龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
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:また、この能力で伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを能動的に除去していけるため、奥義の下地作りにもなる。 | :また、この能力で伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを能動的に除去していけるため、奥義の下地作りにもなる。 | ||
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リミテッドでは強力無比の一言であるが、黒[[トリプルシンボル]]含む色マナ5つの[[色拘束]]が大きな障害となる。維持できれば容易に優勢を作れるカードであるため、[[火想者の器/Firemind Vessel]]や[[ギルド球/Guild Globe]]を使って3色目を[[タッチ]]するだけの価値はある。 | リミテッドでは強力無比の一言であるが、黒[[トリプルシンボル]]含む色マナ5つの[[色拘束]]が大きな障害となる。維持できれば容易に優勢を作れるカードであるため、[[火想者の器/Firemind Vessel]]や[[ギルド球/Guild Globe]]を使って3色目を[[タッチ]]するだけの価値はある。 | ||
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+ | *[[2019年]]のSan Diego Comic Conの会場で[[Adam Paquette]]による新規[[イラスト]]の[[SDCCプロモーション・カード]]が限定販売された<ref>[https://io9.gizmodo.com/magic-the-gatherings-comic-con-exclusive-brings-forth-1835871979 Magic: The Gathering's Comic-Con Exclusive Brings Forth Gods, Dragons, and Dragon Gods](ニュースサイト「GIZMODO」 2019年6月26日)</ref>。 | ||
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*[[手札破壊カード]] | *[[手札破壊カード]] | ||
+ | *[[トリプルシンボルカード]] | ||
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ラヴニカ・リマスター]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair: More Borderless Planeswalkers]] | ||
+ | *[[War of the Spark Mythic Edition]] | ||
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2023年12月27日 (水) 03:44時点における最新版
伝説のプレインズウォーカー — ボーラス(Bolas)
龍神、ニコル・ボーラスは、戦場にある他のプレインズウォーカーすべての忠誠度能力をすべて持つ。
[+1]:あなたはカードを1枚引く。各対戦相手はそれぞれ、自分の手札からカード1枚か、自分がコントロールしているパーマネント1つを追放する。
[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
[-8]:伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
ラヴニカ/Ravnicaへの侵攻を開始したボーラス。戦場にある他のプレインズウォーカーの忠誠度能力を得る常在型能力、アドバンテージ獲得能力、クリーチャーかプレインズウォーカーの除去能力、対戦相手の敗北条件能力を持つ。
- 常在型能力
- 他のプレインズウォーカーの忠誠度能力を全て兼ね備えることができる、「プレインズウォーカーの灯を奪う」ストーリーに沿った能力。
- ただしボーラス固有の忠誠度能力がどれも高性能なので、これを使う場面は構築はもちろん、リミテッドであっても限定的。また、対戦相手が強力なプレインズウォーカーをコントロールしている場合は-3能力ですぐ除去した方が良い場面も多い。
- 一度に+2以上できる忠誠度能力や、エンチャント・アーティファクトを除去できる能力、マイナスが3以下の除去、少なめの忠誠度で起動できる奥義、重ねがけすることに意味のある能力など、ボーラスにできない能力を持ったプレインズウォーカーと同時採用すれば活かしやすい。
- +1能力
- 破滅の刻の責め苦サイクルを思わせる、多角的な除去+ドロー。
- 差し引きで2枚のカード・アドバンテージを得られる能力。多人数戦だとさらに得られるアドバンテージが増える。
- 対戦相手に広い選択権があるため、狙ったパーマネントや手札を除去することは困難だが、追放により死亡誘発や墓地からの回収を許さない点は心強い。
- 5マナプレインズウォーカーの忠誠度プラス能力としては2枚のアドバンテージは異例の多さで、ボーラスを戦場に維持しているだけでじわじわとアドバンテージ差を広げられるだろう。
- -3能力
- クリーチャーまたはプレインズウォーカーの破壊。戦慄掘り/Dreadbore相当の能力。
- 消費忠誠度が-3と多いため、対象やタイミングはよく考えたい。基本的に使わないで済むなら使いたくない能力である。どうしても落としたい回避能力持ちや厄介なプレインズウォーカーを除去していくことになるだろうか。
- また、この能力で伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを能動的に除去していけるため、奥義の下地作りにもなる。
- -8能力
- 伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをコントロールしていない対戦相手を問答無用で敗北させる奥義。
- リミテッドではかなりの脅威になり得るが、灯争大戦にはアンコモンにもプレインズウォーカーが多数いるため条件を満たせない場面も少なくない。+1能力と-3能力で十分に対戦相手を締め上げてから使うことになるだろう。
- 他のプレインズウォーカーの奥義に比べて、条件を満たせなかった場合は何も起きないことに注意が必要。瞬速持ちの艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mage等に計算を狂わされないようにしたい。
+1能力が特に強力である。他の能力は悪くはないが可能であれば使いたくない程度のコストパフォーマンスであるため、うまくコピー能力を活かしたり、他のプレインズウォーカーを活用したい。 また単体で全体除去やトークン生成能力を持たないため単体での形勢逆転も難しい。あくまでも有利〜互角のシチュエーションで力を発揮するカードである。 しかしコントロールにとって相当の魅力を持ったカードであることは間違いなく、灯争大戦参入後からスタンダードのグリクシス・ボーラスで試されている。
リミテッドでは強力無比の一言であるが、黒トリプルシンボル含む色マナ5つの色拘束が大きな障害となる。維持できれば容易に優勢を作れるカードであるため、火想者の器/Firemind Vesselやギルド球/Guild Globeを使って3色目をタッチするだけの価値はある。
- 2019年のSan Diego Comic Conの会場でAdam Paquetteによる新規イラストのSDCCプロモーション・カードが限定販売された[1]。
[編集] ルール
- 常在型能力
- これにより、他のプレインズウォーカーが能力を失うことはない。
- 他のプレインズウォーカーが持つ常在型能力や誘発型能力、あるいは忠誠度能力でない起動型能力を得ることはない。
- ボーラスがいくつの忠誠度能力を持っていたとしても、各ターンに起動できる忠誠度能力は1つのみである。
- 忠誠度能力がカード名を用いてそのカード自身を参照している場合、ボーラスが得たその能力は、それが「龍神、ニコル・ボーラス」を参照しているかのように扱う。
- 例:戦場に敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemageがいて、ボーラスがヤヤ由来の-2能力を起動したなら、ダメージの発生源はボーラスである。
- ボーラスが一組の関連している能力を得たなら、それらの能力は関連しているが、ボーラスが持つ他の能力と関連することはない(CR:607.5)。
- 例:戦場に悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverがいる場合、アショク由来の+2能力で追放したカードをアショク由来の-X能力で参照することはできるが、ボーラスが元々持つ+1能力で追放したカードを参照することはできない。
- +1能力
- -8能力
[編集] 関連カード
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
- プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker
- 王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh
- 欺瞞の主、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Deceiver
- 破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager - 覚醒の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Arisen
- 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
[編集] ストーリー
ラヴニカ/Ravnicaにて、神の如き力を取り戻すための計画をいよいよ実行に移したニコル・ボーラス/Nicol Bolas。不滅の太陽/The Immortal Sunを用いて多数のプレインズウォーカー/Planeswalkerをラヴニカに閉じ込め、次元橋/Planar Bridgeで移送した永遠衆/Eternalを用いてプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを収穫し始めた。
詳細はニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)を参照。
[編集] 参考
- ↑ Magic: The Gathering's Comic-Con Exclusive Brings Forth Gods, Dragons, and Dragon Gods(ニュースサイト「GIZMODO」 2019年6月26日)