パーティ・クラッシャー/Party Crasher

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|カードテキスト=速攻<br>各対戦相手のターン、各戦闘で1回、あなたはパーティ・クラッシャーで攻撃してよい。<br>透かし:[[ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers]]
 
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他所の[[戦闘|パーティ]]だろうと構わずに乱入する[[ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers]]の[[ゴブリン]]・[[狂戦士]]。
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他所の[[戦闘|パーティ]]だろうと構わずに乱入する[[ゴブリン]]・[[狂戦士]]。
  
破天荒な[[ルール文章]]に対して、実際は対戦相手の攻勢を見てから隙を突くように[[攻撃]]できるテクニカルな[[クリーチャー]]。とはいえ[[能力]]上単独で攻撃することになるので、[[+1/+1カウンター]]や[[公式研究衣/Proper Laboratory Attire]]などの[[強化]]が欲しいところ。
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破天荒な[[ルール文章]]に対して、実際は[[対戦相手]]の[[アタッカー]]指定を確認してから、その隙を突くように[[攻撃]]できるテクニカルな[[クリーチャー]]。とはいえ[[能力]]上単独で攻撃することになるので、[[+1/+1カウンター]]や[[公式研究衣/Proper Laboratory Attire]]などの[[強化]]が欲しいところ。
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*パーティ・クラッシャーとは、(SNS上の情報などを元に)他人のパーティに勝手に押しかけ、破壊活動を行う者のこと。欧米では社会問題になったこともある。
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**6年後の[[エルドレインの森]]では、この二つ名を関する[[伝説のクリーチャー]]として[[パーティー破り、アッシュ/Ash, Party Crasher]]が登場した。
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*[[警戒]]を付与することで、自分の[[ターン]]にも相手のターンにも攻撃することができる。それこそ[[フレーバー・テキスト]]のように、休みなくパーティをかき回すことが出来るが、[[Unstable]]にはクリーチャーに恒久的に警戒を付与する手段がないのが残念。
  
 
*[[フレイバーテキスト]]は[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]のパロディ。
 
*[[フレイバーテキスト]]は[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]のパロディ。
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==ルール==
 
==ルール==
*[[対戦相手]]の[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]で対戦相手が[[攻撃クリーチャー]]を指定した後、あなたはパーティ・クラッシャーを攻撃クリーチャーとして指定できる。もちろんパーティ・クラッシャーは[[アンタップ状態]]でなければならないし、攻撃の結果として[[タップ]]される。
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*[[対戦相手]]の[[ターン]]に[[攻撃]]する」とは、「対戦相手の[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]で(対戦相手が[[攻撃クリーチャー]]を指定した後に)パーティ・クラッシャーを攻撃クリーチャーとして指定できる」という意味である。対戦相手は、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]に(あなたが[[ブロック・クリーチャー]]を指定した後に)パーティ・クラッシャーへのブロック・クリーチャーを指定する。
*[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]では、あなたが[[ブロック・クリーチャー]]を指定した後に、攻撃されている対戦相手がパーティ・クラッシャーへのブロック・クリーチャーを指定する。[[警戒]]でアンタップ状態のままであり[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]条件を満たしているなら、攻撃クリーチャーでパーティ・クラッシャーをブロックすることも可能。同様にパーティ・クラッシャーが攻撃しながらブロックすることも可能である。
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**もちろんパーティ・クラッシャーは[[アンタップ状態]]でなければ攻撃できないし、攻撃の結果として[[タップ]]される。また同様に、それに対する[[ブロッカー]]はアンタップ状態のクリーチャーでなければならない。
*[[戦闘ダメージ・ステップ]]では、パーティ・クラッシャーの[[戦闘ダメージ]]は他のクリーチャーとすべて同時に与えられる。攻撃とブロックを同時にしているクリーチャーがいる場合、それぞれの相手から戦闘ダメージを与えあうことになる。
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**その際、[[警戒]]持ちのクリーチャーや[[インスタント・タイミング]]でアンタップする[[効果]]などを用いることで、攻撃クリーチャーが攻撃しながらパーティ・クラッシャーを[[ブロック]]することが可能。同様にパーティ・クラッシャーに警戒を与えれば攻撃しながらブロックすることも可能である。
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***パーティ・クラッシャーを「あるクリーチャーをブロックしながら同じクリーチャーにブロックされる」という複雑な状態にすることもできる。
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*[[戦闘ダメージ・ステップ]]では、パーティ・クラッシャーの[[戦闘ダメージ]]は他のクリーチャーと同様に同時に与えられる。攻撃とブロックを同時にしているクリーチャーがいる場合、それぞれの役割で[[パワー]]分の戦闘ダメージを割り振る<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/168290237333/in-regards-to-the-question-about-party-crasher-we Mark RosewaterのBlog]</ref>ので、いつもより2倍働くことになる。
 
*[[多人数戦]]では、条件を満たすなら各対戦相手の[[ターン]]でパーティ・クラッシャーで攻撃することも可能。メインの[[プレイヤー]]の攻撃先とは関係ない対戦相手を攻撃してもよい。
 
*[[多人数戦]]では、条件を満たすなら各対戦相手の[[ターン]]でパーティ・クラッシャーで攻撃することも可能。メインの[[プレイヤー]]の攻撃先とは関係ない対戦相手を攻撃してもよい。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/unstable-faqawaslfaqpaftidawabiajtbt-2017-11-22 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0029957/ 『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集](News 2017年11月22日)
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[アンコモン]]

2023年9月21日 (木) 21:53時点における最新版


パーティ・クラッシャー/Party Crasher (4)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン・狂戦士

速攻
各対戦相手のターン、各戦闘で1回、あなたはパーティ・クラッシャーで攻撃してよい。
透かし:ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers

3/3


他所のパーティだろうと構わずに乱入するゴブリン狂戦士

破天荒なルール文章に対して、実際は対戦相手アタッカー指定を確認してから、その隙を突くように攻撃できるテクニカルなクリーチャー。とはいえ能力上単独で攻撃することになるので、+1/+1カウンター公式研究衣/Proper Laboratory Attireなどの強化が欲しいところ。

  • 警戒を付与することで、自分のターンにも相手のターンにも攻撃することができる。それこそフレーバー・テキストのように、休みなくパーティをかき回すことが出来るが、Unstableにはクリーチャーに恒久的に警戒を付与する手段がないのが残念。
"No rest. No mercy. No reservations."
休息なし。加減なし。予約なし。

[編集] ルール

  • 対戦相手ターン攻撃する」とは、「対戦相手の攻撃クリーチャー指定ステップで(対戦相手が攻撃クリーチャーを指定した後に)パーティ・クラッシャーを攻撃クリーチャーとして指定できる」という意味である。対戦相手は、ブロック・クリーチャー指定ステップに(あなたがブロック・クリーチャーを指定した後に)パーティ・クラッシャーへのブロック・クリーチャーを指定する。
    • もちろんパーティ・クラッシャーはアンタップ状態でなければ攻撃できないし、攻撃の結果としてタップされる。また同様に、それに対するブロッカーはアンタップ状態のクリーチャーでなければならない。
    • その際、警戒持ちのクリーチャーやインスタント・タイミングでアンタップする効果などを用いることで、攻撃クリーチャーが攻撃しながらパーティ・クラッシャーをブロックすることが可能。同様にパーティ・クラッシャーに警戒を与えれば攻撃しながらブロックすることも可能である。
      • パーティ・クラッシャーを「あるクリーチャーをブロックしながら同じクリーチャーにブロックされる」という複雑な状態にすることもできる。
  • 戦闘ダメージ・ステップでは、パーティ・クラッシャーの戦闘ダメージは他のクリーチャーと同様に同時に与えられる。攻撃とブロックを同時にしているクリーチャーがいる場合、それぞれの役割でパワー分の戦闘ダメージを割り振る[1]ので、いつもより2倍働くことになる。
  • 多人数戦では、条件を満たすなら各対戦相手のターンでパーティ・クラッシャーで攻撃することも可能。メインのプレイヤーの攻撃先とは関係ない対戦相手を攻撃してもよい。

[編集] 参考

  1. Mark RosewaterのBlog
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