死亡誘発
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*[[神河ブロック]]の[[スピリット]]や[[アラーラの断片]]の[[クリーチャー]]は多くこれを持っている。[[転生]]はその典型。 | *[[神河ブロック]]の[[スピリット]]や[[アラーラの断片]]の[[クリーチャー]]は多くこれを持っている。[[転生]]はその典型。 | ||
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール改正により、生け贄に捧げる[[起動コスト]]の起動型能力を持つクリーチャーでは、[[戦闘ダメージ]]を与えつつ[[能力]]を起動する(いわゆる[[当て逃げ]])ことが不可能になった。そのため、それができる死亡誘発持ちクリーチャーは相対的に地位が向上したといえるだろう。 | *[[基本セット2010]]発売に伴うルール改正により、生け贄に捧げる[[起動コスト]]の起動型能力を持つクリーチャーでは、[[戦闘ダメージ]]を与えつつ[[能力]]を起動する(いわゆる[[当て逃げ]])ことが不可能になった。そのため、それができる死亡誘発持ちクリーチャーは相対的に地位が向上したといえるだろう。 | ||
+ | *[[新世界秩序]]において、'''レンズ状'''/''Lenticular''のカードの好例として挙げられている。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | *死亡誘発は「[[戦場を離れる|戦場を離れた]] | + | *死亡誘発は「[[戦場を離れる|戦場を離れた]]ときの能力」であるため、通常の誘発と違いイベントが起こる直前の状況から能力が誘発するかどうか決まる({{CR|603.10}})。具体的には以下の様な例が起こる。 |
− | ** | + | **死亡誘発は、クリーチャーが死亡したときにそのクリーチャーを[[コントロール]]していたプレイヤーの[[コントロール]]で誘発する。[[オーナー]]かどうかは関係ない。 |
**自身以外のクリーチャーの死亡で誘発する死亡誘発([[血の芸術家/Blood Artist]]など)は、それを持っているクリーチャーと他のクリーチャーが同時に死亡した時も誘発する。 | **自身以外のクリーチャーの死亡で誘発する死亡誘発([[血の芸術家/Blood Artist]]など)は、それを持っているクリーチャーと他のクリーチャーが同時に死亡した時も誘発する。 | ||
**[[クローン/Clone]]などで死亡誘発を持っているクリーチャーをコピーしていた場合、その死亡誘発は誘発する。 | **[[クローン/Clone]]などで死亡誘発を持っているクリーチャーをコピーしていた場合、その死亡誘発は誘発する。 | ||
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*[[トークン]]が死亡しても死亡誘発は誘発する。 | *[[トークン]]が死亡しても死亡誘発は誘発する。 | ||
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+ | *[[カワセミ/Kingfisher]] - PIG誘発でカードを引けるクリーチャーのリスト | ||
+ | **[[繁殖力/Fecundity]] - 他のパーマネントが墓地に置かれる度にカードを引けるパーマネントのリスト | ||
+ | **[[遺贈/Bequeathal]] - [[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]したクリーチャーにカードを引くPIG能力を付与する[[オーラ]]のリスト | ||
+ | *[[イボ眼の魔女/Warteye Witch]] - 他のパーマネントが墓地に置かれる度に[[ライブラリー操作]]を行えるパーマネントのリスト | ||
+ | *[[ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist]] - PIG誘発で[[火力]]を飛ばすクリーチャーのリスト | ||
+ | **[[ただれたゴブリン/Festering Goblin]] - PIG誘発でマイナス[[修整]]をするクリーチャーのリスト | ||
+ | **[[血の芸術家/Blood Artist]] - 他のパーマネントが墓地に置かれる度に対戦相手の[[ライフ]]を削れるパーマネントのリスト | ||
+ | *[[無数のゴキブリ/Endless Cockroaches]] - PIG誘発で[[手札]]に戻ってくるクリーチャーのリスト | ||
+ | **[[墓いらずのゾンビ/Gravebane Zombie]] - PIG誘発で[[ライブラリー]]に戻ってくるクリーチャーのリスト | ||
+ | **[[まやかしの死/False Demise]] - エンチャントしたクリーチャーに戦場に戻るPIG能力を付与するオーラのリスト | ||
+ | *[[ルフ鳥の卵/Rukh Egg]] - PIG誘発で強化されたクリーチャーとして戦場に出るクリーチャーのリスト | ||
+ | **[[腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator]] - 他のパーマネントが墓地に置かれる度にクリーチャー・トークンを[[生成]]するパーマネントのリスト | ||
+ | **[[象の導き/Elephant Guide]] - エンチャントしたクリーチャーにクリーチャー・トークンを生成するPIG能力を付与するオーラのリスト | ||
+ | **[[ウルヴェンワルドの謎/Ulvenwald Mysteries]] - 他のパーマネントが墓地に置かれる度に[[アーティファクト]]・トークンを生成するパーマネントのリスト | ||
+ | *[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]] - 他のパーマネントが墓地に置かれる度に[[+1/+1カウンター]]を得るパーマネントのリスト | ||
+ | *[[ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari]] - 単なる死亡でなく、[[生け贄]]を捧げるたびに誘発する能力を持つパーマネントのリスト | ||
+ | **[[葬儀甲虫/Mortician Beetle]] - 生け贄を捧げるたびに+1/+1カウンターを得るパーマネントのリスト | ||
==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/英語オラクル|"put into a graveyard from the battlefield"}} | *{{WHISPER検索/英語オラクル|"put into a graveyard from the battlefield"}} | ||
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|死亡したとき}} | *{{WHISPER検索/カードテキスト|死亡したとき}} | ||
*[[PIG]] | *[[PIG]] | ||
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*[[領域変更誘発]] | *[[領域変更誘発]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
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2024年8月12日 (月) 05:54時点における最新版
死亡誘発(Death Trigger)は戦場から墓地に置かれたとき誘発する誘発型能力。
Alabaster Dragon / 純白のドラゴン (4)(白)(白)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
純白のドラゴンが死亡したとき、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
Disciple of the Vault / 大霊堂の信奉者 (黒)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
アーティファクトが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび、対戦相手1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは1点のライフを失う」ことを選んでもよい。
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[編集] 解説
元はR&D用語で、公式記事等ではで死亡誘発と訳される。よく似たメカニズムを表す略称にPIGがある。
自身を生け贄に捧げることで起動する起動型能力と比べると、単体では好きなタイミングに使用できないという点ではデメリットだが、戦闘で倒れたときや他のパーマネントの生け贄を要求するカードのコストに充てたときにも効果を得られる点ではメリットである。
ライフが危なくなったときに、いつでもライフに換えられる点ではボトルのノームの方が有利である。一方、護衛する自動機械の場合はアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarでマナを得つつ回復したり、戦闘やゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentでダメージを与えつつ回復したりといったことが可能である。
- 神河ブロックのスピリットやアラーラの断片のクリーチャーは多くこれを持っている。転生はその典型。
- 基本セット2010発売に伴うルール改正により、生け贄に捧げる起動コストの起動型能力を持つクリーチャーでは、戦闘ダメージを与えつつ能力を起動する(いわゆる当て逃げ)ことが不可能になった。そのため、それができる死亡誘発持ちクリーチャーは相対的に地位が向上したといえるだろう。
- 新世界秩序において、レンズ状/Lenticularのカードの好例として挙げられている。
[編集] ルール
- 死亡誘発は「戦場を離れたときの能力」であるため、通常の誘発と違いイベントが起こる直前の状況から能力が誘発するかどうか決まる(CR:603.10)。具体的には以下の様な例が起こる。
- 死亡誘発は、クリーチャーが死亡したときにそのクリーチャーをコントロールしていたプレイヤーのコントロールで誘発する。オーナーかどうかは関係ない。
- 自身以外のクリーチャーの死亡で誘発する死亡誘発(血の芸術家/Blood Artistなど)は、それを持っているクリーチャーと他のクリーチャーが同時に死亡した時も誘発する。
- クローン/Cloneなどで死亡誘発を持っているクリーチャーをコピーしていた場合、その死亡誘発は誘発する。
- 蛙変化/Turn to Frogなどで能力を失っていた場合、そのクリーチャー自身が持っていた死亡誘発は誘発しない。
- トークンが死亡しても死亡誘発は誘発する。
[編集] 関連カード
- カワセミ/Kingfisher - PIG誘発でカードを引けるクリーチャーのリスト
- 繁殖力/Fecundity - 他のパーマネントが墓地に置かれる度にカードを引けるパーマネントのリスト
- 遺贈/Bequeathal - エンチャントしたクリーチャーにカードを引くPIG能力を付与するオーラのリスト
- イボ眼の魔女/Warteye Witch - 他のパーマネントが墓地に置かれる度にライブラリー操作を行えるパーマネントのリスト
- ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist - PIG誘発で火力を飛ばすクリーチャーのリスト
- ただれたゴブリン/Festering Goblin - PIG誘発でマイナス修整をするクリーチャーのリスト
- 血の芸術家/Blood Artist - 他のパーマネントが墓地に置かれる度に対戦相手のライフを削れるパーマネントのリスト
- 無数のゴキブリ/Endless Cockroaches - PIG誘発で手札に戻ってくるクリーチャーのリスト
- 墓いらずのゾンビ/Gravebane Zombie - PIG誘発でライブラリーに戻ってくるクリーチャーのリスト
- まやかしの死/False Demise - エンチャントしたクリーチャーに戦場に戻るPIG能力を付与するオーラのリスト
- ルフ鳥の卵/Rukh Egg - PIG誘発で強化されたクリーチャーとして戦場に出るクリーチャーのリスト
- 腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator - 他のパーマネントが墓地に置かれる度にクリーチャー・トークンを生成するパーマネントのリスト
- 象の導き/Elephant Guide - エンチャントしたクリーチャーにクリーチャー・トークンを生成するPIG能力を付与するオーラのリスト
- ウルヴェンワルドの謎/Ulvenwald Mysteries - 他のパーマネントが墓地に置かれる度にアーティファクト・トークンを生成するパーマネントのリスト
- サディスト的喜び/Sadistic Glee - 他のパーマネントが墓地に置かれる度に+1/+1カウンターを得るパーマネントのリスト
- ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari - 単なる死亡でなく、生け贄を捧げるたびに誘発する能力を持つパーマネントのリスト
- 葬儀甲虫/Mortician Beetle - 生け贄を捧げるたびに+1/+1カウンターを得るパーマネントのリスト