天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seeker
提供:MTG Wiki
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Kaalia, Zenith Seeker}} | {{#card:Kaalia, Zenith Seeker}} | ||
− | [[赤白黒]]の[[伝説のクリーチャー]]として2回目の登場となる[[カーリア/Kaalia]]。[[戦場に出る|戦場に出た]] | + | [[赤白黒]]の[[伝説のクリーチャー]]として2回目の登場となる[[カーリア/Kaalia]]。[[戦場に出る|戦場に出た]]ときに[[ライブラリーの一番上|ライブラリーの上]]6枚から自身の[[色]]の[[象徴的クリーチャー]]([[天使]]・[[デーモン]]・[[ドラゴン]])を1枚ずつ[[濾過]]できる。 |
[[ETB]][[能力]]の強力さは、似た性質の[[民兵のラッパ手/Militia Bugler]]や[[ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader]]の活躍を見れば説明不要だろう。6枚もめくるため、当該[[カード]]が10枚ほど入っていれば1枚は期待でき、16枚程度まで引き上げることができればそれなりの確率で複数枚の[[アドバンテージ]]も得ることができる([[無作為に|ランダム性]]が絡む以上、絶対はありえないが)。しかしながら当該[[クリーチャー・タイプ]]がいずれも[[大型クリーチャー]]ばかりであり、たくさん採用すると[[デッキ]]の形がほぼ確実に歪むことになるのが大問題。これ自身が3色とはいえ3[[マナ]]3/3[[飛行]]・[[警戒]]と最低限の[[コスト・パフォーマンス]]はあるので、ETBにこだわらないほうが結果的にデッキ全体が安定するかもしれない。 | [[ETB]][[能力]]の強力さは、似た性質の[[民兵のラッパ手/Militia Bugler]]や[[ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader]]の活躍を見れば説明不要だろう。6枚もめくるため、当該[[カード]]が10枚ほど入っていれば1枚は期待でき、16枚程度まで引き上げることができればそれなりの確率で複数枚の[[アドバンテージ]]も得ることができる([[無作為に|ランダム性]]が絡む以上、絶対はありえないが)。しかしながら当該[[クリーチャー・タイプ]]がいずれも[[大型クリーチャー]]ばかりであり、たくさん採用すると[[デッキ]]の形がほぼ確実に歪むことになるのが大問題。これ自身が3色とはいえ3[[マナ]]3/3[[飛行]]・[[警戒]]と最低限の[[コスト・パフォーマンス]]はあるので、ETBにこだわらないほうが結果的にデッキ全体が安定するかもしれない。 | ||
− | [[スタンダード]]ではほぼ[[ | + | [[スタンダード]]ではほぼ[[赤白黒|マルドゥカラー]]の3色で扱うことになる。一応、[[黒]]の[[リアニメイト]]などを駆使すれば色数を増やすないしは減らすこともできる。そのまま繋げやすい3~4マナ域の充実度で見るとドラゴンが明らかに格落ちするので天使/デーモンを軸にしたデッキとなりやすい<ref>[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0032961/ カーリア・ミッドレンジ(スタンダード)] 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(マジック日本公式サイト 2019年8月20日)</ref>。あるいは、色こそ合わないし共存期間も短いが、[[秘儀での順応/Arcane Adaptation]]と[[コンボ]]するのも一興。 |
[[リミテッド]]では([[色拘束]]の問題はあるが)[[軽い|軽く]]て[[マナレシオ]]のよい[[フライヤー]]というだけで高得点。さらに天使とドラゴンは[[アンコモン]]以下の[[稀少度]]にも存在するため[[ピック]]していけば[[ETB]][[能力]]での[[カード・アドバンテージ]]も期待できる。 | [[リミテッド]]では([[色拘束]]の問題はあるが)[[軽い|軽く]]て[[マナレシオ]]のよい[[フライヤー]]というだけで高得点。さらに天使とドラゴンは[[アンコモン]]以下の[[稀少度]]にも存在するため[[ピック]]していけば[[ETB]][[能力]]での[[カード・アドバンテージ]]も期待できる。 | ||
19行: | 19行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[神話レア]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2021年4月14日 (水) 13:51時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
飛行、警戒
天頂の探求者、カーリアが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中から、天使(Angel)カード最大1枚とデーモン(Demon)・カード最大1枚とドラゴン(Dragon)・カード最大1枚を公開して手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
赤白黒の伝説のクリーチャーとして2回目の登場となるカーリア/Kaalia。戦場に出たときにライブラリーの上6枚から自身の色の象徴的クリーチャー(天使・デーモン・ドラゴン)を1枚ずつ濾過できる。
ETB能力の強力さは、似た性質の民兵のラッパ手/Militia Buglerやゴブリンの首謀者/Goblin Ringleaderの活躍を見れば説明不要だろう。6枚もめくるため、当該カードが10枚ほど入っていれば1枚は期待でき、16枚程度まで引き上げることができればそれなりの確率で複数枚のアドバンテージも得ることができる(ランダム性が絡む以上、絶対はありえないが)。しかしながら当該クリーチャー・タイプがいずれも大型クリーチャーばかりであり、たくさん採用するとデッキの形がほぼ確実に歪むことになるのが大問題。これ自身が3色とはいえ3マナ3/3飛行・警戒と最低限のコスト・パフォーマンスはあるので、ETBにこだわらないほうが結果的にデッキ全体が安定するかもしれない。
スタンダードではほぼマルドゥカラーの3色で扱うことになる。一応、黒のリアニメイトなどを駆使すれば色数を増やすないしは減らすこともできる。そのまま繋げやすい3~4マナ域の充実度で見るとドラゴンが明らかに格落ちするので天使/デーモンを軸にしたデッキとなりやすい[1]。あるいは、色こそ合わないし共存期間も短いが、秘儀での順応/Arcane Adaptationとコンボするのも一興。
リミテッドでは(色拘束の問題はあるが)軽くてマナレシオのよいフライヤーというだけで高得点。さらに天使とドラゴンはアンコモン以下の稀少度にも存在するためピックしていけばETB能力でのカード・アドバンテージも期待できる。
[編集] 関連カード
- 巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast
- 天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seeker
[編集] サイクル
基本セット2020の楔3色の伝説のクリーチャーサイクル。いずれも神話レア。
- 隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand(白黒緑)
- 風の憤怒、カイカ/Kykar, Wind's Fury(青赤白)
- 冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated(黒緑青)
- 天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seeker(赤白黒)
- 乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil(緑青赤)
[編集] ストーリー
詳細はカーリア/Kaaliaを参照。
[編集] 参考
- ↑ カーリア・ミッドレンジ(スタンダード) 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(マジック日本公式サイト 2019年8月20日)