)。あなたの[[アップキープ]]に誘発するエンチャントの[[誘発型能力]]。対戦相手の墓地よりクリーチャー・カードが多いことが条件。([[エクソダス]])
 +
*[[ファイレクシア流再利用/Phyrexian Reclamation]] - (黒)。エンチャントの起動型能力。(1)(黒)と2点の[[ライフ]]の支払い。([[ウルザズ・レガシー]])
 +
*[[葬儀人/Undertaker]] - (1)(黒)。クリーチャーの起動型能力。(黒)、タップとカードを1枚捨てる。([[メルカディアン・マスクス]])
 +
*[[終末を招く者の宴/Endbringer's Revel]] - (2)(黒)。エンチャントの起動型能力([[オールプレイ能力]])。(4)。([[プロフェシー]])
 +
*[[アンデッドの王/Lord of the Undead]] - (1)(黒)(黒)。クリーチャーの起動型能力。(1)(黒)とタップ。[[ゾンビ]]しか戻せない。([[プレーンシフト]])
 +
**[[ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie]] - (2)(黒)(赤)。クリーチャー。あなたのアップキープに誘発。[[ゴブリン]]しか戻せない。([[ローウィン]])
 +
**[[影の群れの灰毛/Ashcoat of the Shadow Swarm]] - (3)(黒)。クリーチャー。あなたの[[終了ステップ]]に誘発。4枚[[切削]]した後に回収。対象は取らない。[[ネズミ]]しか戻せないが2枚戻せる。([[ジャンプスタート2022]])
 +
**[[才能あふれる若芽、キリ/Kirri, Talented Sprout]] - (1)(赤)(緑)(白)。クリーチャー。あなたの[[戦闘後メイン・フェイズ]]開始時誘発。[[ツリーフォーク]]か[[植物]]しか戻せないが土地でも戻せる。([[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]])
 +
**[[産卵床の守護者/Spawnbed Protector]] - (7)。クリーチャー。あなたの終了ステップ開始時に誘発。[[エルドラージ]]しか戻せない。さらに0/1の[[落とし子]][[トークン]]を2体[[生成]]。([[モダンホライゾン3統率者デッキ]])
 +
*[[邪悪な覚醒/Malevolent Awakening]] - (1)(黒)(黒)。エンチャントの起動型能力。(1)(黒)(黒)とクリーチャー1体の生け贄。([[オデッセイ]])
 +
*[[陰謀団の外科医/Cabal Surgeon]] - (2)(黒)(黒)。クリーチャーの起動型能力。(2)(黒)(黒)、タップと自分の墓地にあるカードを2枚[[追放]]。([[トーメント]])
 +
*[[起源/Genesis]] - これが墓地にある場合、あなたのアップキープに誘発するクリーチャーの誘発型能力。(2)(緑)の支払いが必要。([[ジャッジメント]])
 +
*[[定員過剰の墓地/Oversold Cemetery]] - (1)(黒)。エンチャント。あなたのアップキープに誘発。墓地にクリーチャー・カードが4枚以上あることが条件。([[オンスロート]])
 +
**[[ドラウの背教者、ヴィコニア/Viconia, Drow Apostate]] - (2)(黒)。定員過剰の墓地の[[背景選択]]クリーチャー版。ただし戻すクリーチャーは[[無作為]]。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
 +
*[[悲哀を持つもの/Woebearer]] - (4)(黒)。[[戦闘ダメージ]]を与えた場合のクリーチャーの誘発型能力。([[ミラディン]])
 +
**[[光と影の剣/Sword of Light and Shadow]] - (3)。戦闘ダメージを与えた場合の誘発型能力を付与する[[装備品]]。装備(2)。([[ダークスティール]])
 +
**[[屍術の渇き/Necromantic Thirst]] - (2)(黒)(黒)。戦闘ダメージを与えた場合の誘発型能力を付与する[[オーラ]]。([[ラヴニカ:ギルドの都]])
 +
**[[堕ちし番人/Fell Shepherd]] - (5)(黒)(黒)。戦闘ダメージを与えた場合のクリーチャーの誘発型能力。このターンに[[死亡]]したもの限定だが全て戻す。([[統率者2013]])
 +
**[[デヴカリンのリッチ、ストーレフ/Storrev, Devkarin Lich]] - (1)(黒)(黒)(緑)。戦闘ダメージを与えた場合のクリーチャーの誘発型能力。[[プレインズウォーカー]]も戻せる。([[灯争大戦]])
 +
**[[永遠の陽気もの、オツリーミ/Otrimi, the Ever-Playful]] - (3)(青)(黒)(緑)。戦闘ダメージを与えた場合のクリーチャーの誘発型能力。[[変容]](1)(青)(黒)(緑)。変容クリーチャーしか戻せない。([[統率者2020]])
 +
*[[ゴルガリのギルド魔道士/Golgari Guildmage]] - (黒/緑)(黒/緑)。クリーチャーの起動型能力。(4)(黒)とクリーチャー1体の生け贄。(ラヴニカ:ギルドの都)
 +
*[[パレオロス/Paleoloth]] - (4)(緑)(緑)。クリーチャー。[[パワー]]5以上のクリーチャーが戦場に出る度に誘発。([[コンフラックス]])
 +
*[[宝庫のスラル/Treasury Thrull]] - (4)(白)(黒)。クリーチャー。[[攻撃]]時に誘発する。アーティファクトでも戻せる。([[ギルド門侵犯]])
 +
**[[永遠衆の監督官/Eternal Taskmaster]] - (1)(黒)。クリーチャー。攻撃時に誘発。(2)(黒)の支払いが必要。(灯争大戦)
 +
**[[ドローガーの徴募兵/Draugr Recruiter]] - (3)(黒)。クリーチャーの[[誇示]]能力。(3)(黒)の支払いが起動に必要。([[カルドハイム]])
 +
**[[忍耐強い教授、ラクサ/Ruxa, Patient Professor]] - (2)(緑)(緑)。クリーチャー。攻撃時に誘発。[[バニラ]]しか戻せない。[[ETB]]時にも誘発。([[統率者2021]])
 +
**[[墓甲羅、ゴーレックス/Gorex, the Tombshell]] - (6)(黒)(黒)墓地のクリーチャーを追放するごとに(2)軽く唱えらえるクリーチャー。攻撃時と[[PIG]]時に誘発。これが追放したカード中から無作為にしか戻せない。([[イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ]])
 +
**[[皇国の修復機/Imperial Recovery Unit]] - (2)(白)。[[機体]]アーティファクト。攻撃時に誘発。[[マナ総量]]2以下しか戻せないが、機体も戻せる。([[神河:輝ける世界]])
 +
**[[ベイルマークの大主/Overlord of the Balemurk]] - (3)(黒)(黒)[[兆候]]5-(1)(黒)。[[アバター]]・クリーチャー。攻撃時とETB時に誘発。アバターは戻せないがプレインズウォーカーも可。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
 +
*[[イニストラードの魂/Soul of Innistrad]] - (4)(黒)(黒)。クリーチャーの起動型能力。(3)(黒)(黒)で3枚戻す。これを墓地から追放しても起動可。([[基本セット2015]])
 +
*[[宮殿の包囲/Palace Siege]] - (3)(黒)(黒)。エンチャント。あなたのアップキープに誘発。カンの[[モード]]を選んだ場合のみ。([[運命再編]])
 +
*[[ネル・トース族のメーレン/Meren of Clan Nel Toth]] - (2)(黒)(緑)。クリーチャー。あなたの終了ステップに誘発。[[マナ総量]]が[[経験カウンター]]以下なら[[リアニメイト]]、そうでないなら死者再生。([[統率者2015]])
 +
*[[最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope]] - (1)(黒)(黒)。プレインズウォーカーの[-2][[忠誠度能力]]。2枚切削した後に回収。[[対象]]は取らない。([[異界月]])
 +
*[[屍術師、リリアナ/Liliana, the Necromancer]] - (3)(黒)(黒)。プレインズウォーカーの[-1]忠誠度能力。([[基本セット2019]])
 +
*[[暁の福音者/Dawn Evangel]] - (2)(白)。クリーチャー。あなたのオーラがついているあなたのクリーチャーが死亡するたび誘発。マナ総量2以下しか戻せない。([[テーロス還魂記]])
 +
*[[死のオアシス/Death's Oasis]] - (白)(黒)(緑)。エンチャント。あなたのトークンでないクリーチャーが死亡するたび誘発。ただし死亡したクリーチャーよりマナ総量が低いものに限る。([[イコリア:巨獣の棲処]])
 +
*[[原野の魔女/Witch of the Moors]] - (3)(黒)(黒)。クリーチャー。あなたの終了ステップに誘発するクリーチャーの誘発型能力。このターン、ライフを得ていたなら回収。さらに各対戦相手に[[布告]]。([[Jumpstart]])
 +
*[[最後のイチイ、コルフェノール/Colfenor, the Last Yew]] - (3)(白)(黒)(緑)。これか他のあなたのクリーチャーが死亡するたび誘発。ただし死亡したクリーチャーより[[タフネス]]が低いものに限る。([[統率者レジェンズ]])
 +
*[[オリークの首領、エクスタス/Extus, Oriq Overlord]] - (1)(白)(黒)(黒)。クリーチャー。あなたが[[インスタント]]か[[ソーサリー]]を唱えるか[[コピー]]するたびに誘発。ただし[[伝説]]は戻せない。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
 +
*[[血魔道の集会/Veinwitch Coven]] - (2)(黒)。クリーチャー。あなたがライフを得るたびに誘発。(黒)の支払いが必要。(統率者2021)
 +
==ストーリー==
 +
'''Adun Oakenshield'''(アダン・オーケンシールド)は[[ドミナリア/Dominaria]]の伝説の[[騎士]]({{Gatherer|id=1642}})。彼が通った後には、偉大な過去の戦士たちが墓所から蘇って戦列に加わるという。
 +
 
 +
小説[[Final Sacrifice]]では4070[[AR]]頃、[[エローナ/Aerona]]で彼の子孫を名乗る魔道士が登場する。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[回収]]
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 
[[Category:レジェンドの再録禁止カード]]
 
[[Category:レジェンドの再録禁止カード]]

2024年10月27日 (日) 14:36時点における最新版


Adun Oakenshield (黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

(黒)(赤)(緑),(T):あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

1/2

死者再生/Raise Dead起動型能力内蔵した伝説のクリーチャー。死者再生の効果を繰り返し使えるカードの元祖である。

3マナで1/2はシステムクリーチャーとしては標準のサイズマナタップだけで墓地カード回収・再利用できるのはわりと強い能力。能力の起動コストには33マナが必要で少々重いが、これ自身を出せるのなら問題なく支払うことはできるだろう。

  • 棺の女王/Coffin Queenなど、後に作られた同系統のクリーチャーに比べれば物足りなさを感じるが、これでもレジェンド当時の伝説のクリーチャーの中では無難な方である。

[編集] 関連カード

死者再生の効果を繰り返し使えるカード。戻すカード・タイプを問わないものは永遠の証人/Eternal Witnessの項を参照。

[編集] ストーリー

Adun Oakenshield(アダン・オーケンシールド)はドミナリア/Dominariaの伝説の騎士イラスト)。彼が通った後には、偉大な過去の戦士たちが墓所から蘇って戦列に加わるという。

小説Final Sacrificeでは4070AR頃、エローナ/Aeronaで彼の子孫を名乗る魔道士が登場する。

[編集] 参考

MOBILE