執拗なネズミ/Relentless Rats
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− | + | [[霊気の薬瓶/Aether Vial]]や[[捨て身の研究/Desperate Research]]などもサポートとしては便利。[[織端の石/Thrumming Stone]]とは抜群の相性を誇り、同時に[[伏魔殿/Pandemonium]]や[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]もあれば即座に[[ゲーム]]を決めることも可能だろう。 | |
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− | *[[ | + | **[[マスターズ25th]]では新規{{Gatherer|id=442343}}と共に念願のコモン収録。[[鼠狩り/Ratcatcher]]や[[残響する勇気/Echoing Courage]]など[[シナジー]]を形成するカードも収録されている。 |
+ | **[[ブルームバロウ]]では[[スペシャルゲスト]]として[[神話レア]]、新規イラストでの収録。[[次元]]の設定に合わせて[[アニマルフォーク/Animalfolk]]の姿で描かれている。ネズミへのサポートが手厚いリミテッドとはなっているものの、出現率の低さからリミテッド性能はお察し。 | ||
+ | *後年には同様の能力を持つ別のカードも登場している。一覧は[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード]]を参照。 | ||
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+ | *2番目の能力は、[[ゲーム]]開始前のデッキ構築のルール(すなわち、ゲームを正常に開始できるかどうか)にだけ影響する。ゲームが始まれば実質的に意味はない。例えば、5体以上[[戦場]]に存在しているときに[[謙虚/Humility]]などでこの能力を失っても、(5体以上戦場に存在することに起因することは)何も起こらない。 | ||
+ | **これは「デッキ」はゲームが開始すると「[[ライブラリー]]」となり、「[[サイドボード]]」は「[[ゲームの外部]]のカード」となるため。4枚制限ルールはあくまで「デッキ」に対して適用されるものであり、「ライブラリーの中に同名カードを5枚以上入れてはならない」というルールは存在しない。 | ||
+ | *4枚制限ルールは[[メインデッキ]]とサイドボードを合わせて適用される({{CR|100.4a}})ため、この能力によりサイドボードに対しても4枚制限がなくなる。望むなら、サイドボードにこのカードを5枚以上(15枚全部でも)入れてもよい。メインデッキとサイドボードとあわせて5枚以上に(たとえば、メイン3枚、サイド2枚のように)なっても問題ない。 | ||
+ | *{{CR|113.6n}}により、この能力は[[総合ルール]]だけでなく他の文書で設定されている各[[フォーマット]]の枚数上限設定も(それが[[制限カード|制限]]や[[禁止カード|禁止]]になっていなければ)無視できる。よってこのカードは[[統率者戦]]でも同一のデッキに2枚以上使用できる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[アンコモン]] | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[アンコモン]] |
+ | *[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:スペシャルゲスト#ブルームバロウ]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード | ||
+ | *[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]] |
2024年8月16日 (金) 14:01時点における最新版
Relentless Rats / 執拗なネズミ (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
執拗なネズミは、戦場に出ている他の《執拗なネズミ/Relentless Rats》という名前のクリーチャー1体につき、+1/+1の修整を受ける。
1つのデッキに《執拗なネズミ/Relentless Rats》という名前のカードを望む枚数だけいれることができる。
疫病ネズミ/Plague Ratsのリメイク版。疫病ネズミ同様、同じカード名のクリーチャーが集まることで強化されるが、これは4枚制限ルールを無視する能力によって際限なく強化することが可能。ミラディン・ブロックのルールの破壊ぶりを象徴するカードの1枚である。
デッキに執拗なネズミが多ければ多いほど強化されるため、極端な話、執拗なネズミと沼/Swampだけのデッキを作ることも出来る。この場合安定性はピカイチで、展開すれば驚異的なサイズに育つだろうが、ロボトミー/Lobotomyや頭蓋の摘出/Cranial Extraction、不同の力線/Leyline of Singularityなど絶望的な天敵や対処できない状況が多すぎるので、手札破壊など多少のサポートを採用したほうがいいだろう。
霊気の薬瓶/Aether Vialや捨て身の研究/Desperate Researchなどもサポートとしては便利。織端の石/Thrumming Stoneとは抜群の相性を誇り、同時に伏魔殿/Pandemoniumやヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaもあれば即座にゲームを決めることも可能だろう。
- ド派手なルール文章ながら、三度に渡り基本セットに収録されている。マジックの黄金律である「カードはルールに勝つ」を初心者に強く理解させるカードであるためだろうか。
- アンコモンなので10枚20枚と集めるのは結構つらい。コモンなら執拗なネズミデッキももっと隆盛したかもしれない。
- コモンだった場合リミテッドでの影響が気になるところだが、元々4枚制限の無いリミテッドではこのカードは重い筋力スリヴァー/Sinew Sliverや森林群れの狼/Timberpack Wolfのようなものであり、それらがコモンで登場していることを考えれば懸念するほどの影響は無いと考えられる。
- マスターズ25thでは新規イラストと共に念願のコモン収録。鼠狩り/Ratcatcherや残響する勇気/Echoing Courageなどシナジーを形成するカードも収録されている。
- ブルームバロウではスペシャルゲストとして神話レア、新規イラストでの収録。次元の設定に合わせてアニマルフォーク/Animalfolkの姿で描かれている。ネズミへのサポートが手厚いリミテッドとはなっているものの、出現率の低さからリミテッド性能はお察し。
- 後年には同様の能力を持つ別のカードも登場している。一覧は4枚制限ルール#4枚制限を無視するカードを参照。
[編集] ルール
- 2番目の能力は、ゲーム開始前のデッキ構築のルール(すなわち、ゲームを正常に開始できるかどうか)にだけ影響する。ゲームが始まれば実質的に意味はない。例えば、5体以上戦場に存在しているときに謙虚/Humilityなどでこの能力を失っても、(5体以上戦場に存在することに起因することは)何も起こらない。
- 4枚制限ルールはメインデッキとサイドボードを合わせて適用される(CR:100.4a)ため、この能力によりサイドボードに対しても4枚制限がなくなる。望むなら、サイドボードにこのカードを5枚以上(15枚全部でも)入れてもよい。メインデッキとサイドボードとあわせて5枚以上に(たとえば、メイン3枚、サイド2枚のように)なっても問題ない。
- CR:113.6nにより、この能力は総合ルールだけでなく他の文書で設定されている各フォーマットの枚数上限設定も(それが制限や禁止になっていなければ)無視できる。よってこのカードは統率者戦でも同一のデッキに2枚以上使用できる。