遷延する幻影/Lingering Phantom
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+ | *[[墓地にある間に機能する能力を持つカード]] | ||
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]] |
2018年5月5日 (土) 18:52時点における最新版
Lingering Phantom / 遷延する幻影 (5)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、あなたは(黒)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたの墓地から遷延する幻影をあなたの手札に戻す。(歴史的とは、アーティファクトと伝説と英雄譚(Saga)のことである。)
5/4黒によく現れる、条件付きで墓地から回収できる系統のクリーチャー。これは歴史的な呪文を唱え、黒マナを支払うことで手札に戻ってくる。
なかなかのサイズを誇るが戦場では実質バニラであり、重さのわりに回避能力や除去耐性もなく戦場を支配するパワーに欠けるため、構築でこれを主力として運用するのは難しいだろう。追加の呪文を唱えマナをその都度支払う必要があり、コンボへの利用も困難。
リミテッドではさすがに自由自在に回収とはいかないが、このサイズのクリーチャーが何度も出てくるのは看過できない。膠着しやすい地上を、自身が討ち取られるのも厭わず殴りに行ける点は頼もしい。それ自体が歴史的であり、同時に自身の突破力の低さを補える装備品は特に相性が良いと言える。シングルシンボルなので多色デッキでも使いやすく、歴史的なカードの枚数次第では活躍が期待できる。ただし祝福の光/Blessed Lightや中略/Syncopateといったコモン追放カードが存在することは留意しておきたい。