陰極器/Cathodion
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*この能力は[[マナ能力]]ではない。[[呪文]]や能力の[[解決]]中に[[墓地]]に置かれた場合、普通の[[誘発型能力]]と同じ様に、次に[[優先権]]が発生した時に[[スタック]]に積まれる。[[コスト]]の[[支払う|支払い]]を要求された時点ではマナを出すことができないので、この能力をアテにする時はあらかじめ生け贄に捧げるなどしてマナを出しておこう。 | *この能力は[[マナ能力]]ではない。[[呪文]]や能力の[[解決]]中に[[墓地]]に置かれた場合、普通の[[誘発型能力]]と同じ様に、次に[[優先権]]が発生した時に[[スタック]]に積まれる。[[コスト]]の[[支払う|支払い]]を要求された時点ではマナを出すことができないので、この能力をアテにする時はあらかじめ生け贄に捧げるなどしてマナを出しておこう。 | ||
**[[クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stoker]]などの[[起動型能力|起動型]]マナ能力の[[イベント]]によって墓地に置かれた場合などについて、[[誘発型能力|誘発型]]マナ能力として扱う解釈がされていたことがあったが、現在ではこの場合でもマナ能力としては扱われないことになっている({{CR|605.1b}})。 | **[[クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stoker]]などの[[起動型能力|起動型]]マナ能力の[[イベント]]によって墓地に置かれた場合などについて、[[誘発型能力|誘発型]]マナ能力として扱う解釈がされていたことがあったが、現在ではこの場合でもマナ能力としては扱われないことになっている({{CR|605.1b}})。 | ||
− | *[[基本セット2010]]で[[マナ・バーン]]が廃止されるまでは、この能力は[[ペナルティ能力|デメリット]]としての側面が強かったが、現在では完全なメリットである。そのため、[[無色]] | + | *[[基本セット2010]]で[[マナ・バーン]]が廃止されるまでは、この能力は[[ペナルティ能力|デメリット]]としての側面が強かったが、現在では完全なメリットである。そのため、[[無色]]のアーティファクト・クリーチャーであるにもかかわらず([[色拘束]]の点も含め)大抵の3マナ[[バニラ]]のほぼ[[上位互換]]である。(アーティファクト除去に弱い点は留意すべき) |
*「陰極(cathode、カソード)」とは外部から電子が入ってくる極のこと。対義語は「陽極(anode、アノード)」。 | *「陰極(cathode、カソード)」とは外部から電子が入ってくる極のこと。対義語は「陽極(anode、アノード)」。 | ||
+ | *初出時は[[クリーチャー・タイプ]]がなかったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[構築物]]が追加された。 | ||
*[[ミラディン]]収録版の{{Gatherer|id=73626|日本語版カード}}の[[フレイバー・テキスト]]には明らかな漢字の誤りがある(「自信」は「自身」であるべき)。 | *[[ミラディン]]収録版の{{Gatherer|id=73626|日本語版カード}}の[[フレイバー・テキスト]]には明らかな漢字の誤りがある(「自信」は「自身」であるべき)。 | ||
*[[統率者2014]]に{{Gatherer|id=391145|新規イラスト}}で収録された。後の各種[[特殊セット]]への[[再録]]時にもこちらの[[絵|イラスト]]が使われている。 | *[[統率者2014]]に{{Gatherer|id=391145|新規イラスト}}で収録された。後の各種[[特殊セット]]への[[再録]]時にもこちらの[[絵|イラスト]]が使われている。 |
2024年8月16日 (金) 12:56時点における最新版
アーティファクト・クリーチャーにしてはかなりコスト・パフォーマンスのよいカード。
多くの場合、この能力は戦闘フェイズに誘発してしまうため、発生したマナを利用しづらいが、生け贄に捧げる手段などを用意してマナ加速として使うこともできなくはない。
- この能力はマナ能力ではない。呪文や能力の解決中に墓地に置かれた場合、普通の誘発型能力と同じ様に、次に優先権が発生した時にスタックに積まれる。コストの支払いを要求された時点ではマナを出すことができないので、この能力をアテにする時はあらかじめ生け贄に捧げるなどしてマナを出しておこう。
- クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stokerなどの起動型マナ能力のイベントによって墓地に置かれた場合などについて、誘発型マナ能力として扱う解釈がされていたことがあったが、現在ではこの場合でもマナ能力としては扱われないことになっている(CR:605.1b)。
- 基本セット2010でマナ・バーンが廃止されるまでは、この能力はデメリットとしての側面が強かったが、現在では完全なメリットである。そのため、無色のアーティファクト・クリーチャーであるにもかかわらず(色拘束の点も含め)大抵の3マナバニラのほぼ上位互換である。(アーティファクト除去に弱い点は留意すべき)
- 「陰極(cathode、カソード)」とは外部から電子が入ってくる極のこと。対義語は「陽極(anode、アノード)」。
- 初出時はクリーチャー・タイプがなかったが、2007年9月サブタイプ変更で構築物が追加された。
- ミラディン収録版の日本語版カードのフレイバー・テキストには明らかな漢字の誤りがある(「自信」は「自身」であるべき)。
- 統率者2014に新規イラストで収録された。後の各種特殊セットへの再録時にもこちらのイラストが使われている。
- ウルザズ・サーガでの初出以降アンコモンであったが、モダンマスターズ2015ではコモンで収録された。これに伴い、パウパーでも使用可能となった。
[編集] 関連カード
- Su-Chi - 4マナ4/4、PIG能力で4マナ発生。(アンティキティー)
- マイアの月帯び/Myr Moonvessel - 1マナ1/1、PIG能力で1マナ発生。(ダークスティール)